土地には、同じ広さでも「用途地域」や「建ぺい率・容積率」、
「斜線制限」などさまざまな種類や規制があります。
家を建てるために必要な知識なので、事前に確認しておきましょう。
斜線制限とは
斜線制限とは、建築物の各部分の高さに関する制限のこと。建築物を真横から見たとき、空間を斜線で切り取ったようになることから斜線制限と呼ばれています。通風、採光等を確保し、良好な環境を保つことを目的として、「道路斜線制限」「隣地斜線制限」「北側斜線制限」の3種類があります。
住居系地域で気をつけたいのが、北側隣地の日照の悪化を防ぐため、建築物の北側に課せられる「北側斜線制限」。第一種・第二種低層住居専用地域と、第一種・第二種中高層住居専用地域に適用されます。
※この4地域以外には北側斜線制限はありません。
公開日:2014/08/01