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平成19年1月19日

報道関係各位

ダイワハウス×近藤典子 「暮らしごこちデザインプロジェクト」

ケーススタディハウス横浜 グランドオープン

 大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:村上健治)は、2007年2月10日、アメニティアドバイザー・近藤典子氏とのコラボレーションにより設計した「ケーススタディハウス横浜」を神奈川県横浜市のハウスクエア横浜展示場内でグランドオープンします。

 当社では2005年10月より、アメニティアドバイザーの近藤典子氏と「本当に暮らしごこちのいい家とは何か?」をテーマに、当社が長年培ってきたノウハウと同氏の快適な生活提案を融合させるプロジェクト「暮らしごこちデザインプロジェクト」を展開してきました。
 このプロジェクトでは、実際に暮らしてみて初めて実感する“暮らしごこち”がストレスフリーで快適な住まいになるように、研究開発に取り組んでいます。
 2006年5月には、広島県内のアスタ展示場に、“快適な暮らしごこち”を体感できるテーマハウス「ケーススタディハウス広島」をオープンさせました。ここでは、本当にお客様の家づくりの参考になるように、サイズ・間取り・動線はもちろんのこと、洋服の管理の仕方やゴミの置き場所に至るまで、随所で暮らしをリアルに表現しています。
 それは、住んでみて初めて気づく「暮らしの中の“困った”」を、住む前からあらかじめ解決しておき、人が家に合わせて我慢しながら暮らすのではなく、家が住む人に合わせてくれるフレキシビリティも併せ持った、生活者の視点に立った提案集ともいうべき空間です。
 そしてこのたび、横浜市内に都心の暮らしごこちに配慮したケーススタディハウスをオープンする運びとなりました。

ポイント:
1. 近藤典子氏の提案によるケーススタディハウスの基本コンセプト
    ~暮らしごこちよさを実現する 「3つの“間”」~
2. 「ケーススタディハウス横浜」の特長
    ~「扉で暮らしの変化を楽しむ」 6つの扉の提案~
1.ケーススタディハウスの基本コンセプト
  ~暮らしごこちよさを実現する 「3つの“間”」~
 暮らしごこちデザインプロジェクトが展開するケーススタディハウスでは、快適な暮らしごこちを実現するための必要条件として、「3つの“間”」である「空“間”」「時“間”」「人“間”」を掲げました。この「3つの“間”」は、近藤典子氏のソフト提案を当社が形にするコラボレーションの基本コンセプトであり、これらがそろってはじめて、暮らしごこちのよい住まいになると考えています。ケーススタディハウス横浜もこの「3つの“間”」を随所にバランス良く提案し、暮らしごこちよさを具現化した生活空間=住まいなのです。

●3つの“間”とは?
(1) ここちよい「空“間”」
空間を無駄なく有効活用すること
 ただ隙間無く詰め込むということではなく、物の出し入れや人の出入りがスムーズで、毎日の暮らしが楽になるよう計算し尽くした快適空間を提案します。例えば収納についても、ただ作ればよいのではなく、適材適所に適量に配置し、工夫次第で有効に活用できることを納得・実感していただけるさまざまな提案をしています。
(2) ここちよい「時“間”」
動線の無駄を省くことにより、同時に時間や労力のロスをカットすること
 生活動線・家事動線に無駄がなければ、時間と労力のロスがなくなり、代わりに「余裕」が生まれてきます。日々の生活の中で時間が潤うことは、心の潤いにもつながり、暮らしを楽しむ豊かな時間も流れます。
(3) ここちよい「人“間”」
コミュニケーションとプライバシーのバランスがとれ、住む人の心が安らぐこと
 例えば、オープンスペースで家族や周囲の人たちとのコミュニケーションがとりやすい間取りでありながらも、お互いの気配やぬくもりを感じつつ適度にプライバシーが守られる空間のあり方など、人の心に配慮した提案をします。相手を敬い気遣う気持ちや、本当の意味での人と人との「和」は、日常の暮らしの中で生まれてくると考え、さまざまな問題が山積する現代に今一度、住まいの役割を見つめ直す試みでもあります。
 
暮らしごこちデザインプロジェクトでは、家の中のどのスペースにもこの「3つの“間”」が揃うように考えながら家づくりを進めていくよう提案しています。この「3つの“間”」が揃った住まいは、機能的でスッキリとした、ストレスフリーな住宅です。
そんな住宅で暮らすことにより、心の安らぎやゆとりが生まれ、家族をはじめとする周りの人達とのコミュニケーションもスムーズになります。
2.「扉で暮らしの変化を楽しむ」 ~6つの扉の提案~
 前回のケーススタディハウス広島では、車社会である地方都市での生活を意識し、車庫からの生活動線に起点を置きましたが、今回は横浜という都心での暮らしごこちをテーマに、人の集い方を楽しむ家を提案しています。その中でキーワードとなるのが、「扉」です。
  ケーススタディハウス横浜では、都心の暮らしを意識し、「3つの“間”」という基本コンセプトに加え、扉で暮らしの変化を楽しむ提案をしています。今回提案する「6つのゾーンの扉」が、フレキシブルな暮らしの変化を提供し、住まいの新しいカタチを実現します。
(1) 玄関まわり  ~生活シーンのバリエーションに応える空間~
 普段は格子扉によって、仕切られている中庭が、格子扉を開くことで外部空間と一体化でき、大人数でのパーティーにも対応できる広いオープンスペースに変化します。さらに、屋外にある物入れの扉を引き出せば、扉自体が目隠しになり、回りからのプライバシーも確保できるセミオープンスペースとなり、1枚の扉で2つの機能を果たしています。お客様のおもてなしや、子どもの遊びなど、さまざまな生活シーンに応えてくれる扉の提案です。
  また玄関とは別にファミリー専用玄関を確保することで、散らかりがちな玄関まわりの物の管理がしやすいよう工夫しています。
 

 
(2) 暮らしのバックヤード  ~快適な暮らしを実現するユーティリティースペース~
 勝手口とリビング・ダイニング・キッチンなどを結ぶ動線をただの通路にするのではな
く、食品庫、ゴミスペース、洗濯スペースなど家事に重要なスペースとして有効活用して
います。食品庫は、扉がフレキシブルに動くことにより、開けておけばフルオープンな食品庫、閉めれば大容量の物置へと変化します。また、ユーティリティに内蔵された扉を開けば、扉がそのまま家事机に変化します。家の中の荷物の量の変化や来客数、家事内容によって、必要に応じて、臨機応変に家が暮らしに合わせてくれる扉の提案です。
 

 
(3) キッチンライフ  ~シーンに対応するフレキシブルなキッチン~
 スライド扉を開閉させることにより、キッチンを独立型、対面型、アイランド型とその場の“シーン”に合わせてフレキシブルに変化させる提案です。
  独立型キッチンにも、オープン型キッチンにも、それぞれの長所・短所がありますが、扉で「見せる」と「隠す」を自由自在にコントロールし使い分けができると、家事のストレスは軽減されます。また、家族やお客様とも、プライバシーとコミュニケーションを上手に両立させることが可能となります。
 

 
(4) くつろぎ空間  ~リビングでの過ごし方に余裕を持たせる新しい空間~
 リビングの奥に設けたすりガラスの扉を開けると、その奥には物入れスペースが現れます。リビングは、家族それぞれの持ち物が集まってくる、家の中でいつも散らかりがちな場所ですが、家族の持ち物に指定席を設け、出し入れしやすい環境を作ることで、リビングがいつもスッキリと落ち着ける快適なスペースとなります。左右二枚の扉で安心と快適を生み出す提案です。
 

 
(5) 主寝室  ~洗面所との一体化でクリーンライフ+リラックスタイムを結合~
 主寝室に間仕切り家具を設置することで、「パウダールーム」「書斎」「収納」として利用できる多機能で使い勝手のよいスペースをつくりました。さらに、このスペースを個室的空間に変化させるために、扉も設置しました。家族間でも無用な気遣い無く、お互いのプライバシーを保ちながら自分のプライベートタイムをゆっくり過ごすことができる提案です。
 また、寝室からは洗面所・トイレ・バスが一直線で結ばれており、毎日の身支度や小さな子どもの世話、介護なども非常にスムーズに行えます。
 

 
(6) 子ども部屋  ~子どもの成長に合わせてフレキシブルな空間を実現~
  部屋を壁で間仕切るのではなく、可動式の扉で分ける提案です。子どもが幼いときや友達が大勢来たときには共有のオープンスペースとして使用しますが、子どもが風邪をひいたり、1人で勉強に集中したいとき、また、成長した際にはこの可動式の扉で間仕切り、個室として使用することができます。将来、子どもが独立した場合は、元のオープンスペースに戻すこともできる、フレキシブルな空間の提案です。
 

 
 
 今回「扉」の使い方が最大の特長となりますが、ケーススタディハウス横浜ではその他にも都心での生活に配慮したさまざまな提案を試みています。
  例えば、ペットが家族同然に室内で暮らす家庭が多いことに着目し、ペットと快適に暮らすための“しつらえ”を表現しています。階段下を利用した犬小屋や、足洗いやグルーミングのためのペットシャワーなど、ペットも暮らしごこちのよい家を実感できるように随所に工夫を凝らしています。
【ケーススタディハウス横浜 グランドオープン記念セミナーの開催】
 来る2月10日(土)、ケーススタディハウス横浜がグランドオープンします。当日は、近藤典子氏を迎えケーススタディハウス横浜のあるハウスクエア横浜(総合住宅展示場)にて「グランドオープン記念セミナー」の開催を予定しております。
◆ グランドオープン記念セミナー概要
日時: 2月10日(土)午前の部:11時~12時30分・午後の部:14時~15時30分 
※予約制とさせていただきます。セミナー後にケーススタディハウスの見学を希望される場合は、その旨もあわせてお申込ください。
場所: ハウスクエア横浜(総合住宅展示場)内 ハウスクエアホール

募集人数:

600名(午前300名・午後300名の計2回)
予約申込み: 大和ハウス工業 横浜北支店住宅営業所
045-912-7740(9時~18時 火水定休)
HPアドレス: https://www.daiwahouse.co.jp/noriko_kondo/
 
 なお、暮らしごこちデザインプロジェクトでは、ケーススタディハウス横浜のオープンに続き、今春4月には関西地方では初となるケーススタディハウスを神戸市にオープンする予定です。
当プロジェクトでは、今後もケーススタディハウスを通じて、暮らしごこちのよい住まいを提案していきます。これからも当社と近藤典子氏との取り組みにご期待ください。
【近藤典子氏 プロフィール】
神戸市出身。アメニティアドバイザー&インテリアコーディネイターとして、快適な生活提案にこだわる。2000軒以上のお宅で「片付け」を行った経験から生み出される収納のアイデアや創意工夫が、幅広い世代から支持されています。
現在、テレビ・雑誌・講演会などで活躍中。

以上




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