研究成果 建築系
木質カーテンウォールのニーズに応え、また間伐材の利用拡大に貢献すべく、株式会社フジタおよび株式会社芳賀沼製作と共同開発し、耐火基準の厳しい都市部でも使用できる、カーテンウォール形式の間伐材耐火外壁を開発しました。本耐火外壁は、日本で初めて(※1)カーテンウォール形式の木質外壁として1時間耐火大臣認定を取得しています。
(※1)3社調べ。(2025年3月28日時点)
林野庁の「木材需給表」によると、2023年の国内での木材供給量は2002年の1.2倍と増加傾向にあります。環境意識の高まりから、建築物への木材利用が進む中で、オフィスビルなど都市部の中高層建築物では、企業のブランドイメージ向上を狙った木質化が進んでいます。そのため、建物の外壁にも木材を採用したいお客さまから木質カーテンウォールの需要が高まることが想定されます。
林野庁の「森林・林業白書」によると、人工林のうち6割以上が樹齢50年を超えており、伐採期を迎えています。森林保全や森林資源の持続的利用の観点から間伐が必要とされていますが、樹種によって強度が不安定であることなどが理由で建築部材としての採用が進まず、間伐が十分に行われていません。
今回の開発では、間伐材をパネル化して安定した品質と強度を確保できる「タテログ構法」を採用し、その木質パネルを芯材とする木質カーテンウォールに取り組みました。加えて、表面材にも間伐材を使用することで、建物外壁の木質化と間伐材利用の拡大を両立する木質外壁を開発しました。
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