MIRAIZA OSAKA-JO
地域に新たな価値をもたらす歴史的建造物の再生計画
1931年に陸軍第四師団司令部庁舎として建設された本施設は大阪府警視庁や大阪府警察本部、大阪市立博物館と用途を変え、2001年閉鎖。その建物を耐震補強した後に全面改修し飲食・物販店、ブライダルを含むMIRAIZA OSAKA-JOとして2017年秋に生まれ変わりました。改修は当時の意匠を極力残し、復元する計画としています。
戦火を免れたこの建物は近世式古城風の様式で、外壁にはスクラッチタイル、内装には当時の装飾が多く残っていましたが、外壁タイルは浮きや割れが多くみられたため、当時のテクスチャーや色を復元すべく試作を繰り返し、部分的に貼り替え。サッシは、スチールサッシのスリムな枠を踏襲しフレーム見付の小さいアルミサッシ枠を採用。
内装は廊下のアーチの意匠を竣工当時に近い見え方となるよう設備配管や配線は廊下を縦断しないようルートを決め、中央階段はシャンデリアとレッドカーペットを新たに加える以外ほぼ竣工当時のまま残しました。照明器具やエントランス内部のドアは竣工当時の写真を基にデザインし復元しています。
さらに、これまで活用されていなかった屋上を改修し、大阪城を一望しダイナミックな大阪城を楽しめる新たな視点場としての価値も提供しています。
設計者
ARCHITECT
大和ハウス工業株式会社
岩上 嘉樹
伊藤 真二
作品基本情報
SPECIFICATION
| 作品名 | MIRAIZA OSAKA-JO |
|---|---|
| 物件住所 | 大阪府大阪市 |
| 竣工日 | 2024年12月 |
| 建物用途 | 飲食店舗 |
| 構造 | RC |
| 階数 | 4階 |
| 敷地面積 | 133,930m2 |
| 延べ床面積 | 6,911m2 |



















