リビング階段と大きな本棚が印象的なKさまの家。本棚にはお子さまたちのお気に入りのアイテムや本が並べられています。インテリアは日本と北欧を融合した「ジャパンディスタイル」を採用。繊細なディテールや主張が控えめながらも自然を感じる素材感、柔らかい色調を黒で引き締める色使いで、優しくも凛々しい「和」を現代的に表現したスタイルです。カーテンに頼らなくてもプライバシーが守れるよう窓の配置に配慮しながら、吹抜けのリビングは明るく、外に視線が抜ける気持ちよさが感じられます。
お子さまたちの成長が見える、階段ライブラリー
リビングの壁一面に設置された、大きな本棚とスタディスペース。階段と一体的に使えるライブラリーは、お子さまたちのお気に入りの場所です。「子どもたちが階段の踏板に腰かけて本を読んでいる姿を、いつも微笑ましく見ています」とKさま。 黒いスチールのスケルトン階段は、インテリアのアクセントにもなっています。
プライバシーに配慮しながら視線が抜けるリビング
カーテンを閉め切らなくても外からの視線が気にならないよう、道路側の南面にはタイルを張った大きな壁を設けています。タイル壁の両側のコーナー部は上下に視線が抜けるので、開放感はしっかり確保。コーナー窓の額縁と出隅小壁を近似色にすることで、窓まわりのまとまりを作り、化粧柱との連続性を持たせています。
柔らかい色使いと繊細なディテールのインテリア
ベージュの壁や床など、控えめな色差でまとめた柔らかい印象のインテリア。階段の黒が淡い色調の空間を引き締めています。細いスリットガラスのシンプルな引き戸の開口部は、額縁を設けずクロスを巻き込むことで壁がすっきりと見えています。
淡い木色が映えるグレイッシュなキッチン
キッチンとダイニングは連続させ、デザインも一体的にまとめています。バーチの細木を使った大きなペンダント照明は、透け感があるのでボリュームに対し軽快な印象です。リビングとは床材を変え空間をゆるく仕切りながら、壁のタイルは同じものを使用し統一感を持たせています。
木質素材を上下にあしらった玄関
リビングに続く床材は、天然木の挽き板にホワイトの着色が施されたもの、天井はナラ材の天然木パネルを張っています。リビングより天井高を低くすることで、あえて抑えた印象を与え、玄関からリビングに入った際の空間の広がりをより印象深く感じられます。
多彩な素材感をグレーでまとめた手洗いとトイレ
陶器の置き型ボウルがシンプルながら存在感を持つ、玄関横の手洗い。壁には六角形のタイルをランダムな高さまで張り、個性を演出しています。トイレのモルタル調のクロスは玄関と同じものを貼り、連続性を持たせています。
内外の印象を統一した外観
淡い色同士を組み合わせた2種類の外壁は、柄の大きさで変化をつけています。柔らかい色調に黒を効かせたコーディネートはインテリアと同じ印象で統一。「玄関前の軒下空間は屋外のユーティリティとして便利です。小さな子どもがいるので、ガレージから濡れずに玄関に入れるアプローチは大助かりです」と使い勝手に満足されています。
子どもたちが本を読むスタディスペースを要望したところ、階段と一体化した大きな本棚を提案してもらい、とても気に入っています。好みのデザインの写真をたくさん集め、理想に近い「ジャパンディスタイル」がイメージの糸口となりました。スタッフの方々は活き活きとお仕事をされているのが印象的で、わが家に熱心に向き合っていただけているのが感じられ安心できました。我が家は大和ハウス分譲地内にあるのですが、夜間は街灯が自動で点灯される等の管理がされており、安心して暮らせています。
カーテンに頼らない生活を希望されていたので、リビングの南側にタイル張りの壁を設け、両側に開口を設置することで抜け感を出しました。素敵に使っていただいている階段ライブラリーは、お子さまたちの成長によって変化していく、ご家族を表現する家の中心的存在になっています。素材や色、ディテールは「ジャパンディスタイル」を指標にご提案することで、統一感のあるデザインを目指しました。Kさまのセンスと、スタッフの専門性、チーム力の結集で完成した、Kさまらしさが詰まったお家です。
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