夫はダイワハウスの設計担当というKさまご夫妻。『xevoΣ(ジーヴォシグマ)』の構造や性能を熟知する夫が設計したのは、吹き抜けの土間を主役にした遊び心のある開放的なお住まいです。トップライトや高い窓から差し込む光に包まれた土間は、家の中で自然を感じるオアシスのような空間。「LDKでくつろいでいるときも、視線が土間へと抜けるので気持ちがいいですね」と笑顔で語るKさまです。
吹き抜けの土間は家の中で自然を感じる憩いの場
アーチ開口がかわいい吹き抜けの土間。床をモルタルで仕上げて、さまざまな使い方ができるマルチ空間に。スケルトン階段の上のトップライトからも、高い位置に設けたクロスバーウィンドウからも光が明るく降り注ぎます。「土間にいると空の色や光の移ろいなど自然を感じられるのがいいですね。夜はお月見も楽しめます」とKさま。
視線が土間へと抜ける開放感が気持ちいいLDK
黒板クロス壁の後ろをリビング収納に
土間を囲むLDK。リビングの建具を全開にすると土間と一体につながり、開放感もひとしおです。土間にせり出したリビングの床に座れば、縁側感覚でくつろげるそう。深緑色の黒板クロスを張ったアクセント壁の後ろは収納スペース。本棚を造り付け、壁の横に丸時計を設置して学校風の演出を楽しんでいます。
水彩画のようなアクセントクロスがアートの雰囲気を醸し出す玄関ホール
白で統一した内装に、水彩で描いた抽象画のようなアクセントクロスが映える玄関ホール。アイアンフレームのお洒落なペンダント照明がクロスを引き立てています。シューズクローゼットや折れ戸の収納を設けて収納力もしっかりと確保。左手のアーチ開口で土間のスケルトン階段とつながっています。
切妻屋根の落ち着いた外観
灯りが漏れる夜の表情も温かくて美しい
切妻屋根と片流れの下屋を組み合わせた落ち着きのある外観。白壁を窓枠や庇の黒ラインで引き締めてモダンな印象に。昼間は植栽と緑と白壁のコントラストが美しく、夜は土間の照明の灯りが吹き抜けのクロスバーウィンドウから漏れて、温かみのある優美な佇まいになります。
私は大和ハウス工業の社員で、『xevoΣ』の耐震性能や断熱性能をよく理解していましたが、実際に住んでみて優れた性能をあらためて実感しました。リビングと土間の間の建具を開け放しても夏はエアコン一台で土間まで涼しく、冬も建具を閉めれば暖かさが逃げません。よりいっそう自信を持ってお客さまにお勧めできるようになりました。
スタッフはいつも一緒に仕事をしている仲間ですから、チームワークは抜群。私たちのこだわりに共感し、親身に支えてもらったおかげで、隅々までイメージ通りの家づくりが実現できました。インテリアに関しても大満足です。安藤さんに土間の印象的な照明やアクセントクロスの選び方など心がときめく提案をしてもらえました。この経験を今後のお客様のお住まいづくりに役立てたいと思います。
私のモットーは「わかりやすく、楽しい家づくり」。お打ち合わせでは話しやすい雰囲気をつくり、住宅ローンや税金など難しい内容についてもわかりやすくお伝えするように心がけています。Kさま邸では設計者のこだわりをスタッフ全員がしっかりと共有できるように配慮しました。大切にしているのは「見える化」すること。実際の現場や建物にご案内し、施工写真をお見せして、イメージを具体的にふくらませていただくようにしています。
お住まいにオンリーワンのこだわり空間があると、愛着が湧き、ずっと満足が続くのではないでしょうか。我が家の場合は土間を中心にした間取りに設計したのがポイントです。土間は吹き抜けにして光を取り込み、家の中でも自然を感じられるようにしました。私自身が施主となり、スタッフとともに楽しく家づくりをした経験を活かして、これからも夢のあるお住まいをお客さまに提案したいと思っています。
ご夫妻のお好みのテイストを理解し、土間と調和するナチュラル感のあるカフェ風のインテリアをご提案しました。玄関ホールのアート風クロスやリビングの黒板クロスなど、効果的なカラーをアクセントにしてメリハリをつけています。土間の吹き抜けを彩る大きなペンダント照明は透け感のある繭のようなデザインで、夜に点灯したときの美しさは格別です。外から眺めたときにもバランスよく見えるよう、吊す高さや位置にこだわりました。
News & Topics
最新のイベント情報やキャンペーンなどをご案内します。