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和室の基礎知識 その弐和室を構成する畳と建具

和室の基礎知識 その弐 和室を構成する畳と建具

夏涼しく、冬暖かく。日本の気候や風土に合わせて、
快適に暮らすための知恵が詰まった和室を構成する床材・畳や襖、障子などの建具。
その良さをあらためて見直し、現代の住まいに取り入れてみませんか。
光や風など自然を身近に感じ、気持ちもなごむ心地よい空間をつくることができます。
現在の暮らしに合わせて素材や機能、デザインも多彩に進化しています。

床として、多機能に活用できる畳

畳の上で、ごろんと寝転んだり、家族でくつろいだり、また趣味を楽しんだり…。床として、座面として、また寝るときは寝具としての機能を果たす畳。和室は、リビング、寝室、書斎など、多目的に活用できます。

畳は日本生まれの文化

中国大陸から入ってきた文化が多い中、畳は日本で生まれた特有の文化。古くは「古事記」にも登場し、当時は「ござ」のようなものであったと推測されています。また、現存する最も古い畳は東大寺の正倉院に保管されている「御床畳(ごしょうのたたみ)」。奈良時代のもので、ベッドのように使用されていました。そして、現代の畳の形になったのは平安時代といわれ、部屋全体に敷き詰められるようになったのは、書院造りが発展した室町時代に入ってから。庶民の間に広がったのは江戸時代以降といわれます。

畳の構造は?

クッション性があり、さらりと肌触りがよく、湿気にも強い畳。「床(とこ)」「表(おもて)」「縁(へり)」という3つの部分から構成されています

畳床(たたみどこ)

畳の中身のこと。踏むと適度にかたく、やわらがすぎない弾力性があります。伝統的な本床はわらを締め付け縫い重ねたものですが、現在はわらを使わない建材床が増えています。

畳表(たたみおもて)

畳の足裏に直接触れる表の部分。い草という植物の茎を織ったもので、約1㎝の織り目を「畳の目」と呼びます。

畳縁(たたみべり)

畳の長辺に沿って縫い付けられている帯状の布を畳縁(たたみべり)といいます。柄を織り込まれた「柄縁」と「無地縁」があります。縁なし畳は縁付きと比べて粗末な畳とされましたが、最近ではそのシンプルさが好まれています。

なぜ、畳のへりを踏んではいけない?

畳の縁はその家の格式を表し、畳の縁に家紋を入れることも多くありました。そのため、縁を踏むことはご先祖様や家人の顔を踏むことになり、大変失礼なこととされます。

畳表に使われる、い草

和室で過ごすとリラックスできるその理由のひとつは、畳の清々しい香り。畳表に使われている多年草の植物「い草」には、「フィトンチッド」などリラックス効果や鎮静作用がある芳香成分が含まれています。また、い草は表皮がかたく、内部はスポンジ状の構造のため、コシと弾力があります。断熱性と保温性に富み、足で触れると夏は涼しく、冬は温かいのが特徴。さらに吸放湿性が高く室内の調湿にも役立ち、二酸化窒素を吸収して空気をきれいにする働きがあるといわれています。

地域によってサイズが異なる?

「起きて半畳、寝て1畳」といわれるように、畳1枚の大きさは大人1人が寝ることができる大きさとされています。建物を建てる際も、1畳、2畳と空間の大きさを図る基準の一つとされ、畳2帖分の大きさが土地や建物の面積を表す基本単位の「坪」と呼ばれています。畳は地域によって大きさが異なり、マンション用にはさらに小さなサイズの畳が量産されています。

畳のサイズ

京間 6尺3寸×3尺1寸5分/1910×995㎜ ※関西
中京間 6尺×3尺/1820×910㎜ ※中部、東北、北陸ほか
関東間 5尺8寸×2尺9寸/1760×880㎜ ※関東ほか
団地間 5尺6寸×2尺8寸/1700×850㎜ ※マンション・アパート用

琉球畳とは

現在では素材にかかわらず、半畳サイズで縁のない畳が一般的に琉球畳と呼ばれています。しかし、本来は沖縄地方で栽培されていたカヤツリグサ科の「七島イ」(しちとうい)という植物を使った畳のこと。調湿性や防臭・消臭性が高く、一般のい草と比べて耐用年数が約5倍長い、といった特長があります。また半畳サイズだけでなく、1畳サイズの琉球畳もあります。「七島イ」を栽培しているのは、今では大分県など一部の地域に限られています。

琉球畳を用いたモダンな和室。シンプルで正方形の畳は、和、洋、アジアンテイストなどのインテリアにも合い人気を呼んでいます。

畳の敷き方

さまざまなサイズがある畳ですが、いずれも縦横の比率は1:2。少ない枚数の畳の組み合わせで四角形となり、効率よく間取りがつくれるようになっています。
昔は畳がとても大切なものだったため、普段は重ねて置いておき、祝儀や不祝儀が行われるときだけ、その用途に合わせて敷きました。現在は吉の敷き方とされる祝儀敷きが一般的で、畳の角が交わって十字になる敷き方は、不祝儀敷きとされます。

畳の敷き方

機能性やデザイン性に優れた、現代の畳

最近ではい草だけでなく、機能性のある和紙などを使用した畳もあります。防汚加工により、飲み物などをこぼしても拭くだけできれいになったり、傷つきにくい、撥水性・変色・退色に強い、耐久性があるなどの特長があります。色のバリエーションも豊富です。

銀白色 灰桜色 栗色 亜麻色と白茶色の二色編 撥水性に優れています。

タタミコーナーをつくる

和室がなくても、タタミコーナーをつくって和のくつろぎ空間を演出することもできます。床の高さをアップさせて、下に収納スペースを設けたり、畳に腰掛けたりすることも。リビングの一角に設ければ、来客の応対や家族とのコミュニケーションスペースになります。手軽にタタミコーナーがつくれる置き畳もあります。

タタミコーナー

置き畳

空間をゆるやかに仕切る、建具

日本の建具は、用途に応じて空間を自由に仕切ることができる襖や障子など引き戸が中心です。部屋と部屋、部屋と外部をゆるやかに仕切り、外からの風や光など自然を身近に感じながら暮らすことができます。

空間を自在に仕切る、襖(ふすま)

部屋と部屋を仕切る襖は、用途や人数に合わせて部屋を仕切ったり、開放したりすることができます。洋室のドアのように遮音性がないので、プライバシーの確保には適しませんが、家族の気配を感じながら暮らせる魅力もあります。

インテリアとしての襖

建具としての襖は日本で生まれたものですが、平安時代末期から鎌倉時代は、中国から輸入された、唐草や亀甲、波形などの色模様が刷られた「唐紙」を用いたため、別名「唐紙(からかみ)」とも呼ばれていました。安土桃山時代の城や寺院の襖には、絵師によって華やかな絵が描かれ、芸術として現在にも残されています。一方、庶民の間に広く普及したのは、和紙の生産が盛んになった江戸時代後期になってから。自然素材の美しさを生かし、吸湿性に富む和紙を用いた襖は、日本の気候風土にも合い、現代の暮らしにも生かしたい建具です。

吊押入の施工例

やわかな光を室内に取り込む、障子

窓や縁側、部屋との境や部屋の間仕切りとして用いられる障子は、木の格子組に張った和紙を通して外からの日差しをほどよく抑え、やわらかな光を室内に取り入れます。
「障(さえぎる)」「子(もの)」という名の通り、もともとは襖や戸、ついたてなど建具の総称でした。現代のような障子になったのは平安時代後期といわれ、和紙の生産が増加した室町時代以後に多く用いられるようになりました。

部屋の雰囲気をつくる、障子のデザイン

障子の格子の組み方にはさまざまな種類があります。横の桟を多く入れた「横繁(よこしげ)障子」、縦の桟を多く入れた「竪〈縦〉繁(たてしげ)障子」、縦横の桟を粗く組んだ「荒間(あらま)障子」と呼ばれる大きな格子のものなど、格子の形によって部屋の雰囲気が異なってきます。また、下部にガラスをはめた「雪見(ゆきみ)障子」は、障子を閉めたままで外の景色が眺められるようになっています。

[竪(縦)繁障子(縦広格子)][竪(縦)繁障子(縦広格子)][荒間障子][雪見障子]

和の建具を洋室に取り入れる

最近では洋室にも合う、シンプルでモダンなデザインの襖や障子も。
隣接する和室との間仕切りなどに取り入れるのもおすすめです。

格子の間隔を広くとった、穏やかな印象を与えるモダンな障子。

部屋の雰囲気になじむ、壁と同じクロスを使用した襖。

ダイワハウス「xevoΣ」和暮らし

ダイワハウス「xevoΣ(ジーヴォシグマ)-和暮らし-」では、日本家屋における多彩な工夫と、独自の技術による大空間・大開口を融合し、自然と寄り添い、空間を楽しみ、人とつながる「和のグランリビング」を実現。 場面に応じて天井高2m72cmの大空間を建具の上部を解放した「オープン欄間付き障子」で巧みに仕切ります。外の光が障子を通してやわらかく広がり、内と外、部屋と部屋をゆるやかにつなぎます。

現代的な和室

ダイワハウスでは日本家屋のよさを生かしながら、快適な現代の和室も提案しています。和室事例も合わせてご覧ください。

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