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コラム vol.524
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イベントレポート 賃貸住宅経営 秋の一斉実例見学会(関西会場)

公開日:2024/09/30

2024年9月、賃貸住宅の秋の一斉実例見学会が開催されました。
この見学会は、実際に建てられた賃貸住宅をご自身の目で確認することで、ご入居者に選ばれる賃貸住宅を建てるためのポイントをご理解いただく、参加型のイベントです。
見学会は全国各地で開催されましたが、ここでは関西の会場をご紹介します。

【和歌山市杉ノ馬場会場】
ご入居者の快適性を考えた賃貸住宅を「1棟売り賃貸住宅」として販売

秋の一斉実例見学会 和歌山杉ノ馬場会場では、1棟売りの賃貸住宅として4月に完成した、「TORISIA(トリシア)」が紹介されました。土地と賃貸住宅(新築アパート)を合わせて購入し、賃貸住宅経営を行う方法は、従来から広く行われてきた投資手法ですが、大和ハウス工業においても相続対策や新たな資産運用をお考えの方に、1棟売りの賃貸住宅の販売を行っています。こちらの建物も新たな投資をお考えのオーナー様に購入いただきました。駅に近い立地や建物仕様が好評のようで、開催当日にはご入居済のお部屋が多数となっていました。

会場は、南海電気鉄道・西日本旅客鉄道の「和歌山市」駅から徒歩4分。現地西側にある大通りを南に行くと和歌山城、和歌山県庁と歴史ある和歌山市の中心部に位置します。「TORISIA(トリシア)」には、「ご入居者に歓ばれる暮らしの向上」「街に愛され続ける親和性を考慮」といったコンセプトがあります。今回の会場においても、この二つのテーマが随所に設けられていました。
以前は築古のビルが建っていた敷地面積約342m2の奥行きの長い土地に、ワンルームから2LDKまでのバリエーションを持つ10戸の部屋を設計。ご入居者の快適性と街との親和性を両立させた賃貸住宅となりました。

外観のこだわりとご入居者の快適性を考えた建物設計

「TORISIA(トリシア)」の見どころのひとつとして、外観に採用している平屋の付属棟エントランスがあります。柱を設けた奥行のある空間が、ゆとりや高級感を演出するとともに、住む人へ利便性も提供しています。道路から緩やかなスロープを進み、大型のメール・宅配ボックスを左手に見ながら、オートロックのあるドアの前まで屋根になっているため、雨天でも濡れることなく建物への出入りが出来ます。1階の共用部に入ると緑地が設けられており、建物の中にいながら外とのつながりを感じられます。

ご入居者の便利と日常を楽しむアイデアを遊び心とともにご提案

今回の会場では、3階のモデルルーム(2LDK)を公開。玄関を入ると、玄関収納の壁の小窓からの自然光が明るく差し込む、ゆったりとした玄関土間と玄関框があり、正面の折り戸の向こうには、土間から続くウォークインクロゼットが設置されています。

リビング・ダイニングには戸建住宅に採用されるサイズのシンクとコンロが別になっている2列型のアイランドキッチンが設置され、開放的で家族や友人など大勢で料理を楽しめる提案になっています。リビングの一角には建具を閉めると独立するお部屋がありますが、日常は開けておくと、とても開放感のあるトータルで21.7帖の空間となっていました。
実は、このリビング・ダイニングは、先ほどの玄関からウォークインクロゼットを結ぶ寝室ともつながっており、住戸の中をぐるりと一周できるようになっていました。

さらに本賃貸住宅は、Nearly ZEH-M(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス・マンション)仕様となっているため、建物全体を高断熱化することで、ご入居者には年間を通じて寒暖差が少ない快適な暮らしを提供するとともに、省エネルギー設備機器などの導入により、光熱費の削減が期待できます。
賃貸住宅とはいえ、便利と工夫、そして高機能なお部屋であることは、ご入居者にとってとても魅力的です。設計担当の遊び心と付加価値の詰まったお部屋に住んでいただきたいという想いが詰まった一部屋だと感じる実例でした。

大和ハウス工業では、所有される土地に賃貸住宅を建てるだけではなく、不動産の組み換えや資産形成をサポートするために、今回のような1棟売りの賃貸住宅を開発し、提供しています。
現在、賃貸住宅経営において、地域間格差が大きくなっているといわれています。3大都市圏に人口が集中し、地方においても「コンパクトシティ」化の推進によって、中心部への人口移動が進んでいます。賃貸住宅需要が見込める土地を購入し、賃貸住宅を行うことも、今後の選択肢のひとつになりそうです。

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