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- 事例紹介 11 [売却]
解体予定だった社員寮を賃貸マンションに再生。
事業部・グループ会社の垣根を越えた連携で実現した不動産活用
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- 建物所在地:⼭梨県甲府市
- 建物概要:鉄筋コンクリート造 地上6 階建/築34 年/
総⼾数65 ⼾
借地関係が終了をむかえた土地所有者と建物所有企業お互いの困りごとを
当社の買い取りで解決
- ①土地所有者より、土地の再活用のご相談
- ②建物所有企業に建物を再活用することを前提に買い取りを提案
- ③建物と土地を当社が買い取ることにより完全所有権化
- ④建物を解体することなく当社がリノベーション(社員寮→賃貸マンション)
- ⑤新オーナーへ売却
土地所有者・建物所有企業・新オーナーの三者それぞれに価値をもたらす、「三方良し」のスキーム。
売却に関するご相談の内容は?
この建物は、甲府市に事業所を持つ企業の社員寮として34年間使われていました。ご相談者は、借地権付きの⼟地を企業に貸していた土地所有者の⽅。社員寮の廃⽌に伴い更地返還される予定の⼟地を売却したい、という内容でした。⼟地所有者の⽅も、企業側も、建物を解体する前提で動いておられ、⼀般的に考えても当然の流れだったと思います。
【土地所有者から相談を受けた営業】
山梨支店 集合住宅営業所
平井 一成
土地・建物の一棟買い取りに至った経緯は?
【建物を生かして土地活用を決めた営業】
山梨支店 住宅営業所
上野 真昌
当初、支店内では部⾨ごとに異なる活⽤案を模索していました。賃貸住宅やマンションなどを手掛ける集合住宅営業所は更地になった⼟地に新築の賃貸マンション建設を、住宅営業所は10区画ほどの住宅向けの分譲地としての販売を検討していました。
⼤きな転換点は、現地を視察した時のこと。予想していたよりも建物の状態が良く、外観・内装ともにきれいな印象を受けました。「まだまだ使える建物だ。これを⽣かさないのはもったいない」と確信し、解体ではなく建物を再⽣させる⽅針へと⼤きくかじを切りました。
改修後の運⽤に向けて、賃貸住宅の管理を行うグループ会社の⼤和リビングと綿密な連携を図り、利回りを⼊念にシミュレーション。約34㎡~37 ㎡ 1R・全65戸という構成です。当該エリアでは単⾝者向けの1R物件が少なく、⾼い⼊居需要が⾒込めると判断しました。⼤和リビングが⾏う⼊居者募集、そして⼀括借上システム※の導⼊によって、事業としての安定性を担保しました。
建物再⽣への⾒通しが⽴ち、⼟地所有者の⽅に「建物を残したまま⼟地を買い取りたい」と提案。同時に、社員寮を所有する企業に対しても、建物を⽣かす提案を伝えると、解体する費⽤負担がなく、⼤変喜んでいただけました。
その結果、最初のご相談を受けてから約3カ⽉後、⼟地・建物を⼀括で⼤和ハウス工業が買い取ることで合意に⾄りました。
※【賃貸住宅における一括借上に関する注意事項】
〇賃貸住宅を賃貸する場合、借主(サブリース会社を含む)による一定の条件があります。〇賃料は、契約開始日以降、賃貸借契約に基づき一定期間経過時およびそれ以降も契約に定める期間が経過するごとに、貸主借主協議のうえ、賃料の改定を行う場合があります。〇また改定時期にかかわらず、物価・経済状況の変動や近隣賃料の著しい変化等により賃料が不相当になった場合も、貸主借主協議のうえ、賃料の改定を行う場合もあります。〇賃料改定の協議が、賃料の改定期日以降に整った場合は、改定期日に遡って改定されます。〇賃貸借契約においては、契約の定めに従い、賃料の免責期間が適用される場合があります。〇また、建物や設備の維持修繕等においては、建物の所有者としてご負担いただく費用があります。〇なお、賃貸借契約期間中においても解約になる場合があり、また、貸主から更新の拒絶をされる場合には正当な事由が必要となります。
【建物を生かして土地活用を決めた営業】
山梨支店 住宅営業所
上野 真昌
リフォームのポイントは?
今回リフォームの重要なポイントとなったのは、界壁の是正⼯事です。社員寮(寄宿舎)と賃貸マンション(共同住宅)では建築基準法の基準が異なるため、適切な界壁に是正⼯事を施しました。
各部屋については、社員寮のご⼊居者が⼊れ替わるたびに企業側でリフォームが⾏われていたため、⾮常に状態は良かったのですが、キッチン、トイレ、浴室などは全て新しい設備に交換しました。
■食堂
食堂として使われていたスペースは、事務所用テナントとして貸し出せるように改修しました。厨房機器を撤去し、食堂と厨房をつなぐカウンターも取り除いています。
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■厨房
事務所として活用しやすいよう、男女別のトイレや洗面を増設しました。
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■住戸部分
界壁工事後、グレーのアクセントクロスを張り、落ち着いた印象の居室へ再生。窓辺には昇降式の物干しを設置し、利便性を高めました。
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※内観写真の室内取付照明、エアコン以外の家具・家電・備品等はCG 合成により配置例を表示したものです。
■住戸部分-キッチン
照明やエアコン、キッチンなどの主要設備を一新。キッチンの収納扉には木目調のデザインを採用しています。
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■住戸部分-インターホン
社員寮時代にはなかったカラーモニターインターホンを全戸に新設しました。
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■外構
植栽や花壇を撤去し、テナント用に11台分の駐車スペースを整備しました。また、入居数にあわせて駐車場も増やしました。
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■専用駐車場
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新しいオーナーさまが購入した経緯は?
本物件の売却先はスピーディーに決定しました。⼤和ハウス工業⼭梨支店内で、以前よりお取引のあったオーナーさまへ情報をつないだことがきっかけです。まとまった規模の投資を検討されており、わずか3 ⽇後には返事をいただくという、異例のスピードで成約となりました。
新オーナーさまが即決された背景には、中古リフォーム物件ならではの優位性がありました。建築資材⾼騰の影響により、同じ規模のマンションを新築しようとすると⼤きなコストがかかります。当該エリアの家賃設定では新築だと収⽀が合いにくい中、本物件は中古物件を活⽤することで⾼い利回りを想定できました。⼤和リビングの⼀括借上システムも、投資判断における安⼼材料になったと思います。
成約後もオーナーさまと密なコミュニケーションを図り、追加改修を実施しました。事務所テナント⽤の男⼥別トイレの設置や、駐⾞場の利便性を⾼めるための外構整備などは、新オーナーさまからの具体的な要望を形にしたものです。
プロジェクト成功のポイントは?
本プロジェクトを成功に導いた最大の要因は、事業部間・グループ会社の垣根を越えた連携⼒です。住宅営業所、集合住宅営業所で意⾒を出し合い、計画段階から⼤和リビングとも綿密な打ち合わせを重ねたこと、⼤和ハウスグループのネットワークを活⽤できたことが、成功のポイントになったと思います。最終的に関係者全員が利益を享受する「三方良し」の事業へと結実しました。
大和ハウス工業株式会社山梨支店 住宅営業所
上野 真昌
大和ハウス工業株式会社山梨支店 集合住宅営業所
平井 ⼀成

