2008/10/16
報道関係各位
新たな「街」が生まれる!東札幌に大型複合商業施設が誕生「イーアス札幌(iias sapporo)」オープン |
大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:村上健治)は、2008年11月21日(金)、北海道札幌市白石区の札幌市営地下鉄東西線「東札幌駅」近隣に、大型複合商業施設「イーアス札幌(iias sapporo)」をオープンさせます。
「イーアス札幌(iias sapporo)」は、Aタウン・Bタウン2つのインモールをあわせた大型複合商業施設です。Aタウンは南郷通(※1)に面し、カルチャー、趣味、雑貨、ファッション等の店舗を集め、Bタウンは、スーパーなどのデイリー性の高い店舗やフィットネスクラブ、飲食店で構成されています。核テナント2店舗、専門店108店舗、合計110店舗の施設です。敷地内には列車の車輪を「シンボルオブジェ」として設置。かつて当地に存在した「東札幌駅」の歴史を未来へと継承していくためのスペースとしています。
さらに、北海道で初めて商業施設の「CASBEE札幌」(※2)において、Sランクの評価となるなど、環境に配慮した施設となっています。
「イーアス札幌(iias sapporo)」は、地域住民とともに、地域コミュニティの中心として、また、コミュニケーションの場や憩いの場として利用していただき、東札幌の「良い明日」を築くショッピングセンターを目指していきます。
※1.北海道札幌市中央区から厚別区までの北海道道3号線の道路。
※2.札幌市建築物環境配慮制度に定められた、建築主自らが建築物の環境性能を評価し、格付けする「建築物総合環境性能評価システム」。札幌市のホームページにて公表。
■「イーアス札幌(iias sapporo)」の特長 「イーアス札幌(iias sapporo)」は、従来の商業施設にはない「新たな『発見』『体験』『学び』を日常的に体感できる」店舗を誘致しました。カルチャースクールや体験型のアウトドアショップ、子ども向けの屋内運動遊戯施設のほかに、北海道内各地の新鮮食材を扱う生鮮市場やスイーツ専門店など、食にこだわった各種専門ゾーンも設けました。 また、「AIR-G’(FM北海道)」のサテライトスタジオを設置し、施設情報を発信。加えて、同ラジオが、「イーアス札幌(iias sapporo)」の館内放送を毎日行います。ラジオ局がショッピングセンターの館内放送を行うのは北海道初となります。
1.新しい「発見」「体験」「学び」を日常的に体感できる店舗群
(1)カルチャースクール「MANABIYA」 カルチャースクール「MANABIYA」は、250講座もの多種多様なカリキュラムを展開し、地域のコミュニティとしての役割を担うことを目指しているカルチャー教室です。文化教室のコンビニエンス化を実現し、1種目ごとに参加、体験ができます。入会金不要で、受講した講座の受講料分だけ支払う「つど払い」制を採用しています。また、無料の託児所も設置しています。 当施設の運営は、札幌市内に「MANABIYA」を2店舗運営しているアイ・ネクスト株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役:合田高丸)が行います。
(2)日本最大級の室内ロッククライミング施設をもつアウトドアショップ「NAC」 北海道ニセコ周辺でアウトドアツアーを企画・運営する株式会社NAC(本社:北海道倶知安町、代表取締役社長:ロス・フィンドレー※3)の、「ニセコアドベンチャーセンター イーアス札幌店」がオープンします。 当施設では、日本最大級のインドアロッククライミング体験ができる高さ約10mの「クライミングウォール」を設置。子どもから大人まで人気のボルダリング※4を楽しむことができます。また、ロッククライミングの様子は、館外からも見ることができ、多くの方々にアウトドアへの興味や関心を誘います。さらに、本格アウトドア道具から小物類などのアウトドアグッズ販売とともに、カフェも併設。アウトドア活動の情報発信・交流の場とする予定です。 ※3.「通年型アウトドア体験観光のカリスマ」として、国土交通省の観光カリスマの認定を受けています。 ※4.岩を登るフリークライミングの一種。ロープなどで体を確保せず、手足で体を支えながら岩肌を登るスポーツ。
(3)屋内運動遊戯施設「KID-O-KID(キドキド)」 教育遊具の輸入・開発および販売を行っている株式会社ボーネルンド(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中西弘子)が展開する「KID-O-KID(キドキド)」が、北海道に初出店します。「KID-O-KID」は、運動や遊びの経験を通して、子どもたちの“こころ・頭・からだ”の、バランスがとれた発育をサポートする屋内施設です。運動科学の先進国といわれるデンマークから独占輸入した大型遊具を中心に、全身を使って遊ぶ運動遊具や、自由な創造力を伸ばす教育玩具、0歳児でも安全に遊べる小型遊具などを配し、子どもの発達段階に応じた遊びを、存分に楽しむことができます。 (4)新たな「発見」ができる専門店 ①北海道でも年中南国を感じることができる「フラハワイ」 北海道初出店となる「フラハワイ」は、本格的なフラダンス用品から、ドレスや衣装、日常生活で使えるインテリア雑貨・衣料品まで、豊富な品揃えを誇るハワイアンショップです。フラダンス教室も企画しています。 ②プロも納得する工具専門店「ファクトリーギア」 「ファクトリーギア」は、全世界から集めた選りすぐりの上質な工具を販売しています。ガレージライフ・DIYを楽しむ方から、プロメカニックのメンテナンス作業をする方まで幅広く対応できる工具店です。 ③お菓子の材料・道具の専門店「ピエトロ」 「ピエトロ」は、お菓子の材料から道具・機械、ラッピング材料までそろう本格的な専門店です。お菓子づくり教室も行う予定です。
2.充実した食のスペシャリティゾーン
(1)「北海道じゃらん」のアドバイスによる 「四季彩キッチン きた倶楽部」 「四季彩キッチン きた倶楽部」は、「北海道じゃらん」※5のアドバイスによる北海道内の旬の食材を使用した料理を提供するフードコートです。 ※5.株式会社リクルート北海道じゃらんが発行する旅と食の情報誌。
(2)道内のうまいものを提供する「東札幌 旬感市場」 「東札幌 旬感市場」は、北海道内の美味しい食材を提供する市場ゾーンです。羅臼の活魚専門店「さかな屋らうす」や、たらこ丼が評判の白老虎杖浜の「海鮮工房たらこ家」などが出店。他にも、味自慢の漬物・蒲鉾専門店や新鮮な肉・野菜を扱う店舗が出店します。
(3)話題のスイーツ店が大集合した「YUTORI SALON」 「YUTORI SALON」は、北海道内の名店を集めたスイーツゾーンです。話題の「カマンベールチーズケーキ」など、自家牧場産の乳製品を使ったスイーツを販売する「町村農場」と、北海道清田区美しが丘に店を構える洋菓子店「ドルチェヴィータ」、ハルユタカ※6を販売する小麦粉製造会社「江別製粉」の3社がコラボレーションした「EBETSU MILK&Flour D&M」は、北海道産の食材にこだわり、スイーツとパンを提供します。さらに、小樽で評判のベーグル店「麦輪小樽」など、話題店が出店します。また、旅行代理店「JTBトラベランド」のカフェもあり、ゆったりとくつろいで旅行の計画などを立てることができます。 ※6.国産の小麦粉として、製パン性に優れ、タンパク含有量も高い品種。生産量が少なく、幻の小麦粉といわれている。
(4)デリ※7&スイーツ専門店ゾーン「ii-select(イーセレクト)」 「ii-select」は、お持ち帰りの食材やスイーツの専門店ゾーンです。北海道内初となるオーガニックワイン専門店「マヴィ」や、ピロシキ専門店「エレナのピロシキ」、ネパール料理専門店「ビスターレ・ビスターレ」、サクサクコロッケが自慢の「ココロ」が出店します。 ※7.デリカテッセンの略。お持ち帰りのサンドイッチや惣菜を売る飲食店のこと。 3.地域コミュニティを形成する機能を持つ「AIR-G’(FM北海道)」スタジオ
(1)最新情報を伝えるデイリー放送と、タイムリーな話題を提供する館内放送 館内1階に設置した「AIR-G’(FM北海道)」の特設スタジオからは、毎週月曜日から金曜日まで、「イーアス札幌(iias sapporo)」の最新情報を生放送します。 あわせて、各テナントの実況中継や、スタジオ前の広場「イーアスコート」で行うイベントの実況中継など、各店舗の旬な情報を館内放送にのせてタイムリーにオンエアします。 また、アーティストや芸能人、スポーツ選手などを招待して、トーク番組も放送する予定です。地域住民の皆さまに多彩なエンターテイメントを提供します。
(2)地域コミュニティを形成するメディアとしての機能 スタジオ前の広場「イーアスコート」では、地域住民との対話を通じて、地元パーソナリティの発掘や、地域のお祭り、イベントなどを創造していきます。 また、地域住民参加による地元情報の発信なども積極的に行い、地域コミュニティを形成するメディアとして機能を充実させていきます。
4.地歴を継承し、地域コミュニティ形成の中心となるショッピングセンター
(1)歴史を伝え、東札幌の「良い明日」を地域住民とともに築く 当地は、かつて「東札幌駅」があり、賑わいがありました。その歴史を次世代に継承していくため、列車の車輪を「シンボルオブジェ」として設置。その歴史を礎に、「イーアス札幌(iias sapporo)」が地域住民の「生活を楽しむ」拠点となることを目指しています。また、地域住民の皆さまとともに、東札幌の未来=「良い明日」を築いていきます。
(2)商業施設の「CASBEE札幌」評価において北海道で初めてSランクと評価 「イーアス札幌(iias sapporo)」は、環境配慮型施設として全熱交換器を全館に採用し、Aタウンに「クール/ヒートチューブ」、Bタウンに「地中熱ヒートポンプ冷暖房設備」を導入。館内の空調に利用することで熱源負荷の低減を図り、年間260tのCO2削減を実現します。 また、施設内にはトップライトや生ごみ処理機を採用。屋外には、常緑針葉樹の「アカエゾマツ」や色鮮やかな広葉樹「カツラ」などの緑を効果的に配置し、散歩をしたくなるような憩いの場を提供しています。 その結果、Aタウンでは「CASBEE札幌」評価でSランクの評価となり、BタウンではAランクの評価となりました。
■施設概要 1.ネーミングコンセプト 「イーアス札幌(iias sapporo)」のシンボルマークは、「知的に、美しく、あなたらしい毎日を。」をイメージして構成されています。昨日よりも、より良い今日を送るための「知性=intelligence」、自分らしく、豊かな毎日を楽しむための「独自性=identity」、心から、気持ちよく暮らしていくための「快適性=amenity」。これらの3つのネーミングコンセプトが、豊かに「共存=symbiosis」し合うことで、地域社会ならびに、当施設を訪れる人の「良い明日」を築いていきます。
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2.立地について 当地はかつて「東札幌駅」として多くの方に利用されていましたが、同駅は1986年に廃止となり、周辺一体は日本国有鉄道から札幌市へ土地が移管され、再開発されることになりました。2005年12月、札幌市都市開発公社の「商業・業務ゾーン」の事業企画コンペに当社を含め8社が応募しました。 そして2006年6月、札幌市都市開発公社の審査において当社が最優秀提案者に選ばれ、2006年10月、札幌市所有の土地28,661.03㎡(約8,670坪)を購入。2007年12月より建設工事に着手し、当施設を開発することになりました。 当地は、札幌市営地下鉄「東札幌駅」北東側の東札幌開発地区「札幌コミュニケーションパークSORA」内に位置し、近隣には、札幌コンベンションセンターをはじめとした公共施設とともに、当社施工のマンション(D’グラフォート東札幌V-Garden※8)などがあり、シングル層やニューファミリー層が他の地域から新たに流入するエリアになっています。 「イーアス札幌(iias sapporo)」は、この希少性の高い立地にオープンする大型複合商業施設です。 ※8. 2008年10月16日現在、当ショッピングセンターの隣接地で当社が販売している総戸数294戸のマンション。
■その他 1.2つの電子マネーが一体となったクレジットカードを発行 「イーアス札幌(iias sapporo)」では、「『イーアス札幌』ハートワンカード(クレジット機能付き)」を発行します。入会金、年会費は無料です。当カードは、当社のグループ会社である大和ハウスフィナンシャル株式会社が発行する「ハートワンカード」に、「Edy」と「iD」2つの電子マネーが一体となったカードです。当カードは、オープン以降、随時募集を始めます。
●カードの特典内容
※ポイントの有効期限は最長2年間です。 『イーアス札幌』ハートワンカード |
2.大和ハウス工業のショッピングセンタープロジェクト 当社はこれまで数多くの大型複合商業施設を手がけてきました。自社で保有する主な施設としては、2005年4月オープンの神奈川県横浜市の「横浜四季の森フォレオ」、2007年12月オープンの大阪府泉佐野市の「りんくうプレジャータウンSEACLE」、2008年10月31日オープン予定の「イーアスつくば」があります。今秋には滋賀県大津市に「(仮称)大津一里山ショッピングセンター」もオープンする予定です。
●現在進行中のプロジェクト(2008年10月16日現在)
3.ホームページについて 「イーアス札幌(iias sapporo)」オープンに先駆けて、当施設のホームページを2008年10月17日より公開します。 ■「イーアス札幌(iias sapporo)」の概要
【「イーアス札幌(iias sapporo)」主要店舗一覧表】 ・Aタウン1階
・Aタウン2階
・Bタウン1階
・Bタウン2階
※店舗名称は2008年10月16日現在の名称です。店名が変更になる場合があります。 |
以上