森孝病院介護医療院
住まいとしての介護医療院
介護医療院として、利用者が“住まい”としての安心感をもちながら、最期の時間を穏やかに過ごせる環境を実現することを本計画の設計趣旨としました。
医療・介護施設として要求される機能性と、人が長い時間を過ごす居住空間としての快適性を両立させることを目標に設計を進めました。
内部空間では木調を基調とした素材を採用し、耐薬品性や清掃性などの医療・介護施設特有の要件に配慮しつつ、自然光によって柔らかく表情を変えるアースカラーで全体を統一しました。
これにより、機能性に偏りすぎることなく、利用者が落ち着いて過ごせる“生活の場”としての温かさを確保しています。
外装計画においては、既存建物との連続性を重視し、水平・垂直ラインを明確にしたファサード構成を採用しました。
特に、床スラブの外部張り出しディテールは、建物のスケールを安定させる力強い水平ラインを生み出し、施設としての信頼感を外観に付与しています。
また、床スラブ間を縦断するサッシを用いることで、立面に一貫したリズムと縦方向の伸びやかさを与え、既存棟と新棟が視覚的に自然に調和するよう意図しました。
設計者
ARCHITECT
大和ハウス工業株式会社
波多野 佑樹
石川 智康
岡田 直也
作品基本情報
SPECIFICATION
| 作品名 | 森孝病院介護医療院 |
|---|---|
| 物件住所 | 愛知県名古屋市 |
| 竣工日 | 2025年9月 |
| 建物用途 | 病院(介護医療院) |
| 構造 | 鉄骨 |
| 階数 | 3階 |
| 敷地面積 | 2,654.64m2 |
| 延べ床面積 | 3,055.07m2 |
















