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- 事例紹介 04 [リノベーション・リフォーム]
1階LDK全体を大胆にリフォーム。
家族が自然に集える一体型の快適空間へ



- リフォーム
- 戸建て
- 畳コーナー

- 施主:ご夫妻+お子さま2人
- 建物所在地:広島県広島市
- 建物概要:軽量鉄骨造/リフォーム時期:築21年
リフォームを決めた経緯・理由は?
子どもが巣立つ前に、新しい空間で思い出をつくりたかった
建売で購入した住まいに、これまで少しずつ手を入れてきました。LDKのリフォームを思い描くようになったのは10年ほど前からです。もう少し先でもいいと思っていましたが、息子たちが高校生になり、4人で一緒に暮らす時間はあと10年もないだろうと思ったのです。帰省した息子たちが「よその家に帰ってきたみたい」と感じるのは残念ですし、彼らが家にいるうちにと決断しました。
工事中の愛犬2頭の居場所が気がかりでしたが、大和ハウスリフォームさんに相談して、自宅の2階を使えば問題ないと分かり、安心して具体的に話を進めていきました。

リフォームでこだわった点は?
キッチンを明るい南側へ。北側には畳コーナーを新設
特にこだわったのは、カウンターキッチンと小上がりの畳コーナーです。キッチンはもともと1階の北側にあって壁付けでしたが、カウンター付きの対面キッチンにしたいという強い思いがありました。料理をしながらカウンター越しに会話ができる、割烹料理店のようなイメージです。
大和ハウスリフォームさんからは、キッチン位置は北側のまま背面にカウンターを設置し対面式にする案と、キッチン位置を大胆に移動させる2案を提案いただきました。キッチン位置を大胆に移動させる現在の案を見た時は「こんな考え方もあるのか!」と本当に驚きました。圧倒的に使いやすく、家族が集まりやすい空間になると確信し、採用しました。設計担当の新谷さんがキッチンの幅や窓位置などを綿密に計算し、私たちの希望をかなえる最適なレイアウトを導き出してくださいました。
Before

After

LDKのポイントは?
暮らしの中心にキッチンを据え、LDK全体を開放的に
北側だったキッチン位置を南側に変更し、対面式のカウンターキッチンをつくったのが一番のポイントです。庭に面した掃き出し窓越しに自然の光が入って明るいし、1階全体を見渡すことができます。ダイニングテーブルを置かないので、その分空間が広く感じられます。
■キッチン・ダイニング
Before

After

キッチンの2方向を囲むようにカウンターを設置。高さはダイニングチェアとのバランスにこだわり、ミリ単位で調整して決定しました。
After

キッチンの背面には、家電をすっきり隠せる収納を。下がり天井と上下スライド扉が干渉しないように工夫しました。
After

キッチンの床には、水濡れに強い床材を採用しました。
Before

After

リビングは白樺の木をイメージしたアクセント壁と、明るい木目のフローリングで爽やかなイメージに。
畳コーナーのポイントは?
4.5畳の癒やしの空間。キッチンの北側に設けて正解
畳コーナーは当初リビングの南側にと考えていましたが、もともとキッチンがあった位置につくることになりました。北側の窓からちょうどいい風が入りますし、道路側(南)から離れているので、気兼ねなくくつろげる空間になったと思います。冬場はこたつのある暮らしを楽しんでいます。
まだ先の話ですが、年齢を重ねて階段の上り下りが難しくなったら、1階のみでも生活ができるという安心感も得られました。
After

小上がりになっているので、ちょっと腰掛けるのに便利。框の木材をキッチンカウンターとそろえて、統一感を演出しています。

高さを利用して引き出し収納も設置しました。クッションやひざ掛けなどを収納しておけます。
その他のリフォーム箇所は?
設備交換+αでわが家らしい遊び心を
浴室以外の水回り(トイレ・洗面室)をリフォームしました。居室のインテリアはシンプルでナチュラル系なので、トイレの壁紙は遊び心のある絵柄をセレクト。アンティーク風のペーパーホルダーもお気に入りです。
■トイレ
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After

■洗面室
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After

■リビング階段ドア

冷暖房効率を高めるため、階段に引き戸をつけました。
リフォーム後の暮らしの変化は?
1階に集まり、それぞれの時間を過ごす機会が増えた
妻:以前は自分の部屋にこもったりしてバラバラに過ごす時間が多かったのですが、今は1階のどこかで各自が好きなことをしながら、心地よく過ごすようになりました。リビングでテレビを見る人、畳コーナーで携帯を見る人、といった具合です。犬たちもその時々で気持ちいい場所を見つけて寝ています。訪ねてきた友人や両親は「以前と全然違う!すごいね!」と驚きの声を上げてくれます。私はキッチン作業をしながら1階全体を見渡せるし、リビングのテレビも見られるのがうれしいです。
夫:私は畳コーナーで二度寝するのが気持ちいいですね。日曜日の朝は畳コーナーで過ごす時間が増えました。妻と二人で晩酌を楽しむ時間が長くなったのは、料理をしながら会話ができるカウンターキッチンのおかげです。
リフォームを考えている人へのアドバイス
変化に合わせて、住まいをアップデートして快適に
家族が成長すれば快適に過ごせる住まいの形もおのずと変わってくるので、上手にアップデートしていきたいと思っています。
また、20年前と比べれば、建材の質や設備のお手入れのしやすさも大きく進歩しています。最新の設備を取り入れると、快適で安心な暮らしができると実感しました。リフォームを検討されている方には、ぜひ最新の情報を調べてみることをお勧めしたいです。

営業・設計担当者のコメント
一番のご要望だったカウンターキッチンをどのようにして実現するか、さまざまな角度から検討して2つのプランをご提案しました。ご予算の範囲でどこにどのようにお金をかけるか、どうすれば最もご満足いただけるのか考え、細かい部分まで気を抜かず、Uさまのこだわりにお応えできたと思います。
大和ハウス工業施工の建物にお住まいのお客さまですから、構造体の確かさや保証の充実などを具体的に実感していただきたいという思いがありました。ご夫妻の想像しておられた新しいわが家像を上回る空間が実現できて、リフォーム担当者としても、とてもうれしく思っています。

大和ハウスリフォーム株式会社 西日本支社
営業担当/中村 慎也
設計担当/新谷 友紀