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生活を考える

-照明計画を考える-【第2回】照明の「場所」をデザインする

照明は暮らしに欠かせない存在です。
最近ではデザイン性や機能面でさまざまな種類の照明器具が販売されており、
家具や内装との組み合わせを考えるのはわくわくするもの。
照明の使い方ひとつで生活空間は大きく変わります。
新築時でないと取り入れにくい照明もあるので、住宅の購入を予定している方は、
間取りの計画と併せて照明についても考えてみませんか。

照明の専業メーカーであるコイズミ照明に、
快適な暮らしを実現する照明計画の考え方を3回シリーズで教えていただきます。

第2回は「照明の『場所』をデザインする」です。

役割や特徴を意識した光の配置

第1回では、光の色と明るさについてお伝えしました。今回はより具体的なシーンを想定して、照明の配置について考えていきます。

最近では、「多灯分散」の照明計画を採用する住宅が多く見受けられます。ダウンライトや間接照明、スタンドライトなど複数の照明を一部屋に配置する考え方です。もともと、シーリングライトやシャンデリアを一部屋に1つ設置する「一室一灯」が主流でした。1990年代になると、LDがつながった間取り形式が広がり、従来のシーリングライトに加えてダウンライトなどが取り入れられるようになります。さらに、2000年代に入ると光そのものにこだわり、役割に合わせて多くの照明を配置する「多灯分散」という考えが主流になりました。日常で使用する照明の数や種類が増えたからこそ、その役割や特徴を意識して照明計画を考えることが大切です。

適所適光を考える

照明計画を考えるうえでポイントとなるのは光の役割です。光は役割によって「環境光」「目的光」「演出光」に大きく分けられます。

環境光

天井・壁面を照らし、空間全体を明るくします。
例)シーリングライト、ダウンライト

目的光

目的に合わせて床やテーブルの上などの水平面を明るくする光です。
例)ペンダントライト、スポットライト

演出光

装飾の光で空間を彩り、演出目的で局部的に明るく照らします。
例)スタンドライト、ブラケットライト

照明の種類例

照明計画では、まずは空間全体を照らす環境光について検討します。次に、料理や仕事などの「目的」がある場所を照らす目的光。最後に、情緒を生み出す演出光の設置について考えます。組み合わせだけでなく、環境光、目的光、演出光を個別に灯すシーンを想定し、単独での照らし方も確認しながら選びます。

各種照明の設置場所

ダウンライト

環境光の主流になりつつあるのがダウンライト。天井に光源を埋めこむタイプの照明なので、シーリングライトなどと違い天井がフラットになり、スッキリとした空間に見せてくれるのが特徴です。注意点として、くつろぎたい場所の真上に光源があってまぶしい、テーブル面が暗がりになって作業しづらいといった失敗をしないために、事前にしっかり設置場所を考える必要があります。

また、配灯位置によって部屋の照明効果は大きく違ってきます。ここではダウンライトの配灯方法をいくつかご紹介します。

集中配灯

部屋の中央付近に、ダウンライトを集中して設置しています。明るさにメリハリがつきやすいので重厚感のあるカッコいい雰囲気をつくりたい場合などに向いています。

分散配灯

壁面にも光が当たるように設置する方法です。空間全体をフラットに明るく照らします。

多灯配灯

集中配灯や分散配灯のように均等にダウンライトを設置する方法の他に、多数の照明を配置する照明計画です。ダウンライトだけで構成することもありますが、間接照明を取り入れる照明計画も人気です。

ペンダントライト

コードやチェーンで天井から吊り下げるペンダントライト。大ぶりのものなら1つ設置して広い面に明るさを確保し、小ぶりのものなら複数並べてダイニングテーブルやキッチンカウンターなどを照らします。ペンダントライトの照明計画でポイントとなるのは、吊り高さ(床から光源までの高さ・テーブル面から光源までの高さ)です。部屋で立っている人とテーブルに向かって座っている人、両方の目線を意識します。

大ぶりのペンダントライト設置の高さと、人の目線の関係 概念図

大ぶりのものは発光面が広いので吊り高さが高すぎるとまぶしく感じます。またセードの素材によって光の印象が変わり、明るさも異なるので、テーブルやカウンターなどがどのくらいの明るさで照らされるか、しっかり確認しましょう。

大ぶりのペンダントライトはテーブル面から800~900mm、小ぶりのペンダントライトは、700~800mm離して設置すればまぶしさを感じにくく、頭にも当たりにくいです。例えば、小ぶりのペンダントライトを並べて使用する際は、灯具の直径が100mm以上の大きさならば500~600mm程度間隔を取り、直径100mm未満の場合は400~450mm程度の間隔を取りましょう。照明同士がぶつかりにくく整って見えるのでおすすめです。

小ぶりのペンダントライト設置の高さと、人の目線の関係 概念図

※Φは直径を指す

ペンダントライトはダイニングテーブルだけでなく、キッチンの手元灯として設置することも増えています。キッチンでは刃物などを扱うため、ライトに頭がぶつからず、まぶしさに考慮した配置や吊り高さにする必要があります。

建築化照明(コーブ照明・コーニス照明)

天井を照らすコーブ照明は、空間全体に開放感や広がりを与えてリラックスできる空間を演出してくれます。

壁面を照らすコーニス照明は、空間の明るさ感を演出。光のグラデーションによって空間に立体感が生まれます。LDK以外にも、住まいの中のちょっとしたスペースに取り入れて魅力を引き立てることができるので、トイレや玄関などに取り入れてみてはいかがでしょうか。

コーブ照明・コーニス照明など建築構造と一体化させた照明(建築化照明)は新築時だからこそ取り入れやすいのでおすすめです。計画時にはぜひ検討してみてください。

第3回は「外構・エクステリアの照明」について考えていきます。

写真提供:コイズミ照明

取材協力

コイズミ照明株式会社

(本社)〒541-0051 大阪府大阪市中央区備後町3-3-7 TEL:06-6266-8141

ショールームのご案内

コイズミ照明では、東京・大阪・福岡・沖縄の4か所にショールームをご用意しています。実物の大きさや明るさを体感してみてください。

https://www.koizumi-lt.co.jp/showroom/

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