ご夫妻とも家づくりに対する強いこだわりと知識をお持ちのFさま。それぞれが専門分野の知識を活かすことで、隅々にまで「二人らしさ」が光るお住まいが完成しました。リビングでひと際目を惹くのは、天井いっぱいまで高さのあるオープン棚。ここは好きなものを丁寧にディスプレイしたり眺めたりと、心が躍る場所です。Fさまの高い感性が豊かに表現されています。また、さまざまな内装素材をふんだんに取り入れながらも空間がすっきりと見えるのは、色使いや寸法の整理整頓を徹底したためです。整った空間がお気に入りの小物や素材を引き立て、Fさまの個性を鮮やかに魅せています。
丁寧にディスプレイされたオープン棚
2m72cmの天井いっぱいの高さまであるオープン棚には、お気に入りの小物たちをバランスよくディスプレイ。両側の建具も同じ高さに揃え、一面がすっきりと見えるようにデザインしました。新居を建てて犬を迎えたいというのが家づくりの発端だったというFさま。棚の一部は奥行をもたせ、愛犬が落ち着けるスペースを確保しています。
色と高さを揃えた統一感のあるLDK
オーク、グレー、ブラックの3色にまとめた広々としたLDK。あえて高さを抑えたキッチン周辺は、折下げ天井とその両側の建具、キッチンのレンジフードとダイニングのペンダント照明など、それぞれの高さをぴったり合わせて空間の統一感を高めています。さらに建具は高さによって色を変えることでも、空間の調和を図っています。
素材感のある内装が温かみをもたらすリビング
天井の広い面積にオークの化粧材を施したリビングは、自然素材の温かい雰囲気が漂っています。天井は外の軒天と木目のデザインを合わせ、さらにTV背面のグレーの塗り壁は外壁材と連続感をもたせることで、窓を隔てて内外のつながりが感じられます。
アイランドキッチンを囲んで過ごす楽しい時間
休日は二人でキッチンに立つこともあれば、友人を招いて手料理をふるまうこともあるというFさま。「数人で囲んでも広々と使えるアイランドキッチンとしたことで、友人も食材を切るなど気軽に手伝ってくれます」と、キッチンを中心に賑やかに過ごされるそうです。
ゆったりとしたトイレと洗面の一体空間
海外のホテルからアイデアを得たという、木目の天井や格子、塗り壁をデザインしたトイレ。トイレの手洗いだけでなく、身支度や帰宅時にも多用途に使える洗面台を同空間に備え、ゆったりと落ち着ける場所にしました。
遊び心を取り入れたファミリークローゼット
洗面スペースの奥に位置するファミリークローゼット。色味を抑えて統一感を重視したLDKに対して、ここはヘリンボーン柄の床材や遊び心のある柄クロスでコーディネートしました。「コンパクトなプライベート空間だからこそ、LDKのデザインと切り離して冒険してみました」とFさま。
眩しさに配慮した小上がりの寝室
タイルの床材から小上がりになった寝室は、フローリングの床面をベッド代わりにマットレスを敷いています。また、ダウンライトは設けず折下げ天井を利用した間接照明と枕元のブラケット照明で明るさを確保。天井面の美観と就寝前後の眩しさに配慮しています。
ミラーの効果で広々と感じる玄関
高窓から柔らかい光が回り込む明るい玄関。玄関ドア正面の開口は土間続きの玄関クローゼットにつながります。建具の枠と一体的にデザインしたミラーは空間に溶け込み、映り込みの効果によって面積以上の広さが体感できます。
素材の異なる壁が調和した外観
縦横と方向が異なるデザインの壁がリズミカルに重なった外観。異素材を使いながらも同系色の濃淡でまとめることで落ち着いた印象です。南側は軒を深く張り出すことで室内への日射をコントロールするとともに、外観に陰影を与えています。
LDKで過ごす時間を大切にしたかったので、寝室をコンパクトにする分、広々と感じるLDKを希望しました。その点で、開放感をもたらす大和ハウスのグランフルサッシは特に魅力に感じました。柱が1本も露出せず、これだけの大空間が実現できたので大満足です。また、間取りやデザイン、ディテールに至るまでこだわりがたくさんあったので、その実現に向けてスタッフの皆さんが私たち以上の熱量でこの家と向き合ってくれたのが嬉しかったです。
ご要望を細部まで丁寧に確認しながら、Fさまと一緒につくり上げていったお住まいです。大開口で外に大きく開きながら、2m72cmの天井高と、天井いっぱいまで高さのあるグランフルサッシによって縦の開放感も抜群。さらにグランフルドアがオープン棚と合わせて空間の一体感をつくっています。これだけ格好良い家ができたのはお二人の妥協ないこだわりのおかげです。私たちスタッフも負けないようにと、それぞれの力を最大限に発揮することができました。
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