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CASE9 医療施設 さんだリハビリテーション病院(兵庫県三田市)

地域の要望に応える新病院。他の医療機関との連携を礎により広域での医療貢献を目指す。

リハビリテーション機能をより強化した新病棟で、地域における回復期の医療ニーズに応えていく。

事業展開

昭和40年代半ばより宅地開発が進み、その豊かな自然が人気を博し、阪神間のベッドタウンとしても栄えてきた兵庫県三木市。この地で20年以上もの間、地域医療を支えてこられたのが医療法人社団 和敬会様です。その中心的存在が、回復期リハビリテーション病棟(以下 回復期リハ病棟)50床(15:1)、障がい者施設病棟60床(10:1)、特殊疾患病棟56床(25:1)という各病棟別の施設基準を持つケアミックス型の病院「みきやまリハビリテーション病院」。手厚い看護体制を敷き、パーキンソン病やALSなどの患者様を中心に、医療圏を超えて多くの患者様を診てこられました。また同院は、兵庫県で早くから回復期リハ病棟を立ち上げた、まさに県内におけるリハビリテーションの先駆けともいえる存在としても知られています。

平成26年には、同市内にサービス付き高齢者向け住宅「三木ヒルズ和(なごみ)」を開設されたことをきっかけに、訪問職員体制をより一層強化。訪問診療、訪問看護、訪問リハビリテーション、訪問介護と、在宅医療の機能の強化にも幅広く力を入れておられるとともに、在宅療養支援病院を標榜され、地域包括ケアシステムの中核的な存在として、地域医療の充実に貢献されています。

また隣接する三田市では、回復期リハ病院がないため、和敬会様では、以前より急性期の市民病院と密な関係を保つことで、回復期の患者様の連携を図ってこられました。しかし、病院のリハビリ機能への評価は高いが両院間の距離が約20kmあるため、実際の患者様の連携数はそれほど多くありませんでした。そのため、三田市内での回復期リハ病院開設を待望する声は、日増しに高まっていったといいます。

そんな状況が続く中、三田市を含む阪神北医療圏域(三木市は北播磨医療圏域)において平成26年3月に新規病床公募の発表がありました。和敬会様ではそれまで三木市において培ってきたリハビリ医療のノウハウを三田市でも活かすため、両市に渡る広域の医療貢献を目指し、応募されることとなりました。7月には69床の病床を獲得し、具体的な施設計画がスタートしたのです。

大和ハウス工業では、応募に際しての準備段階から計画をサポート。市内の主要道路沿いに位置する、兵庫県の企業庁所有の約2,000坪の土地を提案。見事病床公募を獲得され平成28年4月、「さんだリハビリテーション病院」を開設される運びとなりました。回復期リハ病棟60床(15:1)、障がい者施設病棟9床(10:1)で構成された三田市初の回復期リハビリテーション病院です。

課題

THEME-1
三田市内においては、従前より回復期リハ病院がなかったため、同市の市民病院と連携し、患者様のサポートを進めてきたが、三木市と三田市間の距離の問題から、受け入れ等の実際の患者数は思うほど伸びていなかった。
THEME-2
三田市民病院のみならず行政からも回復期リハ病院の開設が長年望まれていた。
THEME-3
回復期リハ病院がない三田市から、長い時間をかけて「みきやまリハビリテーション病院」に来院される患者様への対応を重視。患者様に密着した医療の提供のためには、どうしても同市内において病床を確保する必要があった。

計画のポイント

POINT-1
建設地として利便性の高い兵庫県企業庁所有の土地を選定
利便性の高い市内の主要道路沿いに、三田市が地区計画で医療・介護や健康を促進するゾーンに指定するエリアがあり、その中に位置する兵庫県の企業庁が所有する約2,000坪の土地の売却情報を入手。大和ハウス工業が交渉から契約までを約1ヶ月という短い期間の中でスピーディにサポートし、新病院の建設地に選定。
POINT-2
リハビリテーション機能を全面に出した施設づくり
2階建の新病棟は、全69床の病床を備えるとともに、同院最大のアピールポイントである機能訓練室を設置。5mの高い天井と2面をガラス張りにし、開放感溢れる空間設計が施されています。また、屋上にはさまざまな形状の床面を歩くことで、バリエーション豊かなリハビリを行えるスペースが設けられました。
POINT-3
リハビリ効果を高めるゆとりある病室
大きめの窓で、外光をふんだんに取り入れる明るい各病室。特に個室は18m²と、ゆとりある空間設計となっています。これは、足立理事長の「リハビリ以外の日常の時間でも、気軽に身体を動かしてもらいたい」という思いから設計されたもの。また建物は、将来的なニーズにも対応できるよう、増床可能な設計となっています。

CASE9

医療施設 さんだリハビリテーション病院

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