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インテリアスタイリスト 石井佳苗さん

好きなものと暮らす

雑誌や書籍、企業の広告分野などでスタイリストとして活躍する石井佳苗さん。
さまざまなテイストをミックスした独特のインテリアスタイリングはもちろん、
無理をしない自然体の生き方が多くの人の共感を呼んでいます。
今回は東京都内のお宅を訪ね、お話をうかがいました。

心を落ち着かせるための部屋

―窓から見える空と緑の景色が素晴らしい部屋ですね。

ありがとうございます。私は引っ越しする機会が多いのですが、部屋を決める際は窓からの景色を一番に考えます。インテリアは自分で何とでもできますが、眺望は変えられませんから。この部屋の場合は、ダイニングチェアに座った時に窓から景色を楽しめるよう、リビング・ダイニングの家具配置を考えました。

住む場所が変わるたび、環境に合わせてインテリアを考えるのが好きなんですよ。ちょっとした不便やマイナス面があっても、DIYで使いやすくしたり、プラスに変える方法を考えたりするのが楽しいですね。

―お仕事で日々忙しくされているようですが。

いくつかの仕事を並行して手掛けていて、案件が集中する時期は体力的にもかなり大変です。クライアントさんの期待に応えたいというプレッシャーもありますしね。だからこそ、家では何も考えずにぼーっとしたい(笑)。ほっとする時間をもつために、心を落ち着かせるために、自分が心地良く感じられる場所を作っているんです。

―石井さんにとって快適な部屋の条件とは何ですか。

単純に、自分の好きなものがどれだけあるかが大事です。朝起きてから夜寝るまで、目で見て、体で触れてその存在を確かめることで、一日の満足度が決まります。それが積み重なって歳を取っていくのだと思っています。ものを持たないミニマムな暮らしも注目されていますが、私はできるだけ多くの好きなものに囲まれて暮らしていきたいですね。

―お部屋の中にはたくさんのものがあり、とても素敵です。見せながら収納するコツはありますか。

部屋全体にものを置かず、「ある場所」と「ない場所」のメリハリをつけることでしょうか。絵を飾る場所にはまとめて飾り、何も掛けずに壁を見せる場所も作るようにしています。アートは好きで、有名な作家の作品でも無名な作家の作品でも、いいなと思うものをミックスして飾っています。

インテリアセンスの磨き方

―現在のお仕事を始めたきっかけは何ですか。

最初はアパレルの会社に勤めていました。結婚と出産を経て、イタリアの大手家具メーカーに就職し、10年ほど働いてスタイリストとして独立しました。

窓からの緑が部屋選びの必須条件。本来はリビングだった場所にダイニングセットを置いて眺望を楽しんでいます

―家具メーカーのお仕事経験から、インテリアの世界観やセンスを養われたのでしょうか。

それももちろんありますが、これまでの人生で見たものすべてが元になっていますね。アパレルに勤めていた時はバブルの時代で、たくさん海外旅行をしたり、色々な経験をしたりして感覚を磨かせてもらいました。また、仕事上必要があって華道部に所属していたのですが、そこで花の扱い方や花器と花の関係を学びました。退社してからは茶道も習いましたし、学生時代は書道もやっていました。こうした経験は今の仕事にとても役立っています。

また、骨董市や蚤の市を訪れて「見る目」を養うのも良いですよ。素敵だと思う品を見つけると、やはりそれなりに価値のあるものだと分かってくるようになります。

チェストの上は、女性モチーフの彫刻作品を中心にアートを飾るコーナー。真ちゅうのフレームに収まっているのは作者不明の版画

―他にもインテリアセンスを磨く方法があれば教えてください。

昔、インテリアコーディネートの講師をしていた時には、雑誌などをスクラップをするのをお勧めしていました。今はスマートフォンで簡単にできますよね。それを続けていると、何となく好きなスタイルが見えてきますよ。集めたたくさんの写真から選んで淘汰していくと、自分のオリジナルのインテリアができると思うんですよね。そうやって好きなものだけで構成された家を建てられたら、とても幸せですね。

―とにかく、いろいろ見ることが大事なんですね。

それに尽きますね。いろいろ見て、自分が好きかどうかを一つひとつ確認するしかありません。「素敵!」とときめくかどうかが、もの選びの物差しになります。

例えばラグを選ぶなら、最初に気に入ったものを買うのがおそらく正解なんです。どの色柄が手持ちの家具や部屋に合うかなどと考えると思いますが、直感で気に入ったものを選ぶのが、使っていて一番楽しめるんですよ。サイズだけは使う場所に合わせる方が良いですけど。

―買い物をする時は、絶対に失敗したくないと意気込んでしまいがちです…。

そうですね。でも、失敗も必要ですよ。素敵なインテリアを作っている人たち、みんな過去にたくさん失敗しています(笑)。失敗すればするほど素敵なインテリアを作れるんじゃないかと思うほどです。だから私は、無駄遣いは必要だと思っていて、「素敵な無駄遣いをしよう」と呼びかけています。失敗しながら、時間をかけてゆっくりものと向き合ったり、組み合わせたりして学んでいけばいいと思うんですよ。

本棚の上には、アメリカの古いキャンドルスタンドや古道具店で見つけた馬のオブジェなど、年代や素材もさまざまなアイテムが絶妙の配置で並びます

自由に自然に、自分らしく

―石井さんのお宅には3匹の猫がいますが、いつから飼い始めたのですか。

約9年前、横須賀に住んでいた時です。最初はメグちゃんという女の子と、ポポという男の子の2匹でしたが、ハナオという子どもが生まれて3匹になりました。3匹はファミリーなんです。

ラグの上で無防備に寝転ぶメグちゃん。トライバルラグ(部族絨毯)はこなれたインテリアづくりにお勧めだそう

―ペットを飼うと、ものを壊したり部屋を汚したりするのを心配する方もいると思いますが、とてもきれいに保たれていますね。

猫はキレイ好きなんですよ。ものが置いてあっても避けて歩いてくれますし、インテリアに関してストレスはありません。猫がものを落とす時は確信犯なんです。興味をもって、手でチョイチョイと触って落として壊してしまうことはありますね。そういう時は、そこに置いておいた自分が悪いと諦めます(笑)。動物と暮らすって、そういうことなのかもしれませんね。

―息子さんはすでに独立されているそうですが、子育て時代はインテリアに配慮されましたか。

子どもの安全を守ること以外、ほとんど気にしていませんでしたね。好きなものに囲まれて暮らしたいという感覚は、子どもがいてもいなくても関係ありません。自分が幸せであることが子どもの幸せでもあると思うので。子どものために我慢し過ぎると、自分が自分でなくなりますし、親としてもきちんと「自分」をもっているべきだと思います。 子育て世代の人は、外で仕事をしたり、家で家事や子どもの世話をしたりで大変な時期ですよね。せめてインテリアは自分が満足のいく、好きな空間にしておくことがとても大事だと思うんです。

古道具店で見つけた木靴を筆記用具入れに。コンポート皿は本や手帳置きに。入れ物にもオブジェにもなる楽しい収納方法

お茶の道具などを集めたコーナー。おもてなしも毎日の寛ぎの時間も、お気に入りの作家の器で

寝室のベッドの上にちょこんと飾られた人形。リネン類は肌触りの良いものを選んで季節ごとに模様替えします

鏡は窓のように抜け感を作るアイテム。あちこちに飾ることで光や奥行きを演出しています

モビールは石井さんが好きなアイテムの一つ。風を受けて揺らぐ姿が気持ちを穏やかにしてくれます

―子どものためだけでなく、大人が心地良く暮らせるというのは、家づくりの一つのポイントになりそうですね。

そうですね。家を建てるなら、みんなのハッピーのために建ててほしいですね。子どもが成長したらリフォームをすることもできますし、ライフスタイルに合わせて家を変化させていくのが良いと思います。

―石井さん自身は子育てを成し終え、より一層自分を大切にする時期に入ってこられたのですね。

もともと自由にしていましたが(笑)。その時その時で自分の気分にしっくりとくるもの、必要なものを選び取っていければいいと思います。家具だって、すべてが一生ものである必要はありません。部屋に合わせて、ライフスタイルに合わせて変えていけばいいんです。私の「インテリアづくり」は一生続いていくと思います。

―インテリアづくりは自分自身と向き合うことだと言えるかもしれませんね。貴重なお話をありがとうございました。

PROFILE 石井 佳苗(いしい かなえ) スタイリスト

雑誌や書籍、広告などの分野で活躍するインテリアスタイリスト。DIYでセルフリノベーションした新居づくりのプロセスは書籍化され、その暮らしも注目を集める。近著に『リンネル特別編集 Heima(ヘイマ) これからの住まい支度』(宝島社)がある。

2019年5月現在の情報となります。

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