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「開放感」だけじゃない!高い天井がもたらす
暮らしの快適さを調査住まいの天井高に関するアンケート

住まいの検討では、間取りや動線、設備などに注目が集まりがち。
しかし、空間の印象や暮らし心地を左右する要素として「天井の高さ」も見逃せないポイントです。

今回は、天井の高い住まいに対する意識や、
実際の暮らしの中で感じる魅力や懸念についてアンケートを実施。
暮らしの豊かさや、日々の行動や心理にまで影響を与える「天井高」の奥深さに迫ります。

調査時期 2025年7月11日~7月21日
調査対象 My House Palette メールマガジン会員
有効回答数 598件
調査方法 My House Palette メールマガジンでのアンケート

Q1. 注文住宅を建てる場合、あなたが重視するポイントを
全てお選びください(複数回答)

立地や間取り、価格、家事動線、耐震性など、住まいづくりには多くの検討要素があります。それらに比べるとやはり「天井高」は重視されにくいポイントではあるようです。

しかし、実際に住んでみると、天井の高さが快適性や空間の印象に与える影響は大きいものです。Q2以降の回答から、天井高について深掘りしていきましょう。

Q2. 現在の暮らしにおいて「もっと天井が高ければ
よかった」と感じたことはありますか?

過半数は「今の天井高で問題ない」と感じているようですが、35%は「もっと天井が高ければよかった」と感じたことがあると回答。3人に1人以上が、天井高に何らかの不満や不便を感じた経験があることになります。

住まいのタイプ別で見ると、「もっと天井が高ければよかった」と感じたことがある方の割合は、「中古住宅」で42%、「分譲住宅」で31%、「注文住宅」で27%という結果に。注文住宅は住む人の希望に合わせて自由に設計できるため、天井高にも配慮されているケースが多いのでしょう。一方で、中古住宅は築年数が古いものも多く、当時の建築基準や設計の影響で天井が低めの物件も少なくありません。

Q3. 「ある」と答えた方にお伺いします。
どんなときに「もっと天井が高ければよかった」
と感じましたか?(複数回答)

「もっと天井が高ければよかった」と感じた経験のある方に、その具体的な状況を伺ったところ、最も多かったのが「部屋にいて圧迫感を感じたとき」(54%)でした。天井の高さが室内の快適さや心地よさに大きく影響していることがわかります。

次いで多かったのが「吹き抜けのある家やモデルハウスを見たとき」(34%)。実際に天井の高い空間を体験することで、その開放感や明るさに魅力を感じ、自宅とのギャップを意識するきっかけになるのかもしれません。

そのほかにも、「背の高い家具や観葉植物を置きたいとき」(21%)「室内でストレッチや軽い運動をするとき」(18%)、「洗濯物を室内に干すとき」(17%)など、日常の中で「もう少し高さがあれば…」と感じるシーンが多く挙がりました。

具体的には「高さのある冷蔵庫を置けなかった」「室内干しをすると圧迫感があり、動線の妨げになる」といった声のほか、「背が高いため、かもいに頭をぶつけないよう猫背になってしまう」といった意見もあり、天井の高さが暮らし方だけでなく、姿勢や動作にも影響を与えていることがわかります。

Q4. 「天井が高い」住宅に対する不安や懸念として
当てはまるものをお選びください。(複数回答)

天井が高いことに魅力を感じている一方で、「ちょっと気になる…」という声も一定数ありました。

最も多かったのが「光熱費(冷暖房費)が高くなりそう」(60%)、「エアコンが効きにくそう(冬は寒く、夏は暑くなりそう)」(59%)といった空調の不安。広い空間だと冷暖房の効きやすさや光熱費が気になるのは自然なことですが、近年は断熱性や気密性が大きく向上し、天井が高くても冷暖房効率を保ちやすい住まいづくりが可能です。

次に多かったのが「メンテナンス(照明の交換など)が大変そう」(41%)、「掃除がしにくそう」(32%)といった、お手入れに関する不安。高い場所は作業がしにくいと感じる方が多いようです。

また、「建築コストが高くなりそう」(24%)という声もありました。確かに天井が高くなると体積が増え、建築コストが上がる可能性はありますが、間取りや構造によって変わるため、一概に高くなるとはいえません。

このように、天井が高い住まいに対する不安や懸念は、意外と設計の工夫で解消できることが多いもの。より開放感があって心地よい空間を目指したいなら、「天井高」は大きなポイントになり得ます。では、天井が高い住まいにはどんな魅力があるのでしょうか?次の設問で見ていきましょう。

Q5. 「天井が高い」住宅に対する不安や懸念として
当てはまるものをお選びください。(複数回答)

最も多かったのが「開放感がありリラックスできる」(74%)でした。天井の高さがもたらすゆとりや広がりは、家で過ごすひとときを心地よく、くつろげるものにしてくれるでしょう。

次に「実際の床面積より広く感じられる」(46%)、「自然光が入りやすく、部屋が明るくなる」(45%)が続きました。縦の広がりによって開放感が増し、空間が明るく感じられることが多くの方に支持されています。

「空気がこもりにくく、通風・換気がしやすい」(36%)、「ロフトや収納など空間の有効活用ができる」(17%)といった実用面のメリットもありました。天井が高いと、熱や湿気がこもりにくくなる良さがある一方、「冬は寒そう」という不安の声もみられます。しかし、近年では断熱性や気密性の向上により、天井が高くても寒さや暑さを感じにくく、快適に過ごせるようになっています。

また、天井が高いぶん、収納アイデアの幅も広がります。例えば上部を生かして棚を設けたり、大型の収納を組み込んだりすることで、物が増えても部屋をすっきり保つことが可能です。限られた床面積でも縦方向に収納を確保できるのは、高天井ならではの利点といえます。

「インテリアの自由度が広がる」(11%)といった声もありました。天井が高いことで背の高い観葉植物や家具を置けるほか、アート作品やシーリングファン、ハンモックなども取り入れやすく、インテリアの幅が広がります。高い天井は暮らしのゆとりを生むだけでなく、日々の暮らしを豊かにする要素にもなりそうです。

Q6. 天井の高さによって、実際の面積以上に
広く感じられることがありますが、
それについてどの程度魅力を感じますか?

「天井の高さによる広さの感じ方」については、「とても魅力的だと思う」(45%)と、「やや魅力的だと思う」(44%)を合わせて、8割以上の方が魅力を感じていました。

実際、まったく同じ容積の2つの空間を比較したとき、床面積が広い部屋よりも、天井が高い部屋の方が0~10%ほど広く感じられることが実験によって明らかになっています。これは、人間が空間を認知する際に、水平方向の広さよりも垂直方向の高さに強く「広がり」を感じるためです。

※参考:須田 眞史、長澤 泰、西出 和彦「室空問における容積の知覚に関する実験的研究 臥位での 空間の知覚特性に関する研究 その2」(1998)

つまり、天井の高い空間が開放的に感じられるのは、感覚的な印象にとどまらず、科学的にも裏付けられた効果といえます。

Q7. 住宅を購入する際、「天井が高い」ことは
どの程度決め手になりますか?

「とても決め手になる」(10%)、「ある程度決め手になる」(49%)を合わせると、5割以上が「天井の高さ」が住宅購入の決め手になると回答しました

Q1の「注文住宅で重視するポイント」では、天井高の優先度はそこまで高くありませんでしたが、実際に住まいを選ぶ段階になると「やはり天井が高いとうれしい」「開放感があると気持ちがいい」と感じる方は多そうです。空間の印象や居心地に直結する要素として、天井高が決め手にとなっている様子がうかがえます。

回答別に詳細を聞いてみました。

「とても決め手になる」「ある程度決め手になる」

  • モデルルームで天井が高いリビングを体感し、明るくゆったりとした居心地の良さを感じた。空気の循環も良さそうに感じた
  • 天井高にこだわりはなかったが、住宅展示場で開放感や広さを実感し、優先度が上がった
  • 夫が高身長のため、天井が高い家は必須条件
  • 似た間取りの物件で迷っていたが、天井が高い家の方が広く感じた
  • 趣味の剣道と居合道の素振り練習が室内でできる
  • わが家は1階の天井高が2m70cm。2階の2m40cmに比べて広く感じる
  • 天井高2m70cmに合わせた窓を設けたことで、とても開放感がある。南側に面しているが、軒が深いため直射日光が入りにくく、自然光をうまく取り入れている

「あまり決め手にならない」「まったく決め手にならない」

  • 天井高よりも、水回りの性能や立地等の優先度が高い
  • 普段の生活で天井の高さをあまり意識しない
  • 来客に「天井が高いね」と言われて改めて天井の高さを意識するが、住んでいると慣れてしまう
  • 魅力的とは思うが、高い位置の窓やエアコンの手入れが大変そう
  • 照明の交換や掃除が大変そう
  • 部屋が明るいのはいいが、光熱費がかかりそうなイメージがある
  • 天井が高すぎると落ち着かないかもしれない

「決め手になる」と回答した方からは、開放感や明るさといった実際に天井の高い空間を体感したリアルな声が並びました。一方、「決め手にならない」と回答した方からは、実用性や維持管理面への懸念、ほかの要素との優先順位に関する意見が多くみられました。

Q8. 天井が高い住宅で「やってみたいこと」や、
「こんな暮らしがしたい」という理想はありますか?

天井が高い家で、どんな暮らし方を描いているのでしょうか?開放感や明るさを生かしたくつろぎの空間づくりや、子どもの遊び場やペットとの暮らし、インテリアや趣味まで、天井の高さを生かした多彩なアイデアが寄せられました。

くつろぎ・居心地の良さに浸る

  • 縦の空間を生かし、掘り下げリビングや小上がりの畳コーナーを設けて、くつろぎたい
  • 友人を招いた際に、広々とした空間でぜいたくな時間を演出したい
  • ハンモックをつるして読書を楽しみたい

明るさ・開放感を楽しむ

  • 高い位置に窓を設けて、自然光をたっぷり取り入れたい
  • 天井まで届く大きな窓で、明るく開放的な部屋にしたい

趣味・遊びを楽しむ

  • 天井が高い空間にブランコやアスレチックを設置したい
  • 子どもを肩車したり、キャッチボールをしたりできる広さが欲しい
  • 高い天井に星空を投影しておうちプラネタリウムを楽しみたい
  • プロジェクターを壁に投影して大画面のホームシアターを楽しみたい
  • ドローンや無線操縦ヘリを室内で飛ばしてみたい

インテリア・空間を演出する

  • シーリングファンをつけて南国風のインテリアにしたい
  • 大きなオブジェや背の高い観葉植物を飾って、癒やしの空間をつくりたい
  • 開放感のある高い天井の空間に、オリーブやモンステラの木などを配置し、立体感のある小さな室内ジャングルをつくりたい
  • 高い天井を生かしたスキップフロアを取り入れたい
  • 天井まで届くクリスマスツリーを飾って、季節感を楽しみたい

ペットとの暮らしにこだわる

  • 高い位置にキャットウォークをつくって猫の遊び場にしたい
  • 背の高いキャットタワーを設置したい

運動・エクササイズを楽しむ

  • 跳躍器具で遊びたい
  • バスケットゴールを設置してシュートの練習をしたい
  • ボルダリングを楽しみたい
  • 家で心おきなくゴルフの素振りがしたい

まとめ

天井が高い住まいには、「開放感」「明るさ」「広さ」といった暮らしの心地よさを高める魅力があります。冷暖房効率や掃除のしにくさといった懸念の声もありましたが、多くの場合は、断熱性や気密性、防音性といった住宅性能や設計の工夫でカバーできます。さらに、高さのある空間は暮らしの楽しみ方を広げてくれる可能性も秘めています。

これまであまり重視してこなかった方も、天井の高さがもたらす快適さに目を向けてみると、「思っていたよりもいいかも」と感じるかもしれません。ぜひ住宅展示場で、その開放感を体感してみてください。

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