都心の便利な立地で駐車場にしていたL字型の土地を有効活用し、1階から4階までを賃貸住戸にした5階建てマンションを建てられたOさま。眺めのいい最上階にご自宅を設け、木の温もりに包まれたLDKで伸びやかな暮らしを満喫されています。「遮音性が高いから静かで快適ですし、遊びに来た孫が元気に走り回っても、足音が階下の賃貸住戸に響かないから安心です」とお喜びです。賃貸住戸は大和リビングカンパニーズによる一括借上システム※で、入居募集から管理・運営までを行っています。竣工の2カ月前から入居者募集を行ったところ、すぐに満室となりました。
※一括借上システムの運用には一定の基準・条件があります。
小上がりのタタミスペースを設けた木の温もり漂うLDK
ウォルナットのフローリングと板張り天井が調和する木の温もりに満ちたLDK。リビングの続きに和紙畳を敷いた小上がりのタタミスペースをしつらえて和モダンな雰囲気に。タタミスペースの段差は引き出し収納に活用しています。
サッシを全開にすると視界が広がり開放感いっぱい
キッチンの赤い扉が差し色に
キッチンはダイニング側からシンクが見えないよう、前の壁を少し立ち上げたスタイルに。鮮やかな赤の扉が差し色となって、インテリアを引き締めています。フルオープンサッシを全開放すると、バルコニーとLDKがつながり、最上階の開放感が味わえます。
天窓から光が差し込むエレベータホール
ワイドな腰窓を配して玄関ホールも明るく演出
屋上点検口を兼ねたトップライトから光が降り注ぐ玄関前のエレベーターホール。玄関ホールはダークな木調の玄関収納や建具でシックな雰囲気に。ワイドな腰窓から光が差し込み、隣のビルが密接している環境とは思えない明るさです。
エントランスホールに設けた高級感ある駐輪場
エントランスホールの奥に設けた入居者用の高級感ある駐輪スペース。万一の火災時には防火シャッターが降りる仕様になっています。大切な自転車を安心して置けるので、ご入居者からの評判も上々です。
植栽が美しいアプローチ
入居者ニーズの高い宅配ボックスも設置
植栽に美しく彩られたアプローチ。タイル張りの門袖壁に設置された館名板は、お父さまの代から続く長年の家業だったアパレルメーカーのロゴマークを再現したもの。「愛着のある懐かしいデザインがよみがえりました」と笑顔のOさま。エントランスホールには、ご入居者に人気の高い宅配ボックスも備えました。
シックな外壁が街並みに調和
大型ゴミ箱や外部の駐輪場も使いやすい位置に配置
ブラウンのシックなサイディングが街並みに調和。道路に面した使い勝手のいい位置に、美観を損ねないすっきりとしたデザインの大型ゴミ箱を設置し、外部にも入居者用の駐輪場を設けました。
白を基調に明るく演出した賃貸住戸フロア
シックで落ち着いたエントランスホールから賃貸住戸フロアに入ると、一転、白い壁とベージュのタイル張り廊下の空間となり、明るくモダンな雰囲気に変わります。各部屋のダークな玄関ドアが白い空間のアクセントに。
賃貸住戸の間取りは1Kと1LDKの2タイプ
各戸で仕様に特長を
賃貸住戸はカップル向けの1LDK(左)と単身者向けの1K(右)からなる9戸。2タイプの間取りを組み合わせることで、幅広い入居者層に対応できます。また、対面キッチンの1LDKもあれば、カウンタータイプの洗面化粧台を設けた1Kもつくるなど、各戸で仕様に特長を出して魅力を高めました。
外観
以前住んでいた自宅ビルは建てた建築会社が倒産し、メンテナンスがしてもらえず困っていました。その点、大手ハウスメーカーで保証・点検プログラムも充実しているダイワハウスなら末永く安心して頼れると思いました。以前のビルの解体から土地の売却、賃貸併用マンションの建築、賃貸住戸の一括借り上げまで、すべてワンストップでお任せできるのもありがたかったですね。
営業担当の小山さんは私の頼りの綱で、我が家の将来まで見越してベストの土地活用を親身に考えてくださいました。マンション建築はもちろんのこと、固定資産税、相続税などの税制面や賃貸市場の知識も豊富で、トータルにサポートしていただけたので、初めての賃貸経営ですが安心してお任せすることができました。スタッフの方はみなさん真面目で相談しやすく、わからないことを尋ねるとすぐに返答してくださるので、何の不安もありませんでした。
駐車場にされていたOさまの所有地は都心の一等地で、相続対策が必要な状況でしたので、コンサルティングを行い、地域の建築条例も前もって把握した上で、税制面でもお役に立てる土地活用プランを考えました。そして将来のお子さまへの承継を視野に入れて、重量鉄骨造の5階建てマンションをご提案しました。以前のご自宅ビルの解体、跡地の購入も当社でお引き受けしています。「とにかく小山さんに一任するから」がOさまの口癖で、信頼していただけるうれしさと共に大きな責任も感じました。
建物が密集する法的制限が厳しいエリアで、L字型の敷地を無駄なく活用するため、区役所にも足を運んで折衝し、工夫を凝らして設計しました。賃貸住戸は空室リスクが生じないよう、単身者向けとカップル向けの間取りをミックスし、各部屋の内装や仕様も少しずつ変えています。最上階のご自宅は、Oさまが住宅展示場で見て気に入られた小上がりのタタミスペースをリビングに設け、和モダンな雰囲気にしました。数々の制限を乗り越えてOさまにご満足いただけるマンションが完成し、感慨もひとしおです。
前任の工事担当の宮尾から建物の完成後に現場監督を引き継ぎ、ご入居後もご不便がないようにサポートをしています。アフターメンテナンスのスタッフとも密に連携し、今後もしっかりと点検業務を行っていきます。「skye(スカイエ)」は都市部の狭小地に建てられることが多いので、近隣への気配りが非常に大切になります。現場管理をしていく上では、近隣の方にしっかりとご説明し、オーナー様に安心していただくことを心がけています。
建物形状と道路上の電線の関係から、2工区に分けて工事を行いました。2工区目は道路を通行止めにしてのクレーン作業となったので、施工順序、資材搬入のタイミング、クレーンの設置位置などを考慮しました。また、駅に近い立地で、通勤・帰宅時間帯は人通りが多いため、通行止めでの作業の際はご近隣、通行人への安全対策を入念に行いました。Oさまからは着工前から「すべてお任せします」と全幅の信頼をいただいていましたので、その信頼に応えるべく、ベストの判断をするように現場で努めました。
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