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災害に向けて今できる備えとは?
備蓄するもの、避難所に持って行くものを解説

災害はいつ、どこで起こるかわからないものです。非常時に備え、家庭で準備しておくべきものを確認しておきましょう。食料品のほかにも、懐中電灯など電池が必要なものがありますので、いざというときに食べられるか、使えるかを定期的に確認することが大切です。

このコラムでは、災害に備えて準備しておくべきものをご紹介します。

POINT 01 水と食料品は3日分を備えておく

ライフラインが途絶えても自力で生活できるよう、普段から飲料水や非常食などを備蓄しておきましょう。各食料品には消費期限がありますので、管理できる量であることも重要です。定期的に消費期限を確認し、期限が近づいたものは日常生活で使い、新しいものと入れ替える、「ローリングストック」が有効です。

お住まいのマンションや地域によっては防災倉庫を備えており、管理組合が設備として食料品などを備蓄している場合があるので、確認するようにしましょう。

食料備蓄の目安は最低3日分

POINT 02 「非常用持ち出し袋」を用意する

「家を出なければならない」というとき、すぐに避難できるようにしておくことも重要です。「非常用持ち出し袋」には、食べ物・飲み物・着替えなど、避難所での生活に必要なものを持ち歩けるリュックサックなどに入れておきましょう。

POINT 03 避難するために必要なことを確認

万が一被災した際、どのような行動をとるべきかご家族で決めておきましょう。

避難経路の確認

被災した際に備えて、避難経路の確認や避難先・連絡方法を決めておきましょう。電気が止まると立体駐車場やエレベーターが使用できなくなり、普段と異なる経路での移動が生じます。事前に避難経路を確認しておきましょう。また、避難の際、共用部に自転車などの物が置かれていると、移動の妨げになることがあります。共用部には物を置かないようにしましょう。

「ハザードマップ」を確認し、近所の危険な場所を把握する

避難経路を考える際、「ハザードマップ」が非常に役立ちます。自治体のホームページなどで調べたり、入手したりすることができます。また、国土交通省の「ハザードマップポータルサイト」にて調べることも可能です。

安否情報の確認方法をご家族で決めておく

可能であれば、LINEなどのチャットツールでご家族のグループを作成しておきましょう。災害用伝言ダイヤル(171)や災害用伝言板の使い方も確認しておくと良いでしょう。自宅に入れなくなった場合に備え、集合する場所も決めておくことをおすすめします。

まとめ

災害への備えは一度で済むものでなく、ご家族の体調や状況に合わせて定期的に行うことが重要です。幼いお子さまがいる場合の持ち物、足が不自由な方、介護が必要な方がいる場合の避難経路や準備など、さまざまな状況を想定してご家族で話し合い、状況に合わせた行動をリストアップしておきましょう。
また、被災した際の支援制度については、下記をご参照ください。

被災した場合の支援制度について知りたい方へ 知っておきたい災害時の支援制度 ダウンロードはこちらから

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監修:災害危機管理アドバイザー 和田隆昌(わだ たかまさ)
NPO法人「防災防犯ネットワーク」防災担当理事。「防災士」の資格取得をきっかけに災害危機管理アドバイザーとしての活動を開始。自治体や企業の災害対策コンテンツを作成。専門誌編集長を歴任。アウトドア、サバイバル術も得意。講演会、各種セミナー、TVなどマスコミ出演多数。著書に『今日から始める生活防災 - 大災害から命と住まいを守る最新の危機管理術』(ワニブックス)、『まさか我が家が! ? 命と財産を守るサバイバル・マニュアル21』(潮出版社)、『地震が起きる前に読む本』(サンマーク出版)などがある。

※掲載の情報は2024年8月現在のものです。内容は変わる場合がございますので、ご了承ください。

写真:Getty Images

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