フワフワの被毛に覆われた愛らしい見た目と、
好奇心旺盛で人間に馴れやすい性格からペットとして人気な「チンチラ」。
臭いや鳴き声も気にならず、手ごろな大きさなので、
ペット初心者も比較的飼育しやすいかもしれません。
ただし、チンチラは寒く乾燥した山岳地帯に生息していたため、
温度と湿度の管理には注意が必要です。
今回は、小動物としては寿命が長いチンチラと仲良く暮らすための、
飼育のポイントや、住まいの工夫について解説します。
Part1チンチラとは?特徴・寿命・性格を解説

つぶらな瞳、丸くて大きな耳、小さな手足、滑らかな毛並みなど、独特な魅力があるのがチンチラです。
チンチラとは?
チンチラとは、「ゲッ歯目 チンチラ科 チンチラ属」に分類され、モルモットなどと近い仲間の動物です。
南米アンデス山脈の標高3000~5000m付近に生息しているため、寒冷・乾燥した気候に適応できるように密度の高い被毛に覆われているのが特徴です。しかし、その美しい被毛を目当てに乱獲され、絶滅の危機に瀕していることから、野生の個体はワシントン条約で国際取引が厳しく制限されています。一方で、チンチラの飼育下繁殖は海外で盛んに行われていて、それらのワシントン条約の制限を受けない個体がペットとして日本に入ってきています。
繁殖により多様な被毛のカラーがつくり出されており、グレー・ブラックベルベット・ブラックエボニー・ベージュ・ブラウンベルベット・ホワイト・パイド・バイオレットなど多岐にわたります。体長は25〜35cm程度で、体重はオスが400〜600g程度、メスが500〜700g程度とメスの方が少し大きいのが一般的です。体が小さいので飼育に必要なスペースは犬や猫よりコンパクトで済み、体臭がほとんどなく、鳴き声も小さいため、部屋の中で一緒に過ごしやすいでしょう。
野生のチンチラは山岳地帯の斜面に生息し、岩を飛び回って生活しています。そのため、外見の印象と違って素早く移動したり、自分の何倍もの高さにジャンプしたりする能力を持っています。また、夜行性のため、活発になるのが飼い主の生活時間帯と異なることも注意点です。小動物としては長寿で10~15年、個体差もありますが環境が良ければ20年以上生きることもあるようです。チンチラの特性を理解したうえで、天寿を全うできるよう育てましょう。
チンチラはなつく?
チンチラは運動能力に優れるだけでなく、知能も高く、好奇心が旺盛です。臆病で警戒心が強く、飼い主とのコミュニケーションが苦手な個体もいますが、馴れてくると自分の名前を覚え、呼ばれると寄ってくることもあります。学習能力も高いので、手からおやつを与えるなどして、徐々に信頼関係を築くのがおすすめです。チンチラは知的で繊細なので、退屈やストレスから、ケージや電源コードなどをかじることもあります。気持ちに寄り添ってお世話をすることが大切です。
Part2部屋の温度管理がカギ!?チンチラ飼育のポイント

ペットショップやブリーダーからチンチラを迎える前に、知っておきたい飼育の基本的なポイントを紹介します。特に注意したいのがチンチラに適した温度・湿度の環境を、1年を通じて保ち続けることです。
温度管理:1年を通して20℃~26℃に
標高の高い寒冷な地域に生息していたチンチラには、高温多湿な日本の気候は適していません。高密度な被毛は、一つの毛穴から約50~200本もの毛が生えており、暑さへの対策はもちろん、湿度のコントロールもとても重要になります。特に夏場30℃を超えるような場合には注意が必要です。
また、冬の寒さにも注意が必要です。自然下では、暖かい場所に積極的に移動したり、仲間同士で温め合ったりして暖を取ることもあるようですが、飼育下ではそうもいきません。基本的には1年を通じて、室温20℃~26℃を維持するようにしましょう。また、湿度については、50%程度でも問題はありませんが、可能であれば30~40%くらいを維持できると良いでしょう。エアコンや除湿機などを活用しつつ、年齢や体調に合わせて微調整してあげてください。
一方で、長時間エアコンを使用するとなると電気代も気になるところです。これから家づくりを検討しているなら、断熱性の高い建物を採用するのもおすすめです。
大和ハウスでは、内断熱による室内快適性と、構造体を外側からすっぽり包み込んだダブルの断熱効果により「断熱等級6」を標準化(注文戸建住宅)しています。安定した気密性・断熱性により一年を通じて快適な温度環境を保ち、エアコンの空調効率が良くなることで冷暖房の光熱費も節約できます。1992年制定の新省エネ基準に即した「断熱等級3」の住宅と比較して、「断熱等級6」の住宅では年間光熱費を約7.1万円削減でき、さらに太陽光発電システムの活用で年間光熱費を約14.1万円削減することも可能です※1。
※1大和ハウス調べ
試算条件:当社光熱費算出ツール「ecoナビゲーター」にて試算。試算条件及び時期により異なる。
【共通】建設地域:東京/延床面積97.88m2/空調エアコン/調理機器ガスコンロ
【断熱等級3の家】UA値1.54 ηAc3.8/太陽光発電搭載なし/給湯ガス給湯器/1・2階 天井高2400mm
【断熱等級6の家】外皮平均熱貫流率UA値0.44 ηAc 1.2/太陽光発電搭載4.104kW/給湯高効率ガス給湯器/1階天井高2720mm・
2階天井高2400mm/売電価格1~4年24円、5~30年8.3円と仮定して試算。
※シミュレーションしたものであり、一定の数値を保証するものではありません。
水気・湿気対策:濡れるのは厳禁!
乾燥した山岳地帯に生息していたため、チンチラの被毛は水に濡れることを想定しておらず、いったん根元まで水気を含んだ状態になると完全に乾かすことが困難になります。チンチラにとって強いストレスの原因になり、体温調節もできなくなるため、シャンプーはもちろん、手や足を洗うことも避けるようにしてください。万が一、体が濡れてしまったときは、時間をかけてタオルで丁寧に水分を吸い取り、ドライヤーなどを使ってしっかり乾燥させましょう。
また、濡れた被毛が乾かない状態が続いたり、湿度の高い不衛生な飼育環境にいたりすると、皮膚病を発症する可能性が高くなります。そのほかにも被毛の密度が高いチンチラは、高湿な環境では汗をかいて体温を下げることができず、熱中症にかかりやすいともいわれています。前項でお伝えしたように、チンチラが暮らす室内の湿度を30~40%で維持し、乾燥した清潔な状態にすることが大切です。
砂浴び:被毛の健康とストレス解消に必須
チンチラは皮膚の内部からラノリンという油分を分泌して、体の乾燥しすぎを防ぎ、被毛のコーティングをしています。ラノリンが余分に吸着するのを防いだり、被毛の汚れを取り除いたり、毛穴を掃除したりするために欠かせないのが砂浴びです。体を清潔に保つためのシャンプー代わりになるものといって良いでしょう。密度の高い被毛の下にある皮膚まで到達できるよう、専用の細かいパウダー状の砂を用意し、できれば毎日5~30分程度かけて砂浴びをさせましょう。
きちんと砂浴びをすることでフワフワの毛並みが保たれるだけでなく、ストレス解消や、皮膚病の予防などの効果もあります。ケージの外に砂が飛び散りにくいよう、チンチラの体のサイズに合った容器を用意し、毎日新しい砂に交換してあげましょう。砂浴びをしていれば基本的にブラッシングは必要ありません、換毛期に抜け毛が口から体内に入って消化器の病気を起こさないよう、時々やさしくブラッシングしてあげると良いでしょう。
散歩:運動不足にならないよう部屋で運動を
外に連れ出すのではなく、運動不足解消や気分転換のため、定期的にケージの外に出して部屋の中で散歩をさせてあげるようにします。チンチラは見た目以上に身体能力が高く、小型犬並みのスピードでダッシュしたり、60cmかそれ以上の高さのジャンプをしたりすることがあります。ケージの中ではできないそうした運動をさせて一緒に遊ぶことで、コミュニケーションも深まります。
散歩させる際には、ケガをしないように、電源コードなど危険なものはあらかじめ片付けておきましょう。また外出は、事故に遭ったり迷子になったりする危険性があるだけでなく、環境の変化自体がストレスになるため行わない方が良いでしょう。
検診:エキゾチックアニマル対応の
病院を探しておく
動物は表情の変化に乏しいので、体調が悪くても分かりにくいことがあります。健康管理のため、年に一度は動物病院で健康診断を受けると良いでしょう。チンチラは犬や猫のように家畜化されたペットでなく、エキゾチックアニマルとして扱われ飼育の歴史も浅いため、積極的に受け入れる病院は多くないかもしれません。体調不良や病気のときにスムーズに受診できるよう、家から通えるところで、チンチラにも対応してくれる動物病院を見つけておけると安心です。
Part3チンチラの食事と必要な飼育グッズ

チンチラを飼うのに欠かせないエサや、そろえておきたい用品にはどんなものがあるのかを紹介します。用途や活用方法を理解して、チンチラの習性に合った正しいお世話ができるようにしましょう。
チンチラの食事
野生のチンチラは土地が荒れた、植物が少ない地域に生息しています。そのため栄養価の低い植物の葉や根などからでも栄養を吸収できる体になっています。良かれと思って、水分が多く栄養価の高い生野菜や果物を与えると、肥満や病気の原因になる可能性があります。食事は1日1回、夕方から夜の時間帯にチンチラ用のペレット(固形フード)を主食として与えます。また、乾燥した牧草を床材として敷いておき、いつでも食べられるようにします。食べ残したエサは捨て、毎回新しいものに替えてください。
おやつは基本的に必要ないのですが、コミュニケーションを深める際など、1日に2~3粒、レーズンや乾燥バナナなどのドライフルーツ、ヒマワリの種やクルミなどの種子類を、手から少しだけ直接与えるのも良いでしょう。
牧草(チモシー)
牧草にはアルファルファ、オーツヘイなどの種類がありますが、チモシーが低カロリーで繊維質も豊富でおすすめです。牧草は、ビタミン、ミネラル、タンパク質の供給源となるだけでなく、整腸作用もあります。咀嚼する回数が増えることで、歯の伸びすぎを防ぎ、不正咬合(ふせいこうごう・かみ合わせのずれ)など歯の病気の予防にもなります。ケージ内にきれいな牧草を敷いて食べられるようにし、汚れたらすぐに取り換えて清潔な状態を保つようにしましょう。
ペレット
チンチラ用のフードとして、ペットショップにはたくさんの種類のペレットが並んでいます。栄養バランスの観点から、植物性タンパク質16~20%、脂肪2~5%、繊維質15~35%の基準をクリアしたタイプの製品を選ぶのが理想的です。なお、チンチラに与えているペレットのメーカーを変える場合、急に変えると、拒食、下痢や便秘などの症状を起こすことがあります。体調不良を防ぐために、新旧のペレットを混ぜながら、その割合を徐々に変えていくようにしてください。
必要なグッズ
ケージ・床材
ケージは、ジャンプ力のあるチンチラのために、高さはもちろん面積もゆとりがあるものが望ましいです。飼育する数によっても変わりますが、最低でも幅60cm×高さ60cm×奥行き45cmは必要でしょう。ケージ内の高さが異なる位置に、足場となる棚などを設けてあげると、飛び跳ねてのびのび遊ばせることができます。ケージの網の目が粗いと足を挟んだりするので、網の目が2cm×2cm以下の細かいタイプだと安心です。
床材には、牧草を敷いてあげるのがおすすめです。布製マットや木製スノコなどを敷く場合は、おしっこをしても衛生的に使えるかどうか、また隙間に足を挟んでしまうなど安全面のトラブルがないか、確かめておきましょう。なお、ケージの設置場所については、温度変化に弱いチンチラのために、エアコンの風や直射日光が当たらないところを選ぶようにしてください。

巣箱
ケージ内にチンチラが隠れられる、小さな家のような巣箱を置くようにします。野生のチンチラは、昼間は岩穴に潜んで眠っているため、このような巣箱を設置してあげる必要があるのです。安心して身を隠せる場所がないと不安になり、ストレスから自咬症(自分をかむ)などの行動を起こすこともあります。複数飼育する場合は、それぞれ一つずつ用意するようにします。巣箱が木製だと自由にかじれる利点がありますが、すぐに傷んでしまうので消耗品と考えて買い替えましょう。
食器・給水器
エサのペレットを入れておく食器は、チンチラが活発に飛び回ったときもひっくり返らないよう、ケージに固定するものや、重さのあるものを選ぶと良いでしょう。給水器も、お皿のような形状では水をこぼしてしまうため、ケージの側面に取り付けるボトルタイプがおすすめです。チンチラは何でもかむため、飲み口はステンレス製の丈夫な素材のものを選びましょう。いつも清潔な水が飲めるよう、中身を毎日入れ替えてください。
砂浴び用容器・砂(チンチラダスト)
砂浴び用に殺菌された細かいパウダー状の砂が販売されていますのでそちらを使用してください。一般的な砂では不衛生なだけでなく、砂の粒が粗いとチンチラの被毛に入らないため、砂浴びの効果が得られません。容器は砂が飛び散らないよう、陶器製やガラス製などの深さのあるものを選びます。毎日新しい砂を使用し、容器内におしっこをしてしまうときは時間を決めて浴びさせるなど工夫しましょう。
トイレ・ペットシーツ
陶器製やプラスチック製の安定したトイレをケージ内に用意し、おしっこの臭いが付いたものを置くことで、トイレを覚えることもあります。ただし、うんちは決まった場所でさせるのは難しいと思った方が良いでしょう。トイレの習慣を覚えさせることはかなり大変です。敷いておいた床材の牧草やペットシーツを、汚れたら取り換えて対応するのが現実的といえそうです。直後はそれほど糞尿の臭いがしないので、こまめに掃除をするのが一番シンプルかもしれません。
かじり木
チンチラは「常生歯」と呼ばれる歯を持っていて、生まれてからずっと伸び続けます。そのペースは1年で約5~7cmといわれていますが、木などをかじることで歯が自然と削れて、伸びすぎるのを防ぐことができます。かじり木とは、その名前の通りかじるための木で、さまざまな種類が販売されており、香りの良い「リンゴの木」や、適度な硬さがちょうど良い「松ぼっくり」を使ったものもあります。猫用のかじり木などで代用もできますが、できればチンチラ用として売られているものを選ぶと良いでしょう。かじり木はチンチラのストレス発散にもなるのでケージ内に設置しておきましょう。
回し車
チンチラは小さなかわいい外見から受ける印象と違ってかなり活発です。走ったり、飛び跳ねたりして遊べるよう、回し車や飛び乗れる棚板などの遊具も用意してあげると良いでしょう。ずっとケージ内にいることが多いチンチラの運動不足の予防と解消につながります。無理な姿勢で体を傷めないよう、回し車は必ずチンチラの体の大きさに合ったサイズのものを選んでください。また、活発に遊ぶのが夜になるため、飼い主の睡眠を妨げないよう、音が出にくい静かなタイプがおすすめです。
キャリー
チンチラと外出する機会は少ないかもしれませんが、動物病院への通院や、お友だちの家を訪ねたり、実家へ帰省したりするときには、運ぶためのキャリーが必要になります。万が一、地震など災害が起こったときも一緒に避難できるようにしなければなりません。布製や、金属とプラスチックを合わせたタイプなど、さまざまな種類がありますが、体の大きさに合ったものであることはもちろん、高温多湿が苦手なチンチラのために、通気性に優れたものを選ぶと良いでしょう。
そのほかのグッズとして、毛並みを整えるためのブラシや、快適な環境を保つための温湿度計、ペット用冷却マット、温度調整ができるペット用ヒーターなど、飼育する環境に合わせて必要なものを用意するようにしてください。
Part4チンチラを飼う前に知っておきたい病気

小動物は飼い主がケガや病気に気付きにくいといわれます。手遅れにならないよう普段から様子を観察し、記録しておくと良いでしょう。チンチラに多い病気と症状、その原因や予防法について紹介します。
熱中症
お伝えしたように、冷涼な地域に生息しているチンチラは密集した被毛で覆われ、汗で体温を下げることができません。高温多湿の環境では体温調節がうまくいかず、元気がなくなったり、症状が悪化すると横になったり、呼吸が早まったりする様子を見せます。体温の高い状態が続くことで臓器が損傷し、目立った変化がないまま突然命を落とすケースもあるようです。
もし熱中症の可能性があると感じたら、急に氷などで冷やすとショックを起こすこともあるため、まずはエアコンなどで室温をさらに下げ、移動中もなるべく涼しい状態を保ちながら動物病院に連れていきます。熱中症で大変なことにならないよう、直射日光が当たらない場所にケージを置き、普段から温度・湿度の管理を徹底するように心がけましょう。
便秘
チンチラは便秘になりやすい傾向があります。食物繊維不足のほか、高エネルギー、高タンパクなエサ、ストレスや運動不足など原因はさまざまです。便秘になると普段より明らかに糞の量が減ります。チンチラの糞は、通常は大きめの米粒くらいですが、便秘になると固く細く小さくなります。予防策の基本は、食物繊維を多く含む牧草を与えることと、よく運動させることです。改善しないときは、動物病院で消化器運動改善薬を投与してもらいます。
不正咬合
チンチラの歯は生涯ずっと伸び続けます。牧草や木などをかじることで歯が削れ、ちょうどよい長さを保っています。ところが、かみ合わせがずれると歯が伸びすぎ、口の中でさまざまな問題を引き起こします。口の痛みから、固いものが食べられず食欲不振になり、ヨダレを流し続けることもあります。原因としては、エサの食物繊維不足のほか、遺伝的な要因の場合もあります。動物病院で診察してもらい、長くなった歯を切断したり、削ったりして、処置をしてもらいましょう。
皮膚糸状菌症
真菌(カビ)に感染することで起こる皮膚病で、犬、猫、人間も感染することがあります。免疫力の低い子どものチンチラや、高齢のチンチラに発症しやすく、不衛生な環境やストレスなどが要因になると考えられています。頭や顔、鼻や目の周りの毛が抜けたり、フケが出たり、炎症を起こしたりしたら、動物病院で抗真菌剤の投与や塗布をしてもらうようにしましょう。予防には清潔な砂で砂浴びをさせることが大切ですが、感染したら拡散を防ぐため砂浴びを禁止することもあります。
Part5長く一緒にいるからこそ人もチンチラも快適な家づくりを

きれい好きで、臭いもほとんどしないチンチラは、室内で一緒に過ごしやすいペットといえるでしょう。家づくりを予定しているなら、温度・湿度の管理をしやすい、チンチラと長く快適に暮らせるわが家にしましょう。
チンチラは20年くらい生きることもあるといわれます。長く一緒に暮らすことを前提に、家族の一員として迎えたいものです。高温多湿が苦手なチンチラを飼うなら、一年中エアコンなど空調を稼働して、最適な温度・湿度を維持する必要があり、住まいの断熱性は重要なポイントになります。また、チンチラと人間どちらも快適な温度で過ごすために、チンチラ専用の空間を作るのもいいかもしれません。砂浴びしても掃除がしやすく、室内で一緒に散歩を楽しめる間取りや、夜行性で人と活動時間帯が違っても、音が気にならない防音性なども備わっていると安心です。大和ハウスの快適静音室「やすらぐ家」では、防音ドアの代わりとして、静音スクリーンの設置も可能です。透明なスクリーンで仕切ることで、リビングから静音室の中の様子をいつでも見守ることができます。
大和ハウスは、断熱材の厚みを増した「内外ダブル断熱(エクストラ断熱仕様)」により「断熱等級6」を標準化しています。これは省エネ性能が高いZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の水準である「断熱等級5」を上回り、未来の住宅のスタンダードを先取りするものです。独自に開発された、ペットと一緒の暮らしに対応する多様な間取り提案や、防音や静音を実現する仕様も用意されています。興味がある方は、大和ハウスのホームページや、住宅展示場をチェックしてみてください。
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お話を伺った方
田向 健一さん
田園調布動物病院院長、獣医学博士。犬、猫、ウサギのほか爬虫類の診療を積極的に行っている。主な著書に『珍獣の医学』(扶桑社)、『生き物と向き合う仕事』(筑摩書房)、『珍獣ドクターのドタバタ診察日記: 動物の命に「まった」なし!』(ポプラ社)など。




















