東油山Potential Space
街と人とつながる
バドミントン選手の練習がメインとなる体育館です。
敷地は油山が近くにあり市民の憩いの場となっています。この体育館も親しみを感じてもらえる様、油山の自然を表現したデザインとしました。
外壁は3色の角波鋼板を組み合わせ建物が立体的に見えるように工夫し、色についても油山をイメージした色としました。
また敷地は第1種住居地域で高さ制限がある中で、天井はラチスシェル構造とし、建物の天井高を高くするだけでなく構造架構も見せ、開放感を感じられる様に設計しました。それに加え、現況地盤が高い事を活かし、なるべく平均地盤面を下げない外構計画とし、日陰制限がかかる10mギリギリまで最高高さを上げる計画としました。
内装について木材を取り入れ、油山の自然を感じるデザインとしただけでなく、色はバドミントンシャトルが周囲と同化しない色にすると同時に、体育館内が暗い印象とならない様に、選手と確認をしながら色の調整をしました。
設計者
ARCHITECT
大和ハウス工業株式会社
大城 あゆみ
六倉 賢太
上山 恭史
作品基本情報
SPECIFICATION
作品名 | 東油山Potential Space |
---|---|
物件住所 | 福岡県福岡市 |
竣工日 | 2024年2月 |
建物用途 | 体育館(バドミントンコート) |
構造 | 鉄骨造 |
階数 | 2階 |
敷地面積 | 658.70m2 |
延べ床面積 | 486.16m2 |
2025年9月掲載