インテリアコーディネーター
居心地のいい空間が
おうち時間を豊かにする
私がこれまで出会い、体験したモノやコトなど、全ての情報の中から、お客さまの暮らしやお人柄、夢や理想に合う商品は何かを考え、アドバイスいたします。その⼯程を積み重ねていくことで、オンリーワンのお家へ。その方にとっての居心地の良さをカタチにして、おうち時間がもっと豊かになる空間をお届けしたいと考えています。
LDKの吹き抜け空間は、2Fの各居室につながる廊下に⾯しており、どこにいても家族の気配を感じられます。吹き抜け腰壁には透明アクリルパネルを用い、安全⾯に配慮しながら開放感も両立。夜になると、吹き抜けにランダムに吊り下げた5灯のペンダントが、鏡と化したアクリルパネルや窓ガラスに映り込み、照明が幾重にも⾒えて華やかさを増します。昼と夜では異なる雰囲気を楽しめる空間です。
中庭に⾯した2方向のハイサッシから、たっぷりと光が降り注ぐLDK。中庭のおかげで⼈⽬を気にすることなく、深い軒が強い日射しを遮るため、昼夜問わずカーテンレスで過ごせます。化粧天井の⾃然⽊⽬が醸し出すラインと、コーヒー⾖を再利⽤した風合いのあるタイル壁が、空間に居心地の良さをプラスしてくれます。
トイレは、毎⽇使う場所であり、来訪者も利⽤される場所。そして短い時間でも⼀⼈になれる空間でもあるからこそ、こだわる方が多くいらっしゃいます。
左の写真は、凹凸のあるアクセントタイルに上からの間接照明を組み合わせ、タイルの陰影を強調させつつ、空間にやさしい光を広げています。ダーク系コーディネートと間接照明で、落ち着いた空間に仕上げました。右の写真は「ナチュラルな空間にしたい」とのご要望から、グレーを基調にオークの風合いを生かした造作⼿洗いをご提案。ペンダント照明は、シンプルな形でありながら⾼低差を付けて吊るすことで、空間にアクセントを加えています。
大和ハウスのインテリアコーディネーターが「心からくつろげる家」にするためのインテリアの法則を、照明・収納・家具・色彩計画などテーマ別にご紹介していきます。
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