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快適に暮らす

私たちの暮らしとIoT 第5回IoTで変わる未来の生活
~コミュニケーション編~

※イメージ

家電量販店などで手軽に手に入れることができる Google Home などのスマートスピーカー。
ただ話しかけるだけで電気やテレビ、エアコンなどの家電をコントロールしたり、
その日のニュースや音楽が聞けたり。少し前までは「あったらいいな、できたらいいな」と
思っていたことが、すでに現実のものになっています。
こうして、すでに私達の日常生活の中にも溶け込みつつあるIoTは、日常生活の課題をどう解決し、
変えていくのか、訪問者や家族とのコミュニケーションを観点に例を見てみましょう。

おじいちゃん・おばあちゃんを笑顔にするテクノロジー

離れて暮らすおじいちゃん・おばあちゃんの楽しみは孫に会うこと。小さな子どもは成長が早いものです。本当は毎日でも会って成長を見届けたいと願う祖父母に孫の写真や映像を家のテレビに直接届けてテレビで見られるようにするサービスが好評を得ています。テレビの大画面で見ることで、まるで孫と一緒に暮らしているかのような体験が得られます。

このサービス、実は届けた画像を見たかどうかが送り主側でわかるので、おじいちゃん・おばあちゃんが元気にしているかどうかもわかるのです。現状では送った写真や映像の再生のみですが、これからは、映像の再生をするだけでなく、スマートスピーカーを使って実際に画面の向こうにいる孫に話しかけて双方向のコミュニケーションもできるようになるでしょう。

スマートロックから見る近未来

2つ目の課題として、共働きの世帯が増える今、宅配便の受取りがなかなかできずに困るケースも増えています。その解決策となる宅配ボックスは、便利な半面、設置には一定のスペースが必要になります。既存のマンションでは宅配ボックスを設置する場所の確保が難しかったり、たとえ設置できたとしても大型の荷物が入らないなどの制限がありました。車社会のアメリカでは、車のトランクを宅配ボックスの代わりにするサービスなどもありましたが、日本の特に都市部では車の普及率が低いこともあり、導入しにくいのが現状です。

こうした問題を解決できるかもしれないサービスがアメリカの一部の地域で2017年11月から開始されました。Amazon が提供する Amazon Key と呼ばれるサービスです。専用のスマートロックと監視カメラを購入して設置すると、留守宅であっても荷物の受取りができるようになります。配達員が荷物のバーコードをスキャンすると、留守宅であってもスマートロックが解錠されるので、ドアを開けて、家の中に届け物を配置することができます。ドアの解錠と同時に、監視カメラの録画がスタートし、配達員の行動が監視できるようになっているため、セキュリティにも配慮がされています。

こうしたスマートロックとセキュリティをベースとしたサービスに、複数の配送業者や各種サービス提供会社が対応するようになれば、留守中に配送したい荷物の集荷をお願いしたり、掃除などのハウスキーピングやペットの散歩などのケアサービスを受けることもできるようになります。加えて、家を貸出可能なスペースとして考えると、パーティーや会議、読書・勉強用のスペースとして時間貸しに応用すれば、留守宅が新たな収益を生むことになるかもしれません。

家族と過ごす時間を生み出す環境って?

3つ目の例として、各居室の環境の最適化にIoTを活用する方法があります。たとえば、子どもの勉強部屋の環境の改善です。高くなると生産性に影響が出る二酸化炭素は、目にも見えず匂いもしないので、人が感知することは難しいですが、IoTデバイスなら濃度を検知することができます。

温度や湿度とともにセンシングして、不快指数が高まったり、二酸化炭素の室内基準値と言われる1000ppmを超えたら、換気を促すことができます。換気の後は気分転換にスマートアロマディフューザーを使ってお気に入りの香りを出すのも良いでしょう。効率よく勉強が進めば、家族と過ごす余暇を充実させることにつながります。

二酸化炭素の濃度によるハザードスケール

出典/八子知礼、杉山恒司、竹之下航洋、松浦真弓、土本寛子「IoTの基本・仕組み・重要事項が全部わかる教科書」 SBクリエイティブ、2017年

また、居室の環境を適切な状態に保つことは、気温への感受性が低くなった高齢者の部屋の環境を遠隔地から見守ったり、留守宅でペットが快適に過ごせる状態に保つことにもつながります。これらは、室温や湿度などが基準値を超えたとき、家電や空調をコントロールする仕組みを使えば、自動的に居心地のよい環境を作り出すこともできます。

IoTで家族に笑顔を!

小さな子どものいる家庭や、介護を必要とする家族がいるケースなどに配慮した働き方の見直しも進んでいます。企業側の取り組みとして、在宅勤務やサテライトオフィスでのリモートワークを実現する方法として、リモートワーク用のコミュニケーションツールも進化しています。これまでも、Web会議などでミーティングに参加することもできますが、時として、孤立感を感じたり、コミュニケーションが円滑に行えないと感じることもありました。

現在は、等身大の投影ができるデバイスも出てきていますので、オフィスにいるかのような一体感を生み出すこともできるようになっています。リモートワークでありがちな孤立感を減らし、同じ目的に向かって取り組むチームとしての一体感を生み出して生産性を高める手法としても有効です。

個が確立する現代、家族のあり方を考えながら、コミュニケーションツールを上手に使い、家族の絆を深めるIoTの使い方が問われる時代になっています。家族の笑顔を増やすきっかけにIoTが活躍したら素敵ですね。

株式会社ウフル IoTイノベーションセンター マネージャー

松浦真弓さん

株式会社マクニカにて、集積回路のアプリケーションエンジニアとして大手製造業の技術サポートを担当。その後、ラティス・テクノロジー株式会社にて、10年以上にわたり、 製造業を中心とした3D CAD関連ソフトウェアのマーケティング、 製品企画、パートナー営業に従事し、同社の成長に貢献。近年は、建築・建設業界の 3Dデータ活用を提案・導入支援するエバンジェリストとして活動した。業務と関連した活動として、iOS端末のエンタープライズ利用を促進する活動を展開する一般社団法人iOS コンソーシアムで、製造業でのタブレット活用を推進する製造ワーキンググループを発起人として設立し、約3年間、リーダーを務めた。2016年5月より現職。

※2017年12月現在の情報となります。

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