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生活を考える

大きなお家で大きな犬を飼おう、飼いやすい
大型犬・超大型犬

知能が高く、性格も穏やかなタイプが多いといわれる大型犬や超大型犬。
その大きさから包容力のあるどっしりとした存在に、安心感を覚えます。
そんな犬達と一緒に暮らす良さの理由はどこにあるのか?
25年にわたり犬専門ライターとして活躍する大塚良重さんに、その魅力を伺いました。

大型犬・超大型犬と一緒に暮らす魅力とは?

大型犬・超大型犬の魅力は、何といっても、そのどっしりとした存在感にあると思います。おっとりとした気質でありながら、大きさがあるので、守ってあげる対象から逆に守ってもらえるような、頼りがいもあるのが何よりの魅力です。飼い主として受け入れられれば、安心感だけではなく自己肯定感も満たされます。精神的にも人生を一緒に歩んでくれる良きパートナーになるといえるでしょう。

そして、子どもに対して穏やかな犬であれば、見守り犬にもなりますし、動物に触れ合うことで、子どもにとっても学ぶ機会となるはずです。ただし、大型犬の力はかなりのもの。また、犬であっても嫌なことをされれば反射的に行動に出ることがあります。万が一を考えて、決して犬と小さなお子さんだけにしないことは重要です。

人気のある大型犬・超大型犬をご紹介

大型犬・超大型犬といっても、犬種によって容姿はもちろん、性格もさまざま。まずは、人気の犬種から、ちょっと変わった犬種を紹介します。犬それぞれの歴史や、狩猟犬や牧羊犬などの特性を理解することで、適正な飼い方を知ることができます。

大型犬

ラフコリー(Rough Collie)
体高51 cm~61cm、体重20 kg~34kg

  • 特徴:毛色はセーブル&ホワイト、トライカラー、ブルーマールの3色が公認毛色。スコットランドのハイランド地方で牧羊犬として活躍。1860年頃に英国ビクトリア女王が連れて帰り、広く知られるようになりました。優雅と美しさ、運動性能を併せ持っています。小説『名犬ラッシー 家路』のモデルとなり、後にTVドラマにもなったことから、たいへん有名な犬種です。
  • 性格:神経質ではなく繊細。知性が高く、愛情にあふれ、その性格は温和。作業能力、防衛本能も高く、しつけ・トレーニングに対する反応性が高いことから、日本警察犬協会、指定警察犬7犬種のうちの1種となっています。
  • 飼い方:大型の牧羊犬ですので、十分な運動量を日々確保できるかどうかをまず検討する必要があります。また、長毛のため、ブラッシングなどの手入れは欠かせません。

バーニーズ・マウンテン・ドッグ(Bernese Mountain Dog)
体高58cm~70cm、体重32kg~52kg

  • 特徴:原産国はスイス。ベルン州周辺で主にミルクやチーズの荷車引き、農場で家畜の護衛や牛追いなどで活躍。この地方にあった旅館の名称から、当時はデュールベッヘラーという名前で呼ばれていました。
  • 性格:穏やかで従順。とてもおおらかな性格で、人と一緒にいることが好きで、おおむね子どもにも優しい犬。一方で、家族以外には警戒心を示すこともあります。
  • 飼い方:太りやすい傾向にあり、肥満には注意。熱中症にもかかりやすいので、住環境に配慮が必要です。

秋田犬(Akita Inu)
体高58cm~70cm、体重35kg~45kg

  • 特徴:日本犬で唯一の大型犬。「あきたいぬ」と呼びます。祖先は、東北地方に存在した猟師の犬・マタギ犬と考えられています。闘犬として使われた時代に、土佐闘犬やジャーマンシェパードなどと交配されたことが大型化に拍車をかけたのかもしれません。忠犬ハチ公によって世界的に有名になりました。
  • 性格:落ち着きがあり、一犬一主といわれるほど、飼い主・家族にはたいへん愛情深く保守的ですが、それ以外の人や犬には距離を置く傾向にあります。柔和な犬もいますが、猟犬や闘犬の勇敢で頑固な気質が残る部分もあります。
  • 飼い方:有り余る体力を持て余さないだけの十分な運動が必要です。また、飼い主との信頼関係を作るためにも、運動欲求を満たしてあげる必要があります。

超大型犬

アイリッシュウルフハウンド(Irish Wolfhound)
体高71cm~86cm、体重41kg以上(メス犬)/55kg以上(オス犬)

  • 特徴:原産国はアイルランド。狼から家畜を守るためや、鹿狩りにも活躍。中世の騎士を彷彿させるような、厳然と堂々とした態度、優雅さ、力強さがあります。遠目には仔馬と見間違える人もいるくらい、体高では犬界一といわれています。
  • 性格:たくましい外見に見合わないほど、普段はおっとりとして穏やか。人や他の犬にもフレンドリーで、好戦的な態度を示すことはほとんどないといわれます。 しかし、猟犬だった歴史から、獲物を見つけて走り出すと、俊敏さも持ち合わせています。
  • 飼い方:巨大な体格を健全に保つため、広いスペースで。ハウンド犬種(猟犬種)で運動量があるので、定期的な散歩に加え、成長期には十分な運動時間を設ける必要があります。

グレートピレニーズ(Great Pyrenees)
体高64cm~81cm、体重39kg以上(メス犬)/45kg以上(オス犬)

  • 特徴:原産国はフランス。その名前にもある山岳地帯ピレネー山脈で、家畜の護衛犬として活躍していました。家畜の群れを守る意識から、防衛・保護本能にも富むといわれています。
  • 性格:どっしりとした印象と優雅な姿から、おっとりした性格をイメージされることも多い犬種ですが、もともとは家畜の護衛犬、番犬として使われていたため、俊敏さとともに警戒心も持ち合わせています。 また、独立心があり、飼い主より先回りして判断をしようとすることがあります。
  • 飼い方:その体の大きさに見合う広いスペースと、長毛であるため暑さに対する配慮が必要です。換毛期でなくても下毛は相当抜けるので、定期的なブラッシングが欠かせません。

大型犬・超大型犬と一緒に暮らすための条件とポイントとは?

大型犬・超大型犬と一緒に暮らす魅力はわかったものの、かたやデメリットもあります。食費や獣医療費、運動時間の確保など、大型になるほどその負担が大きくなります。そこで、大型犬・超大型犬を飼うための条件や、住環境の整え方を紹介しましょう。

経済的に飼える余裕があるか

下の図は小型犬・中型犬・大型犬ごとの、1年間にかかった経費をまとめたものです。食べる量も違いますから、食費に大きな差が生まれます。また大きさや体重の違いから、予防接種や医療費にも費用がかかることがわかります。また、ドッグランなどの施設利用費が大きくなるのも、より多くの運動量を必要とする大型犬ならではのポイントです。

表

※参照 アニコム損害保険株式会社による、2018年1年間にペットにかけた費用(年間支出)に関する調査(契約者へのインターネットアンケートによるもの)

散歩や運動の時間を確保できるか

散歩や運動には、犬の身体的健康を維持するという目的のほかに、社会化やストレス発散などの、心の健康を保つという意味もあります。運動不足によるストレスから、「吠え」や「破壊」などの困った行動や、「自分の体をなめ続ける」「同じ行動を何度も繰り返す」など「問題行動」につながる可能性もあります。また、大型犬は運動器(関節)のトラブルを起こしやすい傾向も。そのため、日頃から大きな体重を支える筋力を鍛えて、維持するための運動はとても重要です。散歩の時間は60分以上を目安とする考え方がありますが、時間よりもその質や密度が大事。例えば、牧羊犬や狩猟犬をルーツに持つ犬種なら、ドッグランなどを利用して適度に走らせる。要は、自分が犬に対してどれだけ付き合えるかが大切です。

しつけの努力をおしまないこと

大型犬・超大型犬はその身体の大きさから、襲う意志がないにもかかわらず、人に飛びついたり、散歩でリードを引っ張ったりするだけで、人に怪我をさせてしまう可能性が十分にあります。そのため、子犬期からのしつけや、人や環境に慣れさせる「社会化」を十分に行う必要があります。また、声も大きいので、無駄吠えをしないようにすることも重要です。

大型犬・超大型犬を飼えるスペースを確保できるか

家の中で飼うためには、まず食事・トイレ・寝る場所などを分ける必要があります。身体の大きさ(成犬時)にもよりますが、トイレだけでも半畳から1畳弱は必要でしょうし、食事場所や寝る場所もと考えると、犬のために4畳半くらいのスペースは必要になるだろうと思います。また、大型犬・超大型犬の身体の大きさに合わせて、Uターンや方向転換が自由にできるように、広い空間があることが望ましいです。
また、前述のように大型犬・超大型犬は運動器(関節)のトラブルが起こりやすいため、足をしっかり踏ん張ることができる滑らない床を設ける必要があります。また大型犬・超大型犬はシニア期に入るのが早いため(5歳~8歳くらい)、住環境を整え、アンチエイジングの対策をするなど、介護になってもしっかり付き合える環境と覚悟が必要です。

ダイワハウスの「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」でかなえる、犬も飼い主も快適な暮らし

それでは、大型犬・超大型犬と快適に暮らすには、どんな家づくりを考えるべきでしょうか?例えば、日光浴をしたいなら窓辺や外に、暑くなったら屋内の涼しい場所に、自分の意志で動きたい。また、適度な距離を保ちながらも、家族と一緒の空間で過ごしたい。犬の目線に立って考えることがポイントです。大開口と間仕切りの少ない設計が可能なダイワハウスのxevoΣ(ジーヴォシグマ)なら、光と風が通る快適な住空間の中で、自分の意志で動き回わって体温調節をしたり、ひとりになれる場所に自由に行き来できる。犬にとってストレスの少ない住環境を実現できます。

さらに、さまざまな暮らしのアイデアにも注目です。例えば、散歩から帰って汚れた足を洗ったり、手入れをしたりできる玄関や、出入り口近くに設けるシャワールーム。シニア犬でもラクに動けて、飼い主も手助けしやすくなるのもうれしいですね。また、リビング内に設置できるインナーテラスは、人間の生活動線と分けられる位置にあり、同時にリビングにいる飼い主を目で追うことができるので、犬にとってとてもリラックスできる場所になります。また、キッチンや階段、屋外への飛び出しなど、危険な場所への出入りをコントロールできるのもポイントです。

犬は、人間が自分達の生活に引き込んだ動物です。そう考えると、人間の都合だけを押し付けるのではなく、彼らのしたい暮らしをある程度満たしてあげる努力が必要だと思います。それが大型犬・超大型犬に限らず、犬を飼う人間の務めと責任ではないでしょうか。犬も飼い主もラクになる。お互いが我慢せずに過ごせる家になれば、犬との生活も、より楽しくなるはずです。

PROFILE

大塚良重(おおつかよしえ)さん

犬専門ライター歴25年以上。1頭の犬との出会いが人生を変える。愛犬への感謝を胸に、ライターへと転身した後、犬専門月刊誌での連載や取材記事、書籍、一般雑誌、web等で執筆。特に犬の介護、シニア犬、ペットロスはライフワークテーマで、「犬と人との関係」に最もアンテナが動く。信条は、“犬こそソウルメイト”。

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