取手北ネオポリス
茨城県つくばみらい市
取手北ネオポリスについて


1978年に開発された取手北ネオポリス(西ノ台)は、茨城県の南西部にあるつくばみらい市に位置しています。総面積12.4万m2、382区画のまちの開発は、同時期の全国に普及した郊外型住宅団地としては比較的コンパクトに行われました。首都圏を中心に高速道路や鉄道が整備され、東京都心のベッドタウンとしての側面を持ち、一級河川「小貝川」が近く、周辺に適度な自然が残る団地となります。
2000年に979人だった人口は、2020年には738人と減少傾向をたどっています。地区の高齢化率は約47.6%と、第2世代の人口流出により子育て世帯が少なくなり高齢化が進んでいるため、地域の活動を支える担い手不足が課題です。また、新型コロナウイルス感染症の影響により、住まい手同士のコミュニティが希薄になってきていることも地域課題になりつつあります。
団地全域が第一種低層住居専用地域であり、隣接する地域の店舗、病院、介護等の施設を利用している現状を踏まえ、取手北ネオポリス(西ノ台)では、長く住み続けられるまちにするため、住まい手と共に対応案を考え始めています。団地内の有志の方々とまちの地域課題について、他のネオポリスでの事例等を踏まえて茶話会スタイルで意見交換をすることで、まちの将来像を描き、子育て世帯と高齢者の多世代交流の仕組みの構築など、住まい手の皆さまが心も身体も健康に過ごせる取り組みを始めていきます。
取手北ネオポリス
について
- 販売開始:1978年~
- 開発面積:12.4万m2(東京ドーム約3個分)
- 販売区画数:382区画
- 高齢化率:約47.6%※
- 人口:738人※
※2020年国勢調査より
※人口総数には年齢不詳者を含みますが、高齢化率は総人口から年齢不詳者を除いて算出しています。
観葉植物のギャザリング講座


この講座は2024年6月に開催され、取手北ネオポリス(西ノ台)にお住まいの8名の方にご参加いただきました。当社のリブネスタウンプロジェクトの事業説明も併せて行い、「ある程度理解できた」とのご回答をいただくことができました。
また、この講座に参加していただいた方から「楽しかった」「また参加したい」等のご意見もいただき、高齢者が外出するきっかけや新たなコミュニティづくりに有効な手段ではないかと考える機会となりました。
住まい手説明会

取手北ネオポリス(西ノ台)の住まい手の皆さまを対象に、当社のリブネスタウンプロジェクトの事業説明と意見交換を目的として、2024年10月に計3回、累計47名の方にご参加いただきました。
この『住まい手説明会』では、今後の事業の進め方や住継ぎに関するご質問をはじめ、「リブネスタウン事業をある程度理解することができた」や「定期的な意見交換ができる会の開催」等のご意見もいただき、住まい手の皆さまが気軽にお話ができるような茶話会スタイルでの意見交換会を開催することにつながりました。
ランタンづくり・ランタンナイト


取手北ネオポリス(西ノ台)内にある「西ノ台集会所」を会場として、2024年12月に開催されました。当日は、西ノ台子供会を中心に多世代の住まい手の皆さまにご参加いただきました。ランタンづくりは34名、ランタンナイトは37名以上の方にご参加をいただき、当日のアンケートでは「楽しかった」「来年もやりたい」とのご感想をいただきました。
第1回意見交換会(茶話会)


初めての意見交換会(茶話会)が、2024年12月に開催されました。当日は、取手北ネオポリス(西ノ台)にお住まいの14名の方がご参加されました。他のネオポリスでの事例として紹介した「朝市」について、自分たちでも開催してみたい等の積極的なご意見をいただきました。また、このような意見交換会(茶話会)を継続して開催して欲しいとのご要望もいただきました。
第2回意見交換会(茶話会)


2025年2月、寺畑ふるさと会館にて、第2回意見交換会(茶話会)が開催されました。当日は、取手北ネオポリス(西ノ台)にお住まいの12名の方にご参加いただきました。前回の茶話会で一番多く次回のテーマとして選択された「防犯・防災」について、意見交換を行いました。
他のネオポリスでの事例を参考にご発言いただき、「まずは体験してみることが大事である」「地域コミュニティが希薄になっていることからお隣の様子がわからないときもある」等のご意見があがりました。また、前回と比較して参加者全員がお話ししやすい雰囲気になりました。