Tさまが建てられたのは、いつでも家族のつながりが感じられ、お子さまたちが成長する姿を優しく見守れる平屋。イロハモミジが色めく中庭が家の中心となり、表情豊かな自然を身近に感じながら生活ができます。家族全員が自由に使えるタタミスタイルのスタディスペースや、床を広々使ってくつろげるリビングなど、柔軟性の高い家がお子さまの成長と共に変化し暮らしに寄り添います。また、便利な動線や収納を携えた家は忙しい毎日にゆとりをもたらし、お子さまと一緒に庭の小さな変化に心を傾ける余裕を生み出します。
床で広々くつろげるリビング
ソファなどの家具を置かないことで床を広々と使えるリビング。テレビ背面の壁を挟んで両側から外に視界が広がります。天井や床、巾木にオーク材を施し、床でくつろいでいると温かみのある天然木の手触りが上質な安らぎをもたらします。また、中庭のイロハモミジが四季折々の風景を生み、彩りを加えます。
視点に合わせた天井高で居心地よく
2m72cmののびやかな天井高が魅力のTさま邸ですが、リビングは天井を25cm下げています。床座で過ごすことが多いリビングでは、低い天井が心地よく感じられます。また、下げた天井は質感豊かな木張りによって存在感を高めると、さらに重心が下がって落ち着きを感じられます。
すっきり見えるオープンスタイルのキッチン
木質感たっぷりで温かみのある空間に、ダークグレーのキッチンがアクセントとなり洗練された印象を加えています。オープンキッチンでありながら、カウンター収納で雑多に見えがちな手元を隠したり、冷蔵庫は壁でリビングから見えない配置にしたり、すっきり見える工夫がされています。
家事ラクがかなう水回りの回遊動線
キッチンとランドリースペースなどの水回りは回遊動線でつながります。それぞれの場所に適した収納を設け、家事や片付けが無理なくスムーズに行えるように計画されました。「家族の行動に合わせて収納が考えられているので、物があふれることなくすっきり収まっています」とTさま。
キッチン横のカウンターデスク
キッチンの背面収納に連続してカウンターデスクを設置。家事の合間にタブレット等で調べ物をしたり、縫物など軽い作業をしたり便利に使えます。
タタミで自由度の高いスタディスペース
窓際に幅広いカウンターデスクを造りつけ、小上がりのタタミに腰かけるスタディスペース。人数を限定せずに座れるので、家族が自由に使えます。中庭に面した窓からは、座ると空が見え、立つと中庭を挟んだ向かいに位置するリビングまで視線が通ります。壁一面の本棚には家族分の本を収納。みんなで共有することで興味の幅が広がります。
落ち着いた色味のシンプルな玄関
スイッチ類や照明を表に出さず、シンプルに仕上げた玄関。シューズボックス上の垂れ壁内には間接照明やピクチャーレールが隠され、お子さまが描いた絵などの作品を気軽に展示できます。正面にはファミリークローゼットの開口があり、普段は使いやすくオープンに、来客時はロールスクリーンで目隠しもできます。
豊かな時間を生むイロハモミジの中庭
コの字型に囲んだ中庭はLDKとスタディスペースの3方向から眺められます。「ウッドデッキで子ども達と庭の苔や虫を観察したり、きのこを発見したりして過ごす穏やかな時間が好きです。夜はライトアップした中庭をリビングで眺めていると癒されます」と、中庭が生み出す豊かな時間を愉しまれています。
中庭が徐々に姿を現す玄関アプローチ
壁とコーナー窓をシンプルに構成した外観に、羽目板柄の軒天や植栽が温かみを加えています。内部が想像できないファサードから玄関アプローチに歩みを進めると、徐々に見えてくる中庭の風景に期待が高まります。
大和ハウスの家は天井が高く空間がゆったりした印象を受け、子どもたちを家でのびのび遊ばせたいという私たちのイメージにぴったりでした。手島さんに提案いただいたプランは一目ぼれに近く、さらに細部まで妥協なく私たちの想いを形にしてくれました。家づくりを通して、家族にとって大事なことや将来のことを改めて考えましたが、家族の一員のようなスタッフとの関わりによってより考えを深めることができました。家族と家がこれからどう変化していくのか、今から楽しみです。
外からの視線を気にせず光や景色が取り込めるように、中庭をコの字で囲むレイアウトにしました。スタディスペースは扉を閉めると静かに集中できる場所ですが、いつでも家族の気配が感じられるように中庭や窓を配置しています。タタミ敷きなので仕事や勉強はもちろん、客間など多用途にお使いいただける便利な場所です。家が出来上がって、Tさまの表情に驚きと嬉しさが見て取れ、ご期待以上の家づくりができたと実感。穏やかで優しいお人柄にぴったりの家が完成しました。
News & Topics
最新のイベント情報やキャンペーンなどをご案内します。