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特集 アートプロデューサー 谷口純弘さん

アートと暮らす

その存在でがらりと部屋の雰囲気を変え、
新たな表情をもたせてくれるアート作品。
今回は、人々と芸術をつなぐプロジェクトを多数仕掛ける
アートプロデューサーの谷口純弘さんに、
カジュアルアートの魅力や
暮らしへの取り入れ方についてお話を伺いました。

一点購入することから暮らしが変わる

アートといえば美術館で眺めるもの。そんな風に思っていませんか。「自分で買って、家に飾ってこそ面白いんです」。そう話すのは、大阪のラジオ局FM802によるアートプロジェクト「digmeout(ディグミーアウト)」のプロデューサー谷口純弘(よしひろ)さん。新進気鋭の若手アーティストを発掘するギャラリーの運営やアートフェア「UNKNOWN ASIA(アンノウン アジア)」をプロデュースするなど、人々と芸術をつなぐ活動を行っています。

「アートを買う」というとどこかハードルが高く感じる人も多いかもしれません。それは値段や購入方法が分かりづらいからだと考えた谷口さんは、価格設定が明快で、購入したその日に持ち帰れる、手軽なギャラリーや通販サイト(RADIPASSTORE-ラジパスストア-)を十数年にわたって企画・運営してきました。digmeoutの活動は、初めてアートを手にして楽しむ人を増やすとともに、人々とアーティストとの出会いの場を提供し続けています。「digmeoutに選ばれることが若手の登竜門」ともいわれており、これまでにも多数の有名アーティストを輩出しています。

「暮らしにアートを取り入れるために、特別な知識は必要ありません。まずは作品に出合うため、ギャラリーに出掛けてほしいですね」と谷口さん。購入するつもりで作品を見ると、また違った目線で楽しむことができます。ひらめきや直感を大切にして、自分自身がシンプルに「いいな」と感じたものを選ぶのが一番だといいます。

シティホテルを会場として時々行われるアートフェアに行くのもおすすめです。ホテルの客室に展示されているので、住空間に近い雰囲気の中で選ぶことができ、実際に飾るイメージを膨らませやすいのです。

一点手に入れるとぐっと身近になり、あの壁にも、この棚にもと飾りたい場所が増えていくでしょう。アーティストが心血を注いで制作した一点ものの作品には不思議な魅力があります。眺めているだけで自然とインスピレーションが湧き、心を豊かにしてくれるはずです。住まいが色づき、心が動く体験をぜひ味わってみてください。

フリースタイルで好きな作品を飾る

初めて住まいにアートを飾るなら、まずは比較的小さなスペースである玄関がおすすめだそうです。サイズが小さくリーズナブルなアートをバランス良く飾りやすいからです。

「飾りたい作品が増えてきたら、季節や気分によってどんどん入れ替えて構いません。自分が良いと感じたものを飾っていくと、自然とテーマが似てきて、自分らしい統一感が生まれてきます。私の場合はちょっとひねくれた、ユーモアのある作品が好きですね(笑)」

存在感のある大きなアートも、床置きすれば部屋になじみます(artist:右/Ardneks 中央2点/Peter Anderson 左/竹本英樹)

飾り方にも決まりはありません。壁に掛けても、本棚に置いても良いそうです。大きなものなら床にじか置きでも良いですし、スペースに余裕があるなら、作品を邪魔しない白い壁に飾るとより映えます。また、ギャラリーでの展示を意識して、壁の余白を均等にする、ライトアップするなどのひと工夫をしてみましょう。

「アートを飾ると、その場所がきらりと光って見えてくるんですよ」

谷口さんの自宅では、アートを飾ることを考慮し、照明のスイッチを通常より下に設置。目線の高さで作品を飾ることができます(artist:浅井文昭)

谷口さんのご自宅のリビングはギャラリーカフェのような趣。部屋の顔となる壁には大きく印象的なアートを。どこで出合い、どんな作家なのか、一つひとつの作品との思い出を語ってくださいました(artist:正面/あきやまりか)

アートから広がる出会いを楽しむ

さらにアートを楽しむためには、人に“自慢する”こともポイントなのだとか。家にお客さまを招いたり、SNSで投稿したりするのも良いと思います。「暮らしにアートを取り入れると、友達が増えるんです」とは谷口さんの言葉。ギャラリーに通うようになると、アーティストとの新たな出会いがたくさんありますし、ギャラリーのオーナーとの交流も生まれます。また、ギャラリーを探して街を歩いていたら美味しいご飯屋さんを見つけた、なんてことも。今まで知らなかった街の景色にも出合うことができるのです。

カジュアルアート・ヤングアートと呼ばれる若手アーティストの作品は、初めての人でも手に取りやすい価格なうえ、ギャラリーやSNSを通してアーティスト自身と気軽に交流ができます。何より、作品を買うことで自分が応援しているアーティストが大きく成長していく姿を見られる喜びもあります。「彼らは話しかけられるのを待っています。テーマは?モチーフは?画材は?など、気になったことはどんどん質問していいんです。好きな漫画の話で盛り上がっているお客さまとアーティストの姿を目にしたこともありますよ」

アーティストとの対話が、作品と自分自身を取り巻く素敵な思い出になるでしょう。心を豊かにし、生活をアクティブにしてくれるカジュアルアートの世界へ、飛び込んでみませんか。

立体、写真、民芸など、たくさんのアート作品が本棚を彩ります(写真artist:倉崎稜希)

カジュアルなARTの楽しみ方 暮らしに彩りを! アートを住まいに取り入れ、自分らしく楽しむためのポイントを谷口さんに伺いました。

1色やモチーフなどテーマに
統一性をもたせて本棚に飾る

自分の好みやひらめきに従って選べば、自然とテーマが定まりますが、どうしても決め方が分からないという人は「色」をテーマにするのも一手です。例えば本棚の1コーナーを、赤色ならば赤い背表紙の本や小物でディスプレーする。色がそろうと全く異なるジャンルのものでもまとまりが出せます。

モチーフをそろえてテーマ性を出すのも面白い。三角コーンは谷口さんの好きなモチーフなのだとか(artist:陳于文)

青・黄・赤など、棚ごとに色の統一性をもたせて(artist:黄/神崎遥 赤/加藤穂月)

2大きな作品は
床置きしてもOK

大きな作品は床に置き、立て掛けることで圧迫感なく楽しむことができます。配線コードなど、見せたくないものの前に立て掛けて隠すのも一つの手法。ポイントは額縁に入れることです。複数枚飾る時は、額縁の種類をそろえるとまとまって見えます。

■額縁選びに迷ったら
額縁が変わると絵の印象も変わります。どう選んで良いか迷う場合は、額縁専門店に絵を持参して選んでもらうのもおすすめです。

低い位置に置くことで、圧迫感を解消。棚の下を隠してすっきりさせる効果も

3スペースの
サイズに合わせて飾る

スペースの大きさと作品のバランス感も大切。玄関のシューズボックスの上や、窓と窓の間の小壁などの小さいスペースには、小さい作品を。大きな壁にはインパクトのある大きな作品が似合います。

お客さまを迎える玄関には、明るめのアートがおすすめ(artist:森下茅)

4壁を傷付けずに
飾る

額の裏にひもを付けてフックに引っ掛けるのが一般的ですが、額に入れずキャンバスだけで飾るなら、壁に固定した木片に引っ掛ける方法もあります。両面テープで壁に取り付ければ、外す際はシール剥がしできれいに剥がすことが可能。気軽に取り外しができ、季節や気分に合わせて楽しむことができます。

※アートの重さや仕様、壁材の強度などにより、飾り方は異なりますのでご注意ください。

左:両面テープで貼り付けた木片に引っ掛けるだけ 右:四隅に練り消しゴムを付けておくと安定感が増します

5アートの居場所を
考慮した家づくり

■飾る場所を想定する
新築やリフォームの際は、アートを飾ることを想定して、窓やスイッチ類が邪魔しない白い壁をつくるのがおすすめです。ちょっとしたスペースに飾り棚(ニッチ)を設けると、飾る楽しみが広がります。

■ダクトレール照明を取り入れる
天井に配線ダクトを付けておくと、アートを掛けたり置いたりする位置に合わせて照明を設置できて便利です。スポットライトは正面からではなく、遠めの斜め向かいから当てるのがきれいに見せるコツです。

■造作棚は奥行きを深めに
本棚の奥行きを深めに作っておくと、手前に小物を飾るスペースができ、アートを楽しむ幅が広がります。小さな本は2列で並べてもいいですし、気に入った表紙の1冊を立て掛けるのも素敵です。

ライトを当てることでギャラリーのような雰囲気に

本の色に合わせた小物やカードを並べて

気軽にアートに触れたい方へ!
谷口さんのおすすめ

第6回国際アートフェア「UNKNOWN ASIA 2020」

今年で6回目を迎える大阪発の国際アートフェア。アジア各国のアーティスト・ギャラリーが出展し、ジャンルレスなアートを展示します。2020年10月17日(土)・18日(日)開催。

https://unknownasia.net

オンラインで買えるMy First ART

初めてアートに触れるという方におすすめのカジュアルアート作品「My FirstART」。どこにでも飾りやすい八つ切りサイズ(240mm×300mm)を、アートフレームと合わせて購入できます。手にしたその日にお部屋に飾れる手軽さが魅力。プレゼントにもおすすめです。

https://funky802.com/shop/products/artist.php

ギャラリー

関東


  • ■L’illustre Galerie LE MONDE(ギャラリー・ルモンド)
    〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-32-5 ドルミ原宿201
    アートに関する知識がない人でも楽しめる。親しみやすいイラスト作品が中心。
    https://www.galerielemonde.com/
  • ■THE blank GALLERY
    〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-21-6 大崎ビル3F
    国内外の若手アーティストが中心。ポップアートやグラフィック作品が豊富。
    https://www.the-blank-gallery.com/
  • ■hpgrp GALLERY TOKYO
    〒107-0062 東京都港区南青山5丁目7-17 小原流会館 B1F
    国籍やジャンルを問わずさまざまな作品が展示される。
    https://hpgrpgallery.com/tokyo/

関西


  • ■サロンモザイク
    〒530-0041 大阪府大阪市北区天神橋1丁目14-11 天神ビル1F
    アート、クラフトに親しみ、出会いを喜ぶ場所としてオープンされたギャラリー。
    http://salonmosaic.info/
  • ■gekilin.
    〒530-0047 大阪府大阪市北区西天満4-3-3 星光ビル4F
    大阪を中心に若手アーティストを積極的に応援している現代アートギャラリー。
    https://www.gekilin.com/
  • ■THE STORIES
    〒530-0015 大阪府大阪市北区中崎西1丁目7-13 NAKAZAKI O HIGHTS
    「アートやアイデアで中崎町を面白く」をコンセプトにDMOARTSが発信。
    https://dmoarts.com/news/

PROFILE

谷口 純弘さん(たにぐち よしひろ)

802メディアワークス プロデューサー
大手企業のプロモーションやアートブックの発行、国内・海外での展覧会を手掛けるなど「街」と「アート」と「人」をつなぎながら多岐にわたって活動。
アーティスト発掘・育成プロジェクト「digmeout」
https://digmeout.net/

2020年3月現在の情報となります。

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