協働事例のご紹介
山口支店


- 山口支店
アクションプラン(行動計画) - 地域への感謝をカタチにする
「ふれあい祭り」

感謝の想いを、まちの笑顔につなぐ一日
山口支店が現在の地に移転した10年ほど前、「日頃お世話になっている地域の皆さまへ“感謝”を伝える場をつくろう」と始めたのが、年に一度の感謝祭「ふれあい祭り」です。コロナ禍での中断を経て再開した昨年に続き、2025年も開催しました。
大切にしているのは、住まいや暮らしを通じてご縁を結んだオーナーさまをはじめ、ご友人やご近所の方々が気軽に足を運び、笑顔で過ごせる一日をつくること。さらに、地域で事業を営むオーナーさまや協力会社さまにも出店していただき、来場するお客さまに身近な地域の事業や魅力を知っていただく機会としました。
地域の行事として根づくまで
山口支店には、社員が部門を超えて関わり合い、組織としての一体感を高めていくための「士気向上委員会」があります。ミライマチ宣言に基づく「地域共生活動」もこの委員会の大切な取り組みの一つとして位置づけ、「ふれあい祭り」の準備を進めました。
地域共生推進委員の田中は「案内チラシを配る前に、お客さまから『去年の祭りがとても良かったと聞いたんですが、今年はいつですか?』とお電話をいただいたんですよ」と活動が着実に地域へ浸透してきている手応えと取り組みの広がりを感じたと言います。地元テレビ局からも問い合わせが入り、番組内の餅まき情報コーナーで紹介されるなど、地域の行事として親しまれる存在へと育ちつつあります。
人と人がつながり、地域がひとつになる時間
祭りは、屋内外それぞれで多彩なプログラムを用意し、来場者を迎えました。屋内では、オーナーさまが出店する体験コーナーをはじめ、赤ちゃんのハイハイレースや握力・垂直跳びを競う体力オリンピックを開催。にぎやかな歓声と笑顔が会場いっぱいに広がりました。一方、屋外ではイベントステージを中心に、山口市内で親しまれているお店のキッチンカーが並び、協力会社さまによるタイルコースター作りや射的といった体験ブースも軒を連ねました。
当日は朝から多くの人が集まり、建物内外が活気に包まれました。中でも体験コーナーは、無料の先着枠をめざして、あっという間に行列ができるほどの人気ぶり。会場を巡ると、バルーンや和菓子などの手作り体験に夢中になるご家族の
姿、垂直跳びに挑戦するお父さんへ大きな声援を送るこどもたち、ハイハイする赤ちゃんをやさしく見守り、声援を送るご両親の姿など、あちこちでほほえましい光景が見られました。
来場者からは「去年、祭りのことをSNSに上げている人がいて、今年は知り合いに聞いて来ました」「今日は体力オリンピックをして、射的やバルーンアートもして、ポテトを食べて。すごい楽しんでいます!」「大和ハウスさんが地域の人と一緒に、みんなで触れ合う活動をされているのが素敵ですね」と活動が口コミで広がり、着実に地域へ浸透してきている手応えを感じたと言います。
屋外ステージでは、吉敷鳳翩(ほうべん)太鼓ジュニア部による演奏が披露され、勇壮で力強い演奏に会場から大きな拍手が送られました。士気向上委員会の青木は「和太鼓は、社員のお子さんがチームに所属しているご縁で、『ぜひ参加したい』と声をかけていただいたんです」と、地域との新たなつながりが生まれていることを喜びます。
オーナーさまや協力会社さまとともに、地域の力をひとつに
会場に彩りを添えたのが、戸建住宅や集合住宅のオーナーさま、そして協力会社さまが出店した体験コーナーです。ダイワハウスで建てたご自宅に写真スタジオを構えるカメラマンによる「家族写真撮影会」をはじめ、「バルーンスティック」「和菓子の練りきり」「インテリアフラワー」づくり、「ハンドマッサージ」、協力会社さまによる「クリスマスオーナメント」づくりなど、どのコーナーも大盛況でした。手作業に没頭するこどもたちの真剣な表情や、その仕上がりを見て笑顔になる大人の姿が、会場のあちこちで見られました。
前・地域共生推進委員の四方は「ママになってから起業したオーナーさまなど、地域の個人事業主として頑張っている方が活躍できる場にしたいと思い、お声がけしました。地元の皆さんに知っていただき、ここでのご縁が次の仕事につながればうれしいですね」と出店をお声がけした想いを語ります。体験コーナーは、楽しさを届けるだけでなく、人と人、人と仕事をつなぐ大切な架け橋となっていました。
続けることで見える次の景色
祭りの終盤にはビンゴ大会やお菓子まき・餅まきが行われ、会場には数百人規模が集まるにぎわいに。ビンゴ大会では当たりを手にした来場者の笑顔があふれ、餅まきでは空に向かって歓声が飛び交いました。最終的に来場者は137組435名にのぼり、「ふれあい祭り」はにぎやかな余韻を残して幕を閉じました。
イベントを終えた田中は今後について「できればグループ会社も連携しながら、取り組みを広げていきたいと思っています」と話します。さらに「山口県ではバドミントンなどのスポーツも盛んです。過去に開催して好評だったイベントも参考にしながら、もっと地域の方と関われる場を作っていきたい」と、次の活動のイメージを描きます。
青木も、活動を広げていく可能性を構想します。「山口県は広いので、支店のある山口市まで来るのが難しい方もいらっしゃいます。だからこそ、もう少しコンパクトな形にして地元のお祭りに参加するなど、こちらから地域の中へ出ていくことも大切だと考えています」。大和ハウス工業を知っていただく機会を増やすため、その視点は地域のさまざまな場所へと向いています。
「ふれあい祭り」をはじめとする地域共生活動で、地域の方と顔を合わせ、言葉を交わし、ともに楽しむ。その積み重ねが、山口支店と地域を緩やかに、着実につないでいきます。













