大和ハウス工業株式会社

DaiwaHouse

協働事例のご紹介
栃木二宮工場

栃木二宮工場
 アクションプラン(行動計画)
伝統工芸品「真岡木綿」の綿花を次世代へつなぐ

栃⽊⼆宮⼯場は、「伝統⽂化を守りつつ、新たな変化を取り⼊れる事で⼈が集まるマチ」をミライマチ宣⾔として掲げています。伝統⽂化を守ることは、地域の産業を守ることにもつながり、地域に活気が⽣まれることで、より⼈が集まり、⼤和ハウス⼯業と地域がともに成⻑していけると考えています。そのマチを実現するアクションの⼀つとして、地元の伝統⼯芸品「真岡(もおか)⽊綿」を、次世代へ受け継ぐ活動に取り組んでいます。

真岡⽊綿は、江⼾時代に隆盛を極めた後、外国産の綿⽷や綿織物の輸⼊により衰退。昭和61年に復興し、栃⽊県の伝統⼯芸品に指定されました。その復興を担った「真岡木綿工房」とご縁があり、「復興させていくためにも原料となる綿花が⾜りない」と伺いました。近くにあるグループ会社の⼯場でも栽培に取り組んでいると知り、「当工場も⼯場敷地内で綿花を栽培‧収穫し、⼯房へ寄贈しよう」と地域共生推進委員から声が上がりました。2024年の春先から計画を始め、⼟壌の改良、苗を植樹。花が咲き、はじけた実からあふれた綿を秋に収穫しました。

この活動では、全従業員がいかに楽しめる活動にするかを模索しました。栽培する畑は、⼈がよく通る場所に作り、毎⽉、ミライマチ宣⾔の活動レポートでも⼯場内の従業員に周知しました。
「真岡⽊綿収穫祭」と銘打った綿摘みでは、みんなが和気あいあいと楽しみながら作業する姿が⾒られ、⼤成功のイベントとなりました。今後はより多くの綿を寄贈できるように工夫し、いずれは⼯場で採れた綿で作った物を⼯場⾒学に来られたお客さまに差し上げたりしたいという夢も⽣まれました。

さらに、この活動をPRするために市の福祉‧市⺠活動フェスティバルに参加しました。他団体と交流する機会となり、真岡⽊綿の活動を中心に当工場の地域共生活動を参加者の⽅にも知っていただき、対話を通じて、地域の魅⼒を再発⾒することができました 。創業50周年を迎えた栃⽊⼆宮⼯場では、これまでさまざまな地域共⽣活動を⾏ってきましたが、地域の⼈たちと⼀緒に⾏動すれば、私たち⼤和ハウス⼯業だけでは実現できないことも成し遂げられます。共⽣の輪を広げ、地域の伝統⽂化を未来へ受け継ぐために、私たち⾃⾝も新たな変化を取り⼊れていきたいと思います。

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