[広島県 Nさま邸]
ただ高価なものを選ぶのではなく、訪れるすべての人に「良い家」だと感じてもらえる家をつくりたい。
優れた審美眼をもつご夫妻の思いに応え、美術館のように普遍的な美を宿した住まいを実現しました。
素材の上質さや細部の美しさを生かして
海外や国内のラグジュアリーホテルなどで、ハイグレードな美に触れる機会をたくさんおもちだったNさまご夫妻。新居のご計画にあたり、重視されたのは「王道」の美しさです。素材の上質感やデザインを大切にし、ただ豪華なだけではなく、誰が見ても良い家だと感じるような住まいを建てたいと希望されました。
設計士は余分な要素を極力減らし、「余白」を意識した設計を提案。1階全体に無垢の木の天井材やダークグレーの大判床タイルをあしらって統一感を演出し、質感豊かな革張りソファなどをアクセントにした大きなLDK空間をつくりました。アクセント壁の素材を屋外のタイルと合わせて内と外をつなげたほか、カーテンボックスやスイッチ類を見せない工夫や、タイルの目地を揃える配慮など、細部の美しさが光ります。
「3Dのプランで確認しながら検討できたので、イメージ通りにでき上がりました」とご夫妻。上質でありながら包み込むような温もりが漂う集いの場では、独立して家を出た3人の子どもやその家族が頻繁に集まり、にぎやかな時間を過ごしていらっしゃるそうです。
クールなモノトーンの内装材と木の温もりが調和したLDK空間
絵画を引き立てる無駄のない空間
玄関ドアを開けると目に入るのは、日本画家・東山魁夷(かいい)の大作です。Nさまは絵画のコレクションを趣味の一つとされており、新居の玄関ホールにはぜひお気に入りの作品を飾りたいと希望されました。そこで、美術館の展示室のように、あるいは絵画を引き立てる額縁のように、作品を美しく見せる空間を目指し、柔らかな印象の塗り壁や大判タイルを採用。50キロを超える大型作品の重量に耐えうるよう、安全性にもしっかり配慮して計画しました。
外観の美しさは、昼間はさることながら、夜のライトアップ時に際立ちます。2階右側の格子越しに見えるのは大きなバルコニー。普段使いをされているわけではありませんが、ただそこに大きな空間が存在することで、ゆとりある暮らしを象徴する外観となっています。左側の外壁を彩るのはダイワハウスオリジナルの外壁材、ベルサイクス。ライトアップすることで陰影がより強調され、堂々とした雰囲気が伝わります。
玄関ホール正面の作品を引き立たせる額縁のようなタイル壁。左手のシューズボックスの上も塗り壁にし、絵を引き立たせています
玄関ホール右手には明かり取りの地窓を設置。絵画に直射日光が当たらないように光の入り方を調整しました
システムキッチンと背面収納は質感豊かなダークグレーの面材で統一
キッチンに立つとリビングの大きな窓へ視線が抜け、開放感を味わえます
床タイルとテーブルの質感も調和
ライトアップされた夜の外観は美術館のような雰囲気
バルコニーは2階主寝室につながります
ダイニングでくつろぐNさまご夫妻。テレビは自在に向きを変えられる仕様です
「私たちの感性を理解し、期待以上の提案をしてくれたスタッフに感謝しています」と、ご夫妻は柔らかな笑みを見せてくださいました。
フォトギャラリー
木、土、革など自然素材の良さを生かしたラグジュアリーなリビングダイニング。リビング写真中央のアクセント壁には外壁と同じタイル素材を張り、内と外の一体感を演出しました。
日中とは異なる趣を見せる夜のリビングダイニング。ダウンライトのほか、間接照明やフロアライト、和室の障子越しに届く光などをバランスよく組み合わせ、リラックスできる明るさを確保しています。
2階の主寝室は足裏に優しい感触のウールカーペット敷き。夏もさらっとした風合いで、快適に過ごしていらっしゃるそうです。書斎スペースのカウンターは妻のさとみさん専用のパウダーコーナーとして利用。大きな鏡が空間に開放感と広がりを与えています。
質感豊かなタイルで魅せる外構。段差を低めに、幅を広めに設計し、出入りしやすくなっています。軒下には、和風建築によく用いられる鎖樋(くさりとい)を現代的なデザインで取り入れました。
夜の帳(とばり)が下りると浮かび上がる、格子越しのバルコニーの美景。広い空間を贅沢に使い、美術館のような外観を完成させるために一役買っています。
商品名 | xevoΣ PREMIUM |
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敷地面積 | 441.57m2(133.57坪) |
床面積 |
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ご入居時期 | 2022年1月 |
家族構成 | ご夫妻(60代)、夫の母(80代) |
- ※掲載写真の外観・仕様・外構等については、敷地、周辺環境等の諸条件や地域の条例その他諸事情により採用できない場合があります。
- ※現行商品では採用できない仕様・アイテムが含まれる場合があります。
Team-xevo (チームジーヴォ)- Team-xevoとは建築士や施工技術者などの専門スタッフで構成し、お客さまがマイホームを考え始める時からご入居後も生涯にわたり、ずっとサポートするチームです。
写真左から、島川、手島、近藤、岡山
- 営業担当
- 島川 智行
- 設計担当
- 手島 秀典(ハウジングマイスター:社内認定)
- 工事担当
- 近藤 恵多
- インテリア担当
- 岡山 加寿子(デザインアーク)
※スタッフの所属はご契約当時のものです。
2023年2月現在の情報です。