大和ハウスグループでは、環境長期ビジョンの実現に向け、環境長期ビジョンからバックキャスティング(逆算)した、2030年のマイルストーンを設置し、中期経営計画の対象期間に合わせて、およそ3ヵ年ごとに具体的な目標と計画を「エンドレス グリーン プログラム(EGP)」として策定し、活動を推進しています。
EGPでは、ステークホルダーの関心度および事業との関連性が高い「4つの環境重点テーマ(社会課題)」を特定し、これらに対して「調達」、「事業活動」、「商品・サービス」の3つの段階において取り組みを進めます。
環境行動計画のあゆみ
環境行動計画の全体像
バックキャスティングによる目標設定
上記4つの重点テーマにおける目標設定にあたっては、当社の創業100周年にあたる2055年に目指すべき姿として策定した「環境長期ビジョン」からバックキャスティング(逆算)するとともに、2025~2040年にマイルストーンを置き、3年後の到達レベルを設定しています。
「エンドレス グリーン プログラム 2021」(2019~2021年度)では、新たに海外も含めた全グループ会社を対象に「環境と企業収益の両立」に向けて、「ライフサイクル思考に基づくグループ・グローバル一体での環境経営の推進」をさらに加速。なかでも脱炭素化に向けた取り組みは、第6次中期経営計画(2019~2021年度)でも方針のひとつに掲げ、重点を置いています。
重点方針
- 1. SBT・EP100・RE100の実現に向け、商品と事業活動の両面から“脱炭素”を推進
- 2. サプライチェーンにおける環境リスク低減に向け、win-winの取り組みを協働
- 3. 事業競争力の向上に向け、環境配慮商品・サービスの開発・普及を推進
- 4. 環境ブランド・ESG評価の向上に向け、戦略的な環境コミュニケーションを推進
- 5. 環境経営の推進に向け、グループ・グローバル一体での環境マネジメントを強化
基本方針
「エンドレス グリーン プログラム 2021」重点方針をふまえ、各テーマ、各段階ごとに基本方針を定めています。
環境行動計画(エンドレス グリーン プログラム 2021)の実績と自己評価