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これから住宅検討するなら…ライフプラン表と
キャッシュフロー表を
作ってみよう!

あなたが思い描く理想の人生はどのようなものでしょうか。
人生は長く、理想に向かって一気に進められるものではありません。
その時その時にさまざまな選択肢が現れて、その都度善かれと思う選択をし、
その判断に納得したり後悔したりしながら少しずつ前に進み、作り上げていくものなのかも知れません。

ここでは人生に訪れるいくつかの選択を「ライフプラン」という名前に置き換えて、
一般的によくあるライフプランを例に、
キャッシュフロー表作成のメリットや分析方法についてお伝えしていきたいと思います。

ライフプラン表の作成

ここ数年の経済・社会環境の変化により、人々のライフプランの考え方は大きく変化しています。少子化や超高齢化社会、終身雇用制度の変化や雇用形態の流動化、そして新型コロナウイルス感染症の蔓延などがその大きな要因です。これから必要になるのは、社会に依存することなく自立した計画を立て、準備することと言えるでしょう。

そのためにも個人や家族の多様な生き方をイメージし、どのような生活を送りたいか、いつ頃、何をしたいかを具体的に記入した「ライフプラン表」を作成してみましょう。

ライフプラン表の例

2021年 2022年 2023年 2024年 2025年 2026年 2027年 2028年 平均寿命程度まで作成
家族構成 世帯主 35歳 36歳 37歳 38歳 39歳 40歳 41歳 42歳
配偶者 32歳 33歳 34歳 35歳 36歳 37歳 38歳 39歳
第1子 4歳 5歳 6歳 7歳 8歳 9歳 10歳 11歳
第2子 2歳 3歳 4歳 5歳 6歳 7歳 8歳 9歳
家族のライフプラン 第2子幼稚園入園 第1子小学校入学
ピアノ教室開始
自動車購入 第2子小学校入学
水泳教室開始
実家のそばに注文住宅を建築 第1子学習塾開始(中学受験の準備)

上記の表は夫婦が30代の4人家族の例です。このように家族のライフプランを大まかに表にしていきましょう。ライフプラン表を作成するときは、下記のチェックリストを参考に、人生を俯瞰して考えます。
また、将来にわたって考える指標となる表のため、一生涯(平均寿命の男性約81歳、女性約87歳程度を想定)について、今想像できるすべての項目についてイメージを具体化してみましょう。

ライフプランチェックリスト

  • 個人、夫妻、家族の夢(毎年〇〇したい・いつかは〇〇が欲しいなど)
  • 家族構成について(子どもは何人欲しいかなど)
  • 仕事について(夫妻ともに働くのか、いつまで働くのか)
  • 子どもの教育方針(公立・私立)
  • 住まいのこと(賃貸・持ち家・二世帯住宅、どこに住まうのかなど)
  • 老後の生活のこと
  • やるべきこと・やらなければならないことなど

特にその中でも人生の三大資金といわれる、教育資金・住宅資金・老後資金の金額は占める割合が高いので、いつ・どのくらいの支出があるのかを認識することが必要です。

三大資金① 教育資金

子どもの教育資金は時期をずらすことができませんが、いつ必要になるか明確なので計画的に準備できるメリットがあります。教育方針(私立・公立や地元での教育、一人暮らしの可否)や習い事についてなどをしっかり話し合い、必要な金額を知っておくことが大切です。

三大資金② 住宅資金

理想の住まいというのは、人によってそれぞれ違って当たり前ですが、その理想の住まいを具体的に形にしようと考えたときに、「ここは譲れない」というところと、「ここは仕方ない」と譲れるところがあるはずです。利便性の高い都心部に住みたい方もいれば、緑の多い静かな郊外に住みたい方もいるでしょう。また、一戸建てか集合住宅か、あるいは二世帯住宅かなど、住まいひとつをとってもそこには多くの選択肢があります。

また、住宅購入は教育方針と関わりを多く持っており、購入のタイミングは適正か、周辺教育施設の充実度はどうか、一生そこに住まうのかなども視野に入れて考えみましょう。

三大資金③ 老後資金

どのようなライフプランであっても必ず準備しなければならない資金であり、計画的に準備することで老後の不安が軽減できるでしょう。

家計簿が過去と現在なら、キャッシュフロー表は未来

ライフプラン表だけでは、夢は現実になりにくいものです。ライフプラン表ができたら、そのプランを実施するにはどのくらいお金がかかるのか、日々の生活にかかるお金はどのくらいなのか、仕事ではどのくらいの収入が見込まれるのかなどのおおよそを下記のようなキャッシュフロー表にしてみましょう。

キャッシュフロー表の例

2021年 2022年 2023年 2024年 2025年 2026年 2027年 2028年 平均寿命程度まで作成
家族構成 世帯主 35歳 36歳 37歳 38歳 39歳 40歳 41歳 42歳
配偶者 32歳 33歳 34歳 35歳 36歳 37歳 38歳 39歳
第1子 4歳 5歳 6歳 7歳 8歳 9歳 10歳 11歳
第2子 2歳 3歳 4歳 5歳 6歳 7歳 8歳 9歳
家族のライフプラン 第2子幼稚園入園 第1子小学校入学
ピアノ教室開始
自動車購入 第2子小学校入学
水泳教室開始
実家のそばに注文住宅を建築 第1子学習塾開始(中学受験の準備)
収入 世帯主年収 450 450 450 450 500 500 500 500
配偶者年収 200 200 200 200 200 200 200 200
収入合計① 650 650 650 650 700 700 700 700
支出 生活費 200 200 200 200 220 220 220 220
家賃 144 144 144 144 144
住宅ロ―ン 156 156 156
車両費 32 32 25 25 25
レジャ―費 20 20 25 25 30 30 30 30
教育費 42 84 73 73 62 62 62 92
保険料 30 30 30 30 33 35 35 35
税金等※1 135 135 135 135 156 126 126 126
その他の支出 150 200
支出合計② 571 613 607 789 677 854 654 684
年間収支①-② 79 37 43 -139 23 -154 46 16
貯蓄残高※2 379 416 459 320 343 189 235 251

単位:万円

  • ※1税金等とは社会保険料、所得税、住民税など。ただし住宅購入後はそこから住宅ローン減税を引いたものとする。
  • ※2貯蓄残高は2020年末の時点で貯蓄が300万円あったこととする。

キャッシュフロー表作成のメリット

  • 収入、支出をデータ化することで、貯蓄残高の変化が明確になる。
  • この先いくらの収入が必要で、どのような準備をすれば良いかの計画を立てることができる。
  • 教育費にいくらかかるか、そのためにどんな準備をすべきなのかが分かる。
  • 住まいの購入や建築時期はいつが適正なのかの判断基準が持て、安心して返済することのできるローン金額が分かる。
  • 住宅ローン破綻を予期して避けることが可能になる。
  • 固定費の中でも見直し可能なもの(生活費・通信費・レジャー費・保険料等)を見直すきっかけとなる。
  • 老後に必要な資金やその準備方法が見えてくる。

キャッシュフロー表の分析ポイント

家計簿が過去と現在を表すとするならば、キャッシュフロー表とは未来のことを表すものです。作成されたキャッシュフロー表を分析することにより、あなたのライフプラン上の問題点が浮き彫りになってきます。下記のことに注意して分析してみましょう。

  1. (1)年間収支が単年度のみマイナスの場合、その年以降再びプラスであれば特に、問題はないと言える。
  2. (2)年間収支が継続的にマイナスの場合、保険料や家賃、住宅ローン等の固定費に問題はないかなど、早急に収支の検討をすべきである。

キャッシュフロー表の見直し

キャッシュフロー表は一度作成すれば良いというものではありません。転勤や転職、思いがけない病気、親の介護や同居など、作成時には想定していなかったことが起きる場合もあります。また、教育方針の変更や子どもの意思を尊重した結果、教育資金に大きな変更が生じることもあるでしょう。その都度見直しをするよりも、定期的な見直しをすることでお金の不安も少なくなります。

まとめ

特にこれから住宅購入を検討している方は、ぜひともこのキャッシュフロー表の作成をおすすめします。住宅を購入する際には、家族の行動範囲、通勤・通学などが可能な場所などさまざまな制約がありますが、中でも一番大きな制約となるのが予算でしょう。住宅購入は多くの方にとって、一生のうちで最も高い買い物と言えますので、できれば失敗なく、最適な選択をしたいところです。住宅購入計画を具体的に立てるためには、目安となるライフプラン表とキャッシュフロー表をできるだけ正確に作成し、長期的な視点で、家族のライフプランやキャッシュフローを予測し、住宅購入のタイミングを考えることが必要となってきます。

お金のプロであるファイナンシャル・プランナーに相談することで、もっと詳しくキャッシュフロー表について知ることも可能です。キャッシュフロー表に住宅ローンの金額・期間・金利・自己資金比率などの返済計画を入れることで、かなり具体的に購入可能金額を逆算して計算することもできますし、購入可能金額が分かれば、購入エリアや一戸建て・マンションなど、何を選択すべきか、より正しい選択肢が見えてくるでしょう。

執筆者

山田健介

FPplants株式会社 代表取締役社長

住宅メーカーから金融機関を経て「お客さまにお金の正しい知識や情報をお伝えしたい」という思いからFPによるサービスを行う会社を設立。現在は全国のFPを教育する傍ら、執筆、セミナーを行う。特にライフプラン作成、住宅、保険に関する相談を得意とする。

※掲載の情報は2021年4月現在のものです。内容は変わる場合がございますので、ご了承ください。

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