大和ハウス工業株式会社

DaiwaHouse

研究成果 建築系

総合災害モニタリングシステム「DoKo-moni®」

複数の建物の気象情報・地震情報について、建物に設置した各種センサー(加速度・風速・雨量など)やカメラのモニタリングデータを一括管理できます※1。地震発生時には1分程度で推定被害状況の取得が可能なため、大地震の際に建物の一次チェックに活用することでより早い初動対応ができ、効率的な補修点検や業務の速やかな再開に貢献します。

  1. ※1 株式会社ナレッジフォーサイトのリアルタイムモニタリング技術を活用

社会課題(背景)

近年、自然災害が激甚化・多様化していますが、異常気象や大地震の発生時には、施設管理者は建物の状況を把握するために、メディア・現地からの報告など複数の方法で情報を取得する必要があり、初動の遅れとなるリスクがあります。企業が管理する施設では大規模自然災害に備えたBCP策定の重要性が高まっています。

技術のポイント

  • 気象情報と地震情報を一括管理、地震発生時には1分程度で建物躯体や二次部材(外装・間仕切り壁・天井・設備機器)の被害程度を推定※2
  • 建物への影響が大きい風速・雨量・震度について、被害の恐れがある際に即時アラートを発報
  • 複数の建物のモニタリング情報をクラウド上で一括管理でき、施設管理業務の省力化に貢献するほか、各建物の計測データは長期保管※3
  1. ※2 安全・要注意・危険の3段階で表示
  2. ※3 クラウドのサーバ容量により保管期間は異なります

適用用途

オフィスビル、商業施設、物流施設、医療・福祉施設、ホテル・宿泊施設、工場

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