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生物多様性

連載:未来の旅人 「動物福祉」と「卵の大量生産」は両立できるのか。モデル鶏舎「Unshelled」が問いかける畜産の未来

「動物福祉」と「卵の大量生産」は両立できるのか。モデル鶏舎「Unshelled」が問いかける畜産の未来

あなたは今朝、何を食べましたか? 新鮮な卵? ソーセージ? それともベーコンでしょうか。その一品が、どんな環境で育てられた動物から生まれているのか、考えたことはありますか。スーパーに行けば、新鮮な肉や卵、牛乳がいつでも手に入るのが当たり前になっています。ただ、その「便利さ」の裏側には、生産効率を優先した過酷な飼育環境や、短期間で体重を増やすための行き過ぎた飼育管理など、家畜に過度の負担を強いる側面がありました。行き過ぎた"工業的"な畜産のあり方を見直すために、1960年代にヨーロッパで誕生したのが「アニマルウェルフェア(動物福祉)」という概念です。これは、家畜や実験動物、ペットなど、飼育されている動物のストレスを最小限に抑え、行動要求を満たした健康的な生活ができる飼育環境を目指すもの。欧州を中心に、多くの国がアニマルウェルフェアに取り組むようになっています。一方で日本は、世界基準に遠くおよばない状況です。WAP(世界動物保護協会)の2020年版「動物保護指数(API)レポート」によると、日本の畜産動物福祉の評価は最低ランクのGに位置付けられています(畜産ではない動物はEランク)。そこで、日本のアニマルウェルフェアについて考える場をつくろうと2025年1月にオープンしたのが、動物福祉モデル鶏舎「Unshelled(アンシェルド)」です。日本におけるアニマルウェルフェアの現状、Unshelledを通じた活動について、東京農工大学農学部生物生産学科の新村毅教授に伺いました。

    連載:5分でわかる!サステナブルニュース 気になる疑問、調べてみた カーボンニュートラル社会へ向けた"環境のフジタ"の提案。付属棟「続」が開く可能性

    カーボンニュートラル社会へ向けた"環境のフジタ"の提案。付属棟「続」が開く可能性

    未来の建物って、どんな姿をしているんだろう。都心のビル街でも、木の香りや温もりを感じられて、当たり前に脱炭素や自然共生、資源循環がなされている——。そんな"少し先の当たり前"を先取りした場所が、2025年9月に神奈川県厚木市の山あいに生まれました。フジタの技術センター付属棟「続(つづく)」です。柱・梁から床、外壁、内装、歩道に敷き詰められたブロックまで。ここにあるのは、従来の建設の枠を超えて、素材そのものが環境価値を持つ世界です。2026年4月から、GX-ETS(排出量取引制度)が本格的に義務化されることで、企業は「どれだけCO2を出すのか」をもう他人事にできなくなります。カーボンニュートラル社会の実現に向けた経済・社会システムの変革が、法制度や市場メカニズムを通じて本格化する重要な年となります。その"答えのかけら"を集めるための場所として誕生したのが、この「続」でした。「自然を 社会を 街を そして人の心を 豊かにするために フジタは たゆまず働く」を企業理念に、長年にわたって環境技術を磨き続けてきたフジタの次の一手が凝縮された付属棟「続」の全貌とは? フジタのGX戦略部部長の菅原玲子さんに、その背景と狙いを伺いました。

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