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コラム
<投資/資産形成>
物価高、お金の使い方の見直し時?
物価上昇に関するアンケート

エネルギーや原材料などの価格高騰や円安などが原因とされる昨今の物価高。それに伴い、「生活が苦しい」といった声も聞こえるようになりました。お金の使い方について、改めて考え直さなければならない時期なのかもしれません。
今回は「くらし情報コラム」に来訪された方を対象に、2024年7月25日(木)~8月2日(金)にかけて、「物価上昇に関するアンケート」を実施し736人の方から回答をいただきました。物価高への対策を考えている方は、ぜひ、参考にしてください。

調査時期:2024年7月25日〜8月2日
調査対象:くらし情報コラム来訪者
有効回答数:736件
調査方法:Webサイト・くらし情報コラム上のアンケート

POINT 01 物価高を実感している方は98.6%も!

Q1.物価高を実感していますか?(単一回答)

まず、率直に「物価高を実感していますか?」という質問をしたところ、「とても実感している」と「実感している」を合わせ、物価高を実感していると答えた方は98.6%に及び、ほとんどの方が物価高を実感しているという結果に。

Q2.物価の上昇を最も感じたのはどのような費目ですか?(複数回答)

続いて、「物価の上昇を“最も”感じたのはどのような費目ですか?」という質問については、「内食費(自宅の食費)」「光熱費(水道・ガス・電気)」に続き、「外食費(飲み会代など)」挙げられました。また、「自動車の維持費(ガソリン代など)」については、3大都市圏(東京圏・大阪圏・名古屋圏)以外の方が多く回答していました。いずれも生活に欠かせない費目であり、価格の変動が家計に影響を及ぼしやすいものです。

POINT 02 物価高の中でも、支出を減らしにくい費用とは?

Q3.物価高の影響を受けて、ご自身のお金の使い方や資産価値に変化はありましたか?(単一回答)

「物価高の影響を受けて、ご自身のお金の使い方や資産価値に変化はありましたか?」という質問に対して、56.3%の方が「あった」と答えました。つまり、お金の使い方に気を付けるようになった、という方が半数以上を占めたことになります。具体的には「旅行の回数を減らした」「外食の回数を減らした」などが挙げられました。

支出を減らすことも物価高への対策として重要ですが、その一方で、「これだけはどうしても削れない」というものもあるでしょう。「物価が上がっても、これだけは削れないという費用」はどのようなものか質問した結果、次のような回答が得られました。

Q4.「物価が上がっても、これだけは削れない」というのはどのような費用ですか?(複数回答)

最も多かったのが「光熱費(水道・ガス・電気)」といった固定費でした。光熱費を抑えるのは難しく、これらを抑えることによって生活する上での不便が生じるかもしれません。また、暑さが厳しい夏にエアコンを我慢してしまうと、熱中症などのリスクもあります。次に「医療費」、そして「内食費(自宅の食費)」が挙げられています。医療費や食費を削れば健康不安などにつながりますし、生活の質を落としかねないものであるため、削減が難しいと感じる方が多いのもよく理解できます。

POINT 03 物価高の中「お金を増やす」対策を取る方も

では、具体的にどのような費目でお金の使い方を変えることができているのでしょうか。「物価高への対策として、具体的に取り組んでいることを教えてください」という質問には、次のような回答が多く見られました。

  • ・食費削減の工夫
    食品ロスを減らす、買いだめをしない、外食の回数を減らして自炊する、安く買える店を探す
  • ・光熱費削減の工夫
    光熱費に無駄がないか見直す、省エネを意識する(新しい家電を購入する・オール電化にするなど)

どうしても削れないという回答も多かった食費や光熱費ですが、それでも工夫して削減しようとしている方々が多く見られました。その他、「旅行を控える」「被服費を抑える」「本当に必要なものかよく考えて購入する」「買い物の機会を減らす」といった節約方法に多くの方が取り組まれているようです。

また、「支出を減らす」という方向性ではなく、異なる方法で物価高への対策をしようとしている方々も見られました。

  • ・収入を増やす
  • ・ポイントをためて活用する、クーポンを使う
  • ・資産運用(株、外貨、NISA、投資信託、不動産活用)を行う

以上のように、「お金を増やしていく」ということを視野に入れる方が104人いました。
特に、資産運用については取り組んでいる方が66人おり、「物価の上昇に伴って金融価値が上がりそうなものへの投資」など、物価の上昇をチャンスと考え方もいました。

POINT 04 資産運用で物価高への対策を

今回のアンケートでは、多くの方にとって節約だけでは物価高への対策に限界があることが分かりました。また、「生活を楽しみたいので何もしない」という回答もあり、節約が今の生活の楽しみ自体を減らしてしまうかもしれないことを考えれば、「資産運用」はある意味、生活スタイルを変えずに物価高への対策できる、バランスのよい方法だといえるかもしれません。

ただし、資産運用は思いついたからすぐできる、というものではありません。基礎知識を構築した上で、今後どのように運用していけばいいのかを見極めるだけの情報や予測能力が必要です。資産運用にはリスクもあり、場合によっては今よりも資産を減らしてしまうことにもなりかねません。大切な資産を失わないよう、プロの力も頼るようにしましょう。

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※掲載の情報は2024年9月時点のものです。内容は変わる場合がございますので、ご了承ください。

写真:Getty Images

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