

“自分のことは自分でする”のが家事シェアの第一歩。
子どもも大人も、自分のものをきちんと片づける習慣づけを
さまざまな住まいのアイデアでお手伝いします。
自然に効率良く家事をシェアするには、動線が大切。
外から帰ったら、郵便物の仕分け、靴やカバンの収納、手洗い、着替えなどを経てリビングに入ることができます。花粉やウイルスを家の中に持ち込みにくく、リビングに荷物や服が散らかる心配もありません。
家に帰るとついリビングに直行して、ソファに上着を脱ぎ散らかし、テーブルに物を置きっぱなし。これを別の人が片づけることは、まさに“名もなき家事”です。
帰宅してからリビングに入るまでに、カバンや上着を自然に片づけられ、“名もなき家事”を作りません。
靴はすぐにしまって
玄関すっきり
帰ったらまず脱いだ靴を「自分専用カタヅケロッカー」へ。同時に自分宛の郵便物を受け取ります。
上着はハンガーに
仮置き
コートや上着は「ファミリーユーティリティ」のハンガーパイプにかけて仮置きしましょう。
うがい・手洗いを
習慣化
うがい・手洗いで風邪予防。動線上に洗面があるので、清潔習慣が自然と身につきます。
部屋着に着替えて
リラックスモード
手や顔を洗って部屋着に着替えたら、それまで着ていた服は洗濯かごへ。
きれいなリビングで
くつろごう
リビングに入るときにはすっかり片づいた状態に。冷蔵庫から飲み物を取り出し、ゆっくり過ごしましょう。
床面積 : 1階 59.75m2(18.07坪)/2階 63.09m2(19.08坪)/合計 122.84m2(37.15坪)
自分のものを各自管理
一人ひとりの荷物を個別管理できるロッカーを玄関に設置。個人のコートやスリッパ、家の鍵など、毎日使う小物を収納し、各自で管理します。郵便物は一番先に帰宅した人がここに仕分けし、不要なチラシやDMは足元のごみ箱へ。後から帰宅した人は、自分宛の郵便物を受け取ることができます。
洗濯家事をスムーズに
外から帰ったら洗面で手を洗い、ここで部屋着に着替えます。ジャケットをかけシャツやくつ下は洗濯カゴへ。洗濯家事に加え、洗面もできるスペースです。うがい・手洗いをして、清潔に保ちましょう。
ごみ箱などもすっきり収まる
多目的に使えるお役立ち収納スペース。下段にはかさばる分別ごみ箱を収納すれば、キッチンでの動きがスムーズ。中段には料理本やWEBでレシピが見られるタブレット型端末を置いて、ちょっとした作業にも使えます。
散らかる紙類をまとめてすっきり
冷蔵庫に貼ってしまいがちなお知らせプリントやクーポンなどはここにまとめます。お客さまが来たときは、扉を閉めればすっきり。ごみ捨ての曜日ルールなど、家族で共有したい情報を整理しておくのにも便利ですね。
家族の持ち物を個別に収納
リビングやダイニングのまわりには、パパの雑誌、ママの美容グッズ、子どもの勉強道具など、それぞれが使うものが散らかりがち。一人ひとりが自分のボックスにしまえば、空間がすっきり片づき、物を紛失することもありません。
2階に持っていくものの待機場所
畳んだ洗濯物や子どもの本など、後で2階に持って上がるもので階段をふさいでいませんか。階段廻りに一時置きコーナーがあれば一件落着。使わない時は飾り棚としても活用できます。
心のゆとりが明日のきれいに
家事シェアで心にゆとりができたら、ゆっくりと明日のコーディネートを考えましょう。ウォークインクローゼット内のフックにかけておけば、朝慌てることがありません。
床面積 : 1階 58.95m2(17.83坪)/2階 58.89m2(17.81坪)/合計 117.84m2(35.64坪)
1. 自分専用カタヅケロッカー
コートや靴、通勤・通学に使うカバンなど、毎日使う自分の持ち物は自分のロッカーへ。各自の防災リュックもここにしまっておきます。
2. ファミリーユーティリティ
3. キッチン横マルチスペース
タブレット型端末でwebレシピを見たり、料理本をすぐに取り出せる場所に収納。下部には分別したごみ箱を置いて、料理をスムーズに。
4. お便り紙蔵庫
5. 自分専用ボックス
オープンなLDKだからこそ、きちんと整理整頓したいもの。家族がそれぞれ持ち物を入れられる収納ボックスがあれば、いつもきれいに片づいた状態をキープできます。
6. ビューティークローゼット