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都会を離れてコロナ移住を考えている方へ移住アドバイザーが語る
地方移住を成功させるコツとは?

テレワークの導入でオフィスに出社する回数が減り、
混雑回避の意味でも都会を離れて自然豊かな地方に移り住む
“コロナ移住”への関心が高まっています。

しかし、地方暮らしには都会の生活からは想像できない現実がある
と移住アドバイザーの清泉亮さんは指摘します。
「こんなはずじゃなかった」とならないよう、
メリット・デメリットをトータルに判断したうえで検討する必要がありそうです。

地方移住を成功させるコツ、移住先を選ぶ際の心得など、
20年以上にわたり日本各地に移り住んでいる移住のプロにお話を伺いました。

Profile

清泉 亮(せいせん とおる)さん

幼少期から20代前半まで米国で過ごす。1990年代半ばから週末移住を始め、東北から沖縄県まで日本各地を転住しながら暮らすベテラン“イジュラー”。現在は長野県の村落で暮らしている。移住者への適応アドバイスや生活トラブルの相談に乗っている。

コロナ移住のコア層は30〜40代。首都圏出身者が多い

清泉さんいわく、地方移住といえば、これまではリタイア後のシニア世代がコア層でしたが、今は30〜40代の若い層からの問い合わせが増えているといいます。

清泉さん:「現役世代のうちはあきらめていた地方移住が、働く場所に縛られなくなったことで実現できる環境になったことが理由の一つでしょう。完全に移住する方もいれば、週に数日オフィスに出社し、それ以外は自然に囲まれた地方の家でリラックスするという通い移住を選択する方もいます。

今回のコロナ移住で多いのが、都会生まれの方のIターンです。また、移住の問い合わせで多いのが首都圏の都心部でマンション暮らしをしている方が、アクセスが比較的良い長野県、山梨県、群馬県あたりへの移住を検討しているケース。

都会生まれの方の場合、いつかは戸建住宅を持ちたいという潜在的な憧れも、地方移住への瞬発力になっていると感じます。ただし、都会でマンションなどに暮らしていた方がいきなり地方の戸建てに移り住むと、住まい方の根本的な違いに困惑して失敗するパターンも少なくありません。移住を成功させたいなら、そういった多様な観点も考慮に入れて、入念に準備することをおすすめします」

「地方=お金がかからない」は誤解!
地方暮らしの意外な真実とは?

自らも地方移住歴20年超の“ベテランイジュラー”であり、移住アドバイザーとして多くの事例をリアルに見てきた清泉さんに、地方移住のメリット・デメリットをお聞きしました。

清泉さん:「メリットはなんといっても都会の混雑から開放されてのびのびと生活できること。通勤ラッシュとは無縁の生活になります。季節によって移ろう美しい風景を愛でながら、毎日を過ごせる喜びがあります。オフの充実が仕事にも良い影響を与えるでしょう。

また、小さなお子さんがいるご家族にこそ、地方での暮らしは向いているのではないでしょうか。子育て世帯の移住者に話を伺うと、お子さんは自然の中でのびのびと遊べるし、ストレスが少なくて快適……といった声が聞かれます」

一方で、地方移住にはさまざまなデメリットも存在するといいます。

地方移住の知られざる真実【1】
地方暮らしにはお金がかかる

清泉さん:「地方では固定資産税や法人税の税収が都会ほど望めないので、住民税や介護保険料、国民健康保険料といった税金の負担は都会に比べると重くのしかかってきます。特に顕著なのが国民健康保険。会社勤めを続けながらの地方移住であれば比較的影響は少ないですが、移住を機に起業や就農などの独立を考えているなら、具体的な納税額をシミュレーションしておいた方がいいでしょう。とりわけ初年度、都会で会社勤めをしていた頃の収入から算出された場合、びっくりするぐらい高額になることもあります。

また、地方では光熱費もかかります。都会に比べると寒暖差が大きく、電気・ガスの使用量は跳ね上がります。中でもガスは地方ではプロパンガスが主流なので、都市ガスの価格と比べるとかなり高額。下水道が完備されていない地域が多いため、浄化槽を設置する料金も見積もっておきましょう。その他地方では車が移動の足になるので、ガソリン代も欠くべからざる必要経費。山間部では傾斜があるため燃費も悪くなり、さらにガソリン代がかかります。

なんとなく“地方暮らしは生活費が抑えられる”といったイメージをお持ちの方も多いようですが、実際にはいろいろとお金がかかります。甘く見積もっていると『こんなはずじゃなかった』と経済的に行き詰まってしまうこともあるのです」

地方移住の知られざる真実【2】
近所付き合いが独特

清泉さん:「近所付き合いが希薄な都会から移住すると、地方での人間関係は濃密で戸惑うことが少なくありません。特に集落でその傾向が強く、実際的な負担としても町内会や組合などで労力と役務の無料奉仕を当然のように求められます。人間関係の煩わしさを避けたい方は集落ではなく、別荘地や分譲地を選ぶのが無難です」

地方移住の知られざる真実【3】
老後は都会に戻らざるを得ないケースが多い

清泉さん:「地方での移動の足は車です。年齢を重ねて運転ができなくなったり、近くに通える病院がなかったりすれば、老後は身寄りのある都会に戻っていくケースが多数です。地方の家が終の棲家となる方は意外と少ないのが現実なのです。そのためにも、都会に戻れる場所を残しておくことが大切です」

地方移住を成功させる3つのコツとは?

地方での暮らしには思いもよらぬコストや負担、リスクがあることが分かりました。それでは苦難を乗り越えて移住を成功させるには、どのように進めればいいのでしょうか?

コツ1:移住前に戸建て暮らしを経験しておく

清泉さん:「地方にはマンションが少ないので、必然的に戸建て暮らしとなります。自然に囲まれていれば季節を問わず虫が入ってきますし、家のメンテナンスも自分でしなくてはなりません。すべてを管理会社が行ってくれる都会のマンションと地方の戸建てでは、そもそもの『暮らし方のギャップ』が大きいです。あらかじめ戸建て暮らしを一度経験しておくと、地方での生活にもなじみやすくなります」

コツ2:家を建てる前に借りて住んでみる

清泉さん:「まずは移住を検討している地域に家を借りて住んでみて、その土地の気候や個性を知ったうえで家を建てることをおすすめします。海辺でも山辺でも、風向きや標高によって家屋の傷みやすさ、住みやすさは相当変わるので、事前に細かく確認しておけるとベストです。土地の湿気や風の通り方、雪質といった地域特性は、各エリアへ灯油を配達する地元のガソリンスタンドの方が詳しかったりしますので、上手に話しかけて情報を集めておくといいでしょう」

コツ3:都会の住まいは手放さない

清泉さん:「都会に住宅を持っている方は、売却せずに賃貸に出すなどして地方移住することをおすすめします。都会の暮らしをすべて捨て去ってしまうと、地方でうまくいかなくなったときに追い詰められます。終の棲家にしようと意気込まず、“うまくいかなかったら戻ればいい”くらいの気持ちでいた方が心の余裕につながりうまくいくものです」

「移住すれども定住せず」を解決するカギは
「コミュニティ移住」

田舎暮らしブームにより地方へ移住する方は増えましたが、現実は「移住すれども定住せず」。夢を持って地方に家を建てるも、なかなか集落の慣習や文化になじめず、結局都会に戻るようなケースが多かったそうです。こうした事態を防ぐためには、「コミュニティ移住」が理想的だと清泉さんはいいます。

清泉さん:「集落ではなく、別荘地や分譲地に都会からの移住者がコミュニティをつくって移り住めば、似たような価値観やバックグラウンドを持つ方同士で助け合いができるので、定住につながりやすいでしょう。

これまでの地方移住は空き家対策推進の側面もあり、集落への移住を推奨していましたが、定住しないのでは意味がない。今後は別荘地や分譲地を視野に入れた定住対策にシフトしていくべきと考えます。新たな住宅着工が増えれば、地域の活性化にもつながるでしょう」

まとめ

コロナ禍が大きく変えた、私たちの暮らし方・住まい方。これまで通り仕事を続けながら、地方に住むという新しいライフスタイルの可能性が広がりました。しっかり押さえておくべきポイントを納得できるまで検討し、満足度の高い地方移住を実現させてください。

ダイワハウスでは“暮らす森”をコンセプトに、全国に「森林住宅地」を展開しています。地方でのテレワーク生活をお試し体験できる施設をご用意していますので、移住したらどんな暮らしになるのか興味がある方は、ぜひ一度体験してみてください。

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