アプリ概要
住宅APIを使えば様々なアプリを開発することができます。例えば、シンガポールの高層マンション向けに試作したこのアプリ、住宅の平面図を使ってどの部屋がどのくらい電気を使っているかを一目でチェックでき、もしエアコンを付けっ放しだったら画面上のリモコンでOFFすることもできます。現地の大手デベロッパーCDL(City Developments Limited )、総合施設管理会社CBM社とコラボして開発したものです。
あらかじめ目標値を設定しておくと、電気の使い方に応じて各部屋の背景色が青~赤へと変化します。また各部屋の名称の下には、画面を更新した時の消費電力、前回測定した時との差を数値で表示してくれます。エアコンを設置している部屋にはアイコンが表示され、タップするとリモコン画面がポップアップ表示されます。あとは、ON/OFFボタン、温度設定、風量、風向ボタンなどをタップすることでエアコンの操作をすることができます。電気使用量の履歴は下部のボタンで画面を切り変えることで、グラフで確認できます。
利用方法
コラボ先からの委託開発アプリということで、現状は公開しておりません。
コラボのポイント
当社D-HEMSですが、もともと海外展開を狙って開発していたわけではありません。実は以下のようなスマートハウスの共通基盤(プラットフォーム)上の一アプリという位置付けで、ホームサーバー(コントローラー)を中心に、接続する機器、表示端末を機能分離し、その間をECHONET
LiteやHTTPなどの標準的な通信規格で結んでいます。国内を想定した性汎用性、拡張性の高さが、結果的に海外展開にも有利に働いたと思われます。詳しくはこちらのリリースをご覧下さい。