[大阪府 Kさま邸]
多忙を極め、家に帰れない日も少なくなかったという夫のMさん。
これまでの暮らしを変え、家族が安らげる唯一無二の住まいを築きたい――。
そんな思いから始まった家づくりは、訪れる人を魅了する非日常性と、
家族に寄り添う快適さを兼ね備えた、理想の邸宅へと結実しました。
つながりをデザインした3階建ての住まい
「家で仕事ができる環境を整えて、家族の時間を増やしたい」。共働きのご夫妻の切実な願いが、家づくりの原点でした。旧居近くの大和ハウスの分譲地を購入され、計画は動き始めます。
Kさまが思い描いたのは、家族がゆるやかにつながれる住まい。2階と3階を貫く大きな吹き抜けは、その象徴といえます。上下階で天井材や窓のラインをそろえることで一体感が生まれ、どこにいてもお互いの気配を感じられます。「子どもたちは家じゅうを駆け回ったり、かくれんぼをしたり。吹き抜けで小さなドローンを飛ばして、この大空間を満喫しているようです」と妻のCさんは微笑みます。
リビングとひと続きになったバルコニーは、ご家族にとっての第二の憩いの場。高さ1.8mの壁が外部からの視線を遮り、心からくつろげるプライベート空間をつくり出しています。休日はご家族や友人と集い、バーベキューを楽しむことも多いのだとか。笑顔あふれるにぎやかな時間が、この場所から生まれています。
3階部分に回廊を設けることで、吹き抜けの空間がより広く感じられる効果も


カウンターやボトルラックはフルオーダーで造作。家具はマルニ木工のブリティッシュコレクションで統一し、格調ある雰囲気に

リビングの壁面収納の一番端にある扉を開けると、その奥にはMさんの瞑想ルームが。今ではお子さまたちの絶好のかくれんぼスポットにもなっているそう


主寝室の2つの扉を開け放つと、フロアをぐるりと1周できる回廊になります。腰壁をガラスにすることで吹き抜けの開放感を一層高め、どこにいても家族を近くに感じられる空間となっています
美意識が息づく設えに豊かな時間が流れる
Kさま邸を訪れるゲストは、1階で最初のサプライズに出合います。それは、Mさんの理想を形にしたオーセンティックなバールームです。モールディングで装飾した柱や、英国様式のトラディショナルな家具類でコーディネート。語らいの時間をより深く豊かな思い出へと変える、上質な空間です。地窓のロールスクリーンを上げるとビルトインガレージの愛車が姿を現すという心憎い仕掛けも、ゲストを楽しませます。
バーの隣にはもう一つの隠れ家が。階段の下をくぐった先にひっそりと存在する和室は、ゲストルームとして利用されています。吹き抜けの窓から差し込む光が陰影をつくり、洞窟のような静謐(せいひつ)さを感じさせます。
遊び心あふれる非日常の空間と並行して、ご家族の暮らしやすさも追求されました。お忙しいご夫妻の日々の負担を軽減するため、適材適所に大容量収納を配置し、回遊型の家事動線を設計。美しさと機能性が調和する住まいへと仕上がっています。
日常と非日常が緩やかに重なり合うことで、Kさま邸は住まう人にも訪れる人にも、忘れがたい時間をもたらす場となっています。
「心置きなくバーベキューを楽しみたい」というご要望に応え、奥行きのあるバルコニーを設計。ソファセットを置いてもゆとりある広さが魅力です
茶室のように身をかがめて入る和の空間。洞窟をイメージした有機的なR型の天井と、ダークカラーで統一された設えが、洗練された印象を与えます
フォトギャラリー
3階東側の壁面から居室ドアなどの視覚的なノイズを排し、贅沢な余白を確保しました。キッチンやダイニングから見上げると、視界には計算された美しい空間が広がります。
リビングの壁一面を覆う格子状のあしらいの奥には、大容量の収納スペースが備えられています。生活感をすっきりと隠しながら、空間に豊かな表情を添えています。
Mさんと大和ハウスのスタッフが共にバーを巡り、理想の雰囲気を追求したオーセンティックな空間。一見壁のように見えるロールスクリーンを上げると、ビルトインガレージに面した地窓越しに愛車が姿を現すサプライズが待っています。「会話が盛り上がった頃合いで披露するんです」という演出に、ゲストからはいつも歓声が上がるそう。
鋼製階段がドラマチックな陰影を生み出す玄関ホール。その壁面と同じクロスで仕上げた引き戸を開けると、奥には静かな和の空間が広がります。扉を閉めれば、そこに部屋があることさえ分からなくなる隠し部屋のような設計。Mさんの遊び心が光ります。
キッチンの奥に設けられた、Cさんのための書斎コーナー。棚やデスクはキッチン収納と一体となるよう造作され、空間に統一感をもたらしています。家事の合間のちょっとした作業や、郵便物の一時置きなど、日常のさまざまな場面で活躍しています。
大理石調のタイルで仕上げられたホテルライクな洗面室。掃除のしやすさを優先し、あえてシンプルなシングルボウルを選ばれました。Cさんのメイクスペースを確保するため、ボウルは片側に寄せて配置されています。
ソファとテーブル、プロジェクターを備えた主寝室は、セカンドリビングとしての役割も果たします。子どもたちが映画を楽しんだり、ご夫妻がお酒を片手にくつろいだり。LDKとはひと味違う、多機能なリラックス空間です。
| 商品名 | skye3 |
|---|---|
| 敷地面積 | 174.41m2(52.75坪) |
| 床面積 |
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| ご入居時期 | 2023年12月 |
| 家族構成 | ご夫妻(40代)、長男(11歳)、次男(8歳) |
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