[山口県 Hさまのご要望]
数多くの家具や建材がラインナップされるなか、
オーナーさまはどんな理由から
“マイベスト”な一品を選択されたのでしょうか?
インテリアコーディネートをお手伝いしたスタッフがご紹介します。
1
「天井高を強調し
よりリビングを広く感じさせたい」
玄関ホールからリビングへ通じる廊下(下写真)は、あえて幅を広く取らず、2m72㎝の天井高を強調。リビングに入ると、ロースタイルと吹き抜けのダイナミックな景色が一気に広がります。狭さと広さの差によって、よりリビングの広さを感じさせる手法です。
2
「光を取り込み美しい景色を眺めたい」
窓から見える景色や光は、インテリアの一部としても、とても重要な要素です。Hさま邸の階段踊り場に設けた大きなFIX窓は、階段を上り下りする移動の時間さえも豊かにしてくれます。窓のもたらす開放感によって、階段踊り場も快適な居場所の一つになりました。
3
「上質なカーペット敷きのリビングでくつろぎたい」
ロースタイルリビングにカーペットを敷き込んで、よりくつろぎ感の高い空間をつくりました。一葉ちゃんがダンスをしたり、ご夫妻がヨガやトレーニングをしたり。上質なカーペットを敷き込んでいるので、腰を下ろしても寝ころんでも快適です。同じ素材をダイニングのラグなどにも使用しています。
4
「リビング階段は
圧迫感のないデザインに」
リビング階段を横から見ると、白い空間に踏面(ふみづら)=足を乗せる面が浮いたようになっています。標準仕様では蹴込(けこみ)=踏面に対して垂直の面の角に木の部材をあしらいますが、Hさま邸では鉄板を白く塗装したものを張り、存在感を消しました。勾配も通常より緩やかな、Hさま邸オリジナルの階段です。
5
「アクセントタイルは
目地の色まで大切に」
玄関ホールのそばにあるおもてなし洗面は、外から帰った家族や訪れるゲストがまず立ち寄るところ。ヘリンボーン張りの緑色のアクセントタイルをあしらって、少し華やかに飾りました。目地の色は薄いピンクを選択。コントラストの妙にもTさんのこだわりが生きています。
6
「ダイニングチェアはあえて異なるデザインを楽しみたい」
好きな椅子がたくさんありすぎて一つに絞れないとおっしゃったHさまご夫妻。4脚のダイニングチェア全てを異なる素材やデザインにして、遊び心を表現しました。椅子の座面をリビングのソファとそろえて、リビング・ダイニング全体で統一感を演出しています。
スタッフからひと言
インテリア担当 倉田 利恵
Hさまご夫妻は建築の知識をたくさんお持ちで、ご自身のお好みも把握されていました。ご期待に応えるアイテムをご提案するよう努めたスタッフにとっても、印象深いお住まいです。
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2022年8月現在の情報となります。