- Livnessトップ
- くらし情報コラム
- なぜ住み替えが必要?誰に相談したい?住み替えに関するアンケート

コラム
<買いたい>
なぜ住み替えが必要?誰に相談したい?
住み替えに関するアンケート
現在住んでいる家を手放し、新たな住居に生活拠点を移す「住み替え」は、どのような理由で行われているのでしょうか。また、住み替えにあたって誰に相談しているのでしょうか。
大和ハウス工業は、「くらし情報コラム」に来訪された方を対象に、2024年12月10日(火)~12月17日(火)にかけて、「住み替えに関するアンケート」を実施しました。
住み替えに関して人々がどのように考えているか、ご自身の場合と比べながら見ていきましょう。
調査時期:2024年12月10日~12月17日
調査対象:くらし情報コラム来訪者
有効回答数:503件
調査方法:Webサイト・くらし情報コラム上のアンケート
「現在の家に満足しており、住み続ける」と答えた方が50%以上
まず「住み替えをしたいですか?」という質問をしてみました。
「今満足しているので住み続ける」がもっとも多く(52.9%)、続いて「満足とは言えないが住み続ける」が20.9%、「住み替えをしたいが難しい」が8.0%となりました。「住み替えをしたい」とはっきり考えている方は7.8%でした。また、「今満足しているので住み続ける」と回答した方の居住年数は1~3年がもっとも多く、「満足とは言えないが住み続ける」には居住年数30年以上の方の回答がもっとも多く集まりました。
では、住み替えを検討している背景には、どのような理由があるのでしょうか。「住み替えをしたい」と「住み続けたいが住み替えをしないといけない」を選択した方の理由を見ていきましょう。
もっとも多い回答は「ご自身や同居人のライフステージの変化(就職・結婚・出産など)のため」で37.8%となりました。次いで「世帯人数に対し間取りが合わないから」が24.3%でした。
回答者は「戸建て(持ち家)に住む世帯」「夫婦のみの世帯」、「今の家に21~25年」住んでいる方が多かったことから、お子さまの就職などで世帯人数が減ったことが推測されます。
続いて、「住み替えをしたい」と回答した方と、「住み続けたいが住み替えをしないといけない」と回答した方の理由を比較してみました。
「住み替えをしたい」というは「気分転換を兼ねて」「世帯人数に対し間取りが合わないから」が特に多くなりました。
一方で、「住み続けたいが住み替えをしないといけない」と答えた方の理由としては「バリアフリー化されている住宅に住みたいから」「親族と同居・近くに住む必要があるから」「ご自身や同居人のライフステージの変化(就職・結婚・出産など)のため」の割合が多く、ご自身や親族の高齢化等により、住み替えの必要性が高まった方々がいらっしゃると考えられます。
住み替えが難しい理由は「資金的な問題」が多数
次に、「住み替えをしたいが難しい」を選択した方にその理由を伺ったところ、次のような回答が得られました。
「資金的に余裕がないから」が60.9%でもっとも多く、次いで「まだ住宅ローンが残っているから」が43.8%と、お金にまつわる理由が上位を占めています。「まだ住宅ローンが残っているから」と回答している方は居住期間15年未満の方に多かったものの、「資金的に余裕がないから」と回答した方は居住期間を問わず見受けられました。
このことから、住宅ローンの有無を問わず、住み替えには資金的な難しさがあることが伺えます。住み替えには大きな資金が必要になることが多いため、長期的な資金計画が重要だといえるでしょう。
住み替え前の自宅は「売却した」が多数派
「住み替えをした(1年未満)」を選んだ方に、住み替え前のお住まいをどうしたのか伺ってみました。
「賃貸住宅(マンション・アパート)から住み替えた」が25%ともっとも多く、次に「売却した」が21.9%となりました。
また、「空き家のまま(管理を依頼していない)」と回答した方も12.5%を占めています。空き家の放置は建物の寿命を縮めるだけでなく、特定空き家に指定されると税金が上がってしまうなど、さまざまな問題が発生する恐れがあります。ぜひリブネスの「売却」や「空き家管理」などへご相談ください。
住み替えに関連した相談としては「お金」のほか「老後」「間取り」などが多い
「住み替えについて、信頼して相談できる相手はいますか」という質問については、次のような回答になりました。
「いる」と回答した方が、47.7%、「いない」と回答した方が52.3%で半数以上の方がご自身のみで検討をしなければならない状態であることが分かります。
続いて、どのような方に相談したいかを伺いました。
結果を比較すると、信頼して相談できる人が「いる」方のうち、回答数がもっとも多かったのは「家族・親族」で61.5%でした。信頼して相談できる人が「いない」方では、「ハウスメーカー」で54.4%となりました。
その他の傾向として、信頼できる人が「いない」方のほうが、相談したい相手に不動産業者やファイナンシャルプランナーと回答しており、プロの力を借りたいと思っていることが伺えます。
次に、相談相手・あるいは相談したいと考える相手に、相談したい内容について自由に記述していただきました。
その結果、「現在の住まいの売却」や「住み替えの費用」など、お金に関する相談をしたいという声が見られました。
- ・現在の自宅の売却方法について
- ・住み替えの費用、その後の居住環境・生活費について
- ・自分に見合った住み替えや、損をしない住み替えの方法について
- ・老後の住宅ローン返済について
ほかにも、「間取り」や「老後」に関することが挙げられました。
- ・老後の施設入所、自宅の処遇について
- ・住み替え後、家族や子どもたちに住み替え前の住まいをどう委ねるかについて
「相談する」といっても、不動産をどうするか、資金繰りをどうするかといったことだけでなく、ご自身やご家族の生活、将来の計画までを含めた内容が求められているようです。住み替えは生活そのものが変わるため、多角的な視点で総合的にアドバイスをもらえるようなところへ相談するとよいでしょう。
まとめ
今回のアンケートでは、ご自身や親族のライフステージの変化を理由に住み替えを検討する方が多いことや、「お金」に関する悩み事は世帯構成などを問わず多いと分かりました。
リブネスでは住み替えに関する幅広いご相談や、ライフステージによる資金計画などを話せるファイナンシャルプランナーの紹介が可能です。「具体的に動く気はまだないが、プロの意見を聞いてみたい」という方も、多くの不安が解消する可能性があります。資金計画を含め、住み替えはいかに準備を始めるかがとても重要です。ぜひこの機会に相談してみてください。
また、住み替えについては、下記のコラムもご参照ください。
- 住み替え先の地域は「利便性」「居心地の良さ」のバランスがカギ!選定基準を解説!
- 住み替えるなら購入?賃貸?「家は資産」を意識して考えよう!
- 住み替えで自宅を購入する場合、新築住宅と中古住宅どちらがいい?
- 老後を見据えた住み替え、マンションと戸建ての比較と重要な確認ポイント
- 老人ホームへ入居後、自宅を空き家にしない方法は?「売却」「生前贈与」「空き家管理サービス」を比較!
リブネスでできること。
「不動産売買」「リフォーム」「賃貸管理」「空き家管理」「相続」「資産運用」まで、大和ハウスグループのネットワークを生かし、お客さまのお住まいに関するお悩みの解決をお手伝いいたします。
※掲載の情報は2025年2月現在のものです。内容は変わる場合がございますので、ご了承ください。
くらし情報コラムに関するアンケート
不動産に関する読んでみたいコラムのテーマなどございましたら、こちらのフォームからご送信ください。今後のコラム作成の参考とさせていただきます。
本アンケートへ頂いた内容へのご返信は行っておりません。
不動産に関するご相談、お問い合わせなどはこちらよりご連絡お願いいたします。
写真:Getty Images
