D-ROOM・軸篇

主人公は、何事も一つに決められない男。
ボクシングに通うか決められず、仕事のプレゼンでは複数の案を出しすぎてクライアントを呆れさせ、彼女とのデートでは服を決められず呆れられてしまう。「優柔不断」「ネガティブ」「小心者」。そんな自分の弱点を自覚しつつも、「決めないことで無限の選択肢を手にしているのだ」と心の中で嘯く彼。しかし、そんな彼が「賃貸物件探し」という大きな決断を前に、「大切なのは、ぶれない軸を持つこと」だと気づきます。
そして彼は、『ちょっと贅沢な賃貸住宅』という、ゆずれない軸でD-ROOMを選ぶのでした。