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家づくりを知る

マイホーム購入の流れ・
選択肢・必要な費用などを解説。戸建てやマンションの特徴と大和ハウスの家づくりもご紹介

家族みんなが待ち望むマイホーム。思い描いているのは、戸建て、それともマンションですか?
住まいといっても、その種類や間取りなど千差万別です。
さらに、資金計画からローンの申し込みなど、やるべきことも多く、
何から始めるべきか迷ってしまう人も多いでしょう。
そこで、住生活ジャーナリストの田中直輝さんに、
マイホーム購入に関しての知っておくべきポイントを詳しく解説していただきました。
また、大和ハウスによる、戸建住宅の選択肢もご紹介します。

Part1マイホームの購入の流れ。まずは何から始める?

まずは、基本的な流れを把握します。全体的な流れを知っておけば、いつまでに何をすべきなのかを決めやすく、スムーズに進められるでしょう。

1. どんなマイホームが合うか考える

まずは家族が快適に過ごせる広さや間取り、理想の暮らしをイメージしながら要望を整理しましょう。通勤や通学に便利な駅近のマンションや、庭でペットライフやガーデニングを楽しめる郊外の戸建てなど、どんな暮らしを重視したいのかで、検討すべきマイホームの選択肢が絞られるはずです。

2. 住宅ローンの返済期間を考慮して家を買う

住宅購入に充てられる自己資金を決めましょう。その時の教育費など将来を見据えて、自分たちが無理なく支払える金額を考えることが大切です。一般的に年間の返済額は、年収の25%以内に収めるのが安心といわれています。さらに、金利の仕組みや繰り上げ返済など、住宅ローンや必要な初期費用のことなど、住宅購入に関わるお金のことを学びましょう。

3. ローンタイプを考える

金利やローンタイプ、返済方法を考慮して、自分に合った住宅ローンを検討しましょう。固定資産税や都市計画税といった税金や、火災保険料や地震保険料など、諸費用がどれくらい必要なのかという点も調べておくといいですね。

4. 住宅メーカーについて調べたり、物件を探し始めたりする

注文住宅は、インターネットでの検索や住宅情報サイトを見て、気になるハウスメーカーや工務店を調べましょう。SNSなどで気になるデザインを見つけて、検索するのも定番です。分譲マンションなら、不動産ポータルサイトを活用しましょう。

大和ハウス公式Instagramのご紹介

注文住宅なら住宅展示場、分譲住宅や分譲マンションなら現地やモデルルームなど、実際に足を運んでみるのもおすすめです。自分が希望する住まいに合わせて、情報収集を始めましょう。

5. プランや見積を依頼する、検討する

お気に入りの住まいや物件を見つけたら具体的に相談し、プランや費用の見積もりを出してもらいましょう。この時、住宅ローンの仮審査も実施します。

6. 契約する

提示された金額や見積もりに納得できたら、契約となります。その後は、住宅ローンの選定と申し込み、プランの確定など、具体的に進んでいきます。

Part2マイホームを購入する際の選択肢を紹介。
自分たちに合うものはどれ?

マイホームといっても、多くのタイプがあり、どれが家族のライフスタイルに合うのか、決断するのはとても難しいですね。ここではマイホーム選びにおけるさまざまな選択肢のメリット・デメリットをまとめました。

新築or中古

新築

メリット:先進の設備を備えていることや断熱性の高さなど、今の住宅トレンドを反映している住まいが多い点があげられます。また、建物の保証期間が長く、維持費用を抑えられることも期待できます。

デメリット:税制などの面で優遇されていますが、購入費用は高くなる傾向にあります。

中古

メリット:新築よりも比較的リーズナブルな価格で購入できるなどのメリットが考えられます。そのため、希望の立地で予算内の家を購入できる、希望の広さの家を購入できるなどのメリットも考えられます。

デメリット:築年数にもよりますが、内装や設備の状態によっては、修繕やリフォームに別途費用が必要になる可能性も。また、耐震性の低い物件の場合は、その修繕工事に費用が大きくかかります。

ただ、検討段階からリフォームを視野に入れておけば、総額予算をオーバーしてしまう可能性を防げます。内装や設備を一新した状態で販売している、リノベーション済み物件を購入するか、中古住宅を買ってリノベーションをするという選択肢もあります。

リノベーション済物件を見たい方はこちら

マンションor戸建て

マンション

メリット:オートロックや多重ロックなど、セキュリティ対策が施されている物件が多いのが特徴です。基本的にワンフロアの間取りなので生活動線がスムーズです。また、管理会社が共用部分などを維持管理してくれるので、自身でメンテナンスを行う負担が軽減されます。

デメリット:集合住宅なので、上下階や隣人への生活音の配慮がより一層必要になります。また、管理費や修繕積立金といった固定費の支払いも必要になります。管理組合が機能していないと、修繕積立金が不足するなどのトラブルが発生する恐れがあります。

戸建て

メリット:独立した建物なので、足音などの生活音は気にすることなく暮らせます。庭があればガーデニングやバーベキューを楽しむこともできるでしょう。駐車場や駐輪スペースを確保できれば、そのための費用を抑えられます。

デメリット:マンションのように管理費や修繕積立金を支払う必要はありませんが、屋根や外壁など、自分で建物のメンテナンス管理をしなければなりません。また、階段がある2階建て以上になると、高齢になった時に上下階の移動が大変になることも。

注文住宅or分譲住宅

注文住宅

メリット:間取りやインテリア、外観デザインなど、好みに合わせて自由に設計できることが最大のメリットでしょう。ガレージハウスや二世帯住宅、平屋など、ライフスタイルに合わせた住まいも実現できます。また、工事中の建物を実際に確認できるので安心です。

デメリット:イチから考えなければならないので手間と時間がかかり、土地探しから始める場合は、その費用と時間も加算されます。また、あれこれこだわると、費用も高くなりがちに。実物を見ずに契約しなければならないことに、不安を覚える人もいるでしょう。最近ではプランの段階で住空間をバーチャル体験できる、VRシステムを採用する会社も増えているようです。

分譲住宅

メリット:完成済みの物件であれば実物を見て購入を決められるので、暮らしをイメージしやすいのがメリットです。購入契約をしてから入居までが短くて済み、建物が完成していれば即入居も可能です。また、注文住宅に比べて費用を抑えられる傾向にあることや、土地と建物をまとめて購入するため、ローン申請や購入手続きが分かりやすいのも特徴です。

デメリット:外観や内観、間取りや設備など、選択肢が少ないと妥協する必要があります。

Part3マイホームの購入時期にかかる費用。買う前と買った後どんなお金が必要?

気を付けなくてはならないのが、建物の価格以外にもさまざまな資金が必要となることです。ここでは、家を買う時、買った後に、どういうお金が必要になるのかを解説します。

買う前・買う時

諸費用

住宅ローンの借入費用や、不動産登記にかかるお金、新しく家具を購入する場合の費用や引っ越し費用など、さまざまな初期費用が発生します。これらは原則として自己資金で用意する必要があります。

また、建て替えの場合は元の建物の解体費用や、土地や中古物件の購入時には、仲介手数料のほか、土地の地盤調査や中古物件の建物状況調査(インスペクション)といった費用が発生する場合もあります。

頭金

頭金とは、ローンの借入前に住宅購入費用の一部を支払うお金のことを指します。支払える金額が多くなれば、月々の住宅ローン返済額を下げられます。また、頭金は契約時の手付金になるほか、引き渡し時の残金に充当できます。目安としては総支出額の2割以上となります。

住宅購入に関わる費用について、親や祖父母からの贈与が可能であれば、一定額まで贈与税が非課税になるケースもあるので検討してもいいでしょう。

令和6年度税制改正の住宅に関する主な変更点~制度の活用を忘れずに~

ローン借入額

シミュレーションサイトなどを利用してローン借入額の目安が分かると、購入できる物件の目途を立てられます。しっかりとライフプランを立て、車のローンの支払いや、子どもの習い事などの教育費を滞りなく払い、さらに将来に備えて貯蓄することも考えた上で、毎月無理なく返済できる額を把握することが大切です。

買った後

住宅ローンの返済

変動金利や固定金利などのローンのタイプによって毎月支払う額が変わりますが、長い期間をかけて返済していくので、計画性が大事になってきます。繰り上げ返済を行うと、ローン残高の元金を減らせるので検討しましょう。

固定資産税・都市計画税

住宅の購入後は「固定資産税」と「都市計画税」の2種類の税金を、毎年支払っていかねばなりません。4月から6月頃に通知が届き、納税期限は6月まで。1年分一括で支払うか、年4回分納することも選べます。

その他の諸費用

戸建ては経年劣化の具合によりますが、数年に一度のタイミングで修繕費が必要となります。一方マンションの場合は、管理費や修繕積立金といった費用が毎月発生します。また、駐車場を借りる場合は、月々の駐車場代も必要になります。

Part4マイホームの購入タイミングの決め方。
家を買うタイミングの見極め方は?

購入のタイミングは人それぞれあり、正解不正解はありません。ただし、結婚や子どもの誕生、子どもの進学から子どもの独立まで、ライフステージが変わるタイミングで多くの人がマイホームの購入を決断しているようです。

ライフステージを考慮して家を買う

国土交通省の調査によると初めてマイホームを購入する人の平均年齢は、30代後半~40代前半。物件の種別ごとに見ると、新築の住まいは30代が多く、中古物件を選ぶのは40代が多いという傾向がみられます。その理由は、以下のデータから分かります。

住宅金融支援機構の調査では、30代の住宅を取得する動機として多いのは「子どもや家族のため」、「結婚、出産を機に」が多くを占め、40代・50代になると、「老後の安心のため」という理由での購入する人が増えています。

住宅ローンの返済期間を考慮して家を買う

住宅ローンは多くの金融機関で最長35年の返済期間を設定することが可能です。ただし、どの年齢でも組めるわけではありません。基本的に、年齢制限が設定されています。35年ローンの場合は一般的に44歳まで。それ以上となると、返済期間が短くなり、月々の支払額も増えてしまいます。

一部の金融機関から返済期間を40年~50年に設定できる住宅ローンも出てきていますが、総返済額が高くなる可能性があるので注意が必要です。

認定長期優良住宅なら残価設定型住宅ローンの利用も可能

また、人生100年時代に対応したローンとして、残価設定型住宅ローンを利用する方法もあります。これは、将来の生活スタイルや収入の変化に柔軟に対応できるように、事前に設定した月(残価設定月)以降、『返済額軽減』と『残価買取』という2つのオプションを行使できる住宅ローンです。

残価設定型住宅ローンのイメージ

返済額軽減オプションは、残価設定月以降、毎月の返済額が2段階で大幅減少するもので、定年前後のローン負担を軽減したい方向けです。

残価買取オプションは、残価設定月以降、いつでもローン残高と同額で買取をしてもらえるため、老後にローンを残したくない方向けといえるでしょう。この残価設定型住宅ローンが対象となるのは、指定されたハウスメーカーなどが施工した「長期優良住宅」に限られます。詳しくは下記サイトをチェックしてください。

ダイワハウスの残価設定型住宅ローン

Part5マイホームの購入を成功させるコツ。効率的な情報収集は?

マイホーム購入の成功は、情報収集の精度にかかっているといっても過言ではありません。そして、情報を集めたら、一度立ち止まって、家族みんなでじっくり話し合う時間を確保しましょう。

WEBサイトやSNSで情報収集をする

各住宅メーカーのWEBサイトはもちろん、InstagramYouTubeなどのSNSで情報発信を行っているため、充実した情報を手に入れられます。展示場案内や実際に建てたオーナー宅紹介、さらには、マイホーム購入に必要なノウハウも掲載されているので上手に活用しましょう。

資料請求や問い合わせをする

ハウスメーカーや工務店の商品や建築実例では、カタログでしか入手できない情報もたくさんあります。また、直接問い合わせてみたり、相談会やセミナーなどのイベントに参加したりするのも役立ちます。土地探しのポイントや、お金に関する相談などもできるので、活用してみましょう。

大和ハウスの「VRプレゼンシステム」など、実際に家の中を歩いているような体感ができるVRなどのITを活用したプラン提案を採用するメーカーも多くあります。

展示場(戸建て)やモデルルーム(マンション)に行く

実際に見たり触れたりすることで、住み心地や空間デザインを体感でき、住宅設備の使いやすさ、収納や動線の工夫など、新しい発見も多いでしょう。数社を比較検討するために、見学する際は必ずチェックしたいポイントを事前に決めておきましょう。

また、戸建てでは、ハウスメーカーごとの住宅の魅力が体感できる展示場や、新築で建てた住まいを見学できる完成見学会などがあります。マンションでは、建築前の段階でモデルルームに行くことが一般的ですが、完成した建物を見学できる内覧会など、実際に建てられた建物を見学するのも大切です。リアルな広さでどんな間取りができるのかなど、自分たちの暮らしをイメージするのに役立ちます。

さらには、実際に建てた人の声を聞くことも重要です。まわりに、マイホームを建てた家族がいたら、どんな風に住まい探しを始めたのか、メーカーと相談する時の注意点など、可能な範囲で質問してみましょう。

Part6マイホームなら大和ハウス!
注文住宅品質の規格住宅や分譲住宅とは?

建築コストの高騰などが原因で、住宅購入にかかる費用は上昇を続けています。念願だったマイホームを、諦めてしまったり、先送りにしようと考えたりする人も多いのではないでしょうか。

大和ハウスは長年の注文住宅の実績と知見を活かし、価格を少しでも抑えながら、注文住宅品質を実現できる住まいを考えました。大切な「時間」と「費用」を節約しながら、自由設計でなくても誰もが満足してほしい。そんな想いをカタチにした、家族みんなの理想に出会える提案です。

セミオーダー住宅や規格住宅も注目!大和ハウスのSmart Made Housing.

大和ハウスのセミオーダー住宅/規格住宅であるSmart Made Housing.は、豊富な間取りプランの中から理想の暮らしに近い間取りをセレクトし、プロが厳選した間取り・外装・内装のパッケージからお客さまがお好みのものを選んで組み合わせる新しい住まいの建て方です。15万通りの組み合わせが可能な間取りは、大和ハウスが過去に建築した何万件もの注文住宅や分譲住宅のデータの中から、直近2年間に採用された人気かつ使い勝手の良い間取りをベースにしています。

※イメージ(木造)

その1:納得価格の統一坪単価!

家づくりのお悩みのひとつに、費用が分かりにくいことが上げられます。とくに、自由設計の注文住宅では、プランがすべて決定するまで総額は分かりません。その点、打合せの段階で間取りを選ぶと、その場で価格まで分かるから安心です。さらに、価格とプランが明快になると計画が立てやすくなることで、家づくりに要する時間も短縮できるのです。

その2:8つの注文住宅品質!

60年の長期保証をはじめ、高断熱・高耐震の住宅性能、税制優遇を受けられるZEH基準の長期優良住宅仕様など、注文住宅を建てるのと同じ品質を実現。安心に支えられながら、家づくりを楽しめます。

その3:人気間取りから厳選した1200以上あるプランから選択可能!

これまで大和ハウスが建てた何万件というデータベースの中から、直近2年の人気の間取りをもとに、厳選されたプランを選べます。環境や価値観が変化する時代に、今のご家族が求めるライフスタイルにあったプランを用意しています。

大和ハウスのSmart Made Housing.

注文住宅品質の“分譲住宅”も注目!大和ハウスのReady Made Housing.

暮らしやすい動線や収納、便利な設備、おしゃれなインテリアなど、すべて含まれているので、スムーズに選択できます。夫婦とも仕事に忙しいけれど、納得できる住まいを選びたい。そんな家族の選択肢に加えてほしいのが、大和ハウスの注文住宅の品質で分譲住宅を実現できる「Ready Made Housing.」です。その魅力3つにまとめてみました。

※分譲済み例

その1:大和ハウスの設計士が考えた分譲住宅

テレワークスタイルやペットと暮らす家、二世帯住宅、子育てしやすい家など、年間4000棟以上の注文住宅を手掛ける大和ハウスの設計士が、そのノウハウを生かした分譲住宅を設計。注文住宅に近い、家族が思い描いたライフスタイルを実現します。

その2:業界トップクラスの長期保証

業界トップクラスの30年の初期保証と、保証延長プログラムによる60年の長期保証を実現。注文住宅と変わらない安心で、家族を末永くサポートし続けます。

その3:ZEH標準仕様&高耐震

ZEH水準の断熱性能をはじめ、震度7クラスの強震であっても住み続けられる耐震性能を確保しています。毎日の快適で健康的な暮らしを支えながら、万が一の災害時に家族を守ってくれる安心感があります。

何十年先も家族の笑顔を想像できる住まいを見つけよう

限りある時間を効率的に使いながら、その中でより満足度の高い住まい選びをすることが求められています。そして、自分らしい暮らしを実現できる、戸建ての選択肢がますます広がっています。

注文住宅以外にも、規格住宅やセミオーダー住宅、分譲住宅の中から、自分たちの予算や暮らしに合う住まいを選びましょう。マイホームの価値観も変わりつつありますが、何十年先の家族の笑顔が想像できる、理想の住まいぜひ見つけてください。

お話を伺った方

田中直輝(たなか なおき)さん

住生活ジャーナリスト。早稲田大学教育学部を卒業後、海外17カ国を一人旅。その後、約10年間にわたって住宅業界専門紙・住宅産業新聞社で主に大手ハウスメーカーを担当し、取材活動を行う。現在は、「住生活ジャーナリスト」として戸建てはもちろん、不動産業界も含め広く住宅の世界を探求。

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地震に強く、断熱性能の高い注文住宅「xevo(ジーヴォ)シリーズ」。3・4・5階建て注文住宅「skye(スカイエ)」などをご紹介。

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