感謝を未来へ〜いま、伝えたい想い〜
中国支社
住宅設計部
広島設計課井上 光弘
大和ハウス社員が、これまでの業務を通じて
感じた感謝の想いを
思い出深いエピソードと
ともに語る特別インタビュー。
中国支社
住宅設計部 広島設計課井上 光弘
2007年に入社し、設計士として広島東支店 住宅設計課に配属。倉敷支店、岡山支店を経て、2023年、中国支社 住宅設計部広島設計課に異動。2021年度に優秀社員社長賞を受賞。インスタグラムアカウント「Top Designer by ダイワハウス」の運営も手掛ける。
Top Designer by ダイワハウス‐Instagram
建築実例をぜひご覧ください
私は入社時から18年間、戸建住宅の企画設計を担当しています。住宅を検討中のお客さまにご要望を伺い、プラン提案、図面・見積作成を行うのが仕事です。ご契約後はインテリアコーディネーターと一緒にカラーセレクトなどを行い、着工に向けて実施図面をつくりこんでいきます。
設計業務は、法令や設備などの知識を常にアップデートしなければならず、大変なこともありますが、いつでも楽しい瞬間に出会える仕事だと思います。
例えば、外観が似ている住宅でも、お客さまのご要望を叶えるために間取りやディテールを工夫することで、一邸一邸、まったく違った建物になります。ヒアリング後の最初の提案プランがハマった際や建物が完成した際など、お客さまに喜んでいただける瞬間はとても嬉しく、やりがいを感じます。一方的に提案するというよりは、一緒につくり上げるということを心掛けています。
設計士の仕事をしていると、常に周りのサポートのありがたみを感じます。若い頃は根拠のない自信があり、自分一人で何でもできると思い込んでいたのですが、歳を重ねるごとに一人でできることには限界があること、皆さんに助けられていることを実感するようになりました。
私も今やベテラン寄りの設計士になり、頼りにされる側の立場ですが、一方で、CADや新しいシステムの使い方など、わからないことは年下の仲間に手を貸してもらうこともあります。チームとして助け合い、感謝の気持ちをもって互いに高め合いながら、仕事ができるようにしていきたいです。
設計士としての成長意欲が高まったきっかけは、最初に配属された広島東支店の先輩の存在です。大和ハウス工業には、一級建築士の資格を持ち、かつ優れた設計力、コミュニケーション力、生活提案力などを有する人財に与えられる「ハウジングマイスター」認定制度があります。通常、支店に1人いるかいないかのレベルなのですが、広島東支店には当時3名のハウジングマイスターがいました。先輩の仕事ぶりを間近で見るうちに、自分もこのレベルに達したいと、やる気を掻き立てられました。
その気持ちを忘れず設計士としての能力を磨き続けたことで、2021年度に優秀社員社長賞を受賞できました。また、社内の全国設計コンペでも複数回入賞し、22年にはついにハウジングマイスターの仲間入りを果たすことができました。
先日、自分のキャリアについて考える研修があり、3名の先輩のエピソードを用いたプレゼンをしました。ハウジングマイスターの先輩の大きな背中を見てやる気になった私が、ハウジングマイスターになるまで成長できた。今度は、自分が後輩たちの目標とされる人物になれるよう、頑張っていきたいと思っています。