大和ハウス工業株式会社

DaiwaHouse

「船橋塚田プロジェクト(船橋グランオアシス)」(千葉県船橋市)再生可能エネルギー100%の街づくり

地域の方と行う生物多様性保全活動

概要

本工場跡地には、開発地の北側に分譲マンション、賃貸住宅を配し、南西側に戸建分譲住宅街区、南側に商業施設街区を計画した事業面積57,456.19㎡の大規模複合開発プロジェクトです。

大和ハウス佐賀ビル

■プロジェクト概要

所在地
千葉県船橋市⾏⽥1丁⽬50
事業面積
57,456.19㎡(17,380.49坪)
敷地面積
47,601.38㎡(14,399.41坪)
総工期
2018年8⽉〜2021年3⽉
総事業費
約260億円
施設内容
商業施設
分譲マンション:571戸
賃貸マンション:223戸
賃貸住宅:39戸
戸建住宅:26区画

■プロジェクトの経緯

2012年9月 工場閉鎖
2018年7月 土地売買契約 締結
2018年8月 開発許可 取得
2019年11月 造成工事 完了
2021年3月31日 完成

概要

⼤和ハウスグループの街づくり

⼤和ハウスグループは気候変動の緩和と適応に関して、3つの段階(商品・サービス、自社活動、調達)を通じて「脱炭素」を推進しており、大和ハウス工業の創業100周年である2055年には環境負荷“ゼロ”に挑戦する“Challenge ZERO 2055”を掲げています

環境⻑期ビジョン「Challenge ZERO 2055」の詳細はこちら

Challenge ZERO 2055

再⽣可能エネルギー100%の街づくり

当プロジェクトでは、当社環境エネルギー事業本部等を通じ、戸建住宅や分譲マンション、賃貸住宅において、ご⼊居者が利⽤される電気はもちろん、共⽤部や街灯の電気等も再エネ電気のみを供給するとともに、居住街区および商業施設における施⼯時の⼯事⽤電源にも再エネ電気を利⽤します。
供給する再エネ電気は、当社グループが全国で管理・運営する394カ所(発電容量約446MW)※1の再⽣可能エネルギー発電所のうち、2018年10⽉より本格稼働した岐⾩県⾶騨市の「菅沼⽔⼒発電所(発電出⼒約2MW)」で発電した電気※2を中⼼に供給します。当社が同発電所で発電した電気であることを証明する⾮化⽯証書(トラッキング付)※3を購⼊することで、再エネ電気のみを利⽤するまちづくりを実現するとともに、国際的な「RE100」※4のルールにも準拠する仕様とします。

  • ※1 稼働予定を含む2020年12月末時点
  • ※2 菅沼水力発電所と船橋塚田プロジェクト間で特定卸供給契約を結び電気を供給。また、電気が不足した場合、当社グループが管理・運営する他の再生可能エネルギー発電所より電気を供給。
  • ※3 非化石証書は、再エネ発電等に由来する電気が持つ環境価値(温室効果ガス排出がない等)を切り離し、取引可能にしたもの。トラッキング付とすることで、環境価値由来の発電所を特定できる。
  • ※4 国際的なNPO法人「クライメイトグループ」が運営する再生可能エネルギーに関する国際イニシアティブ。

ニュースリリース︓「船橋塚⽥プロジェクト」で「再エネ100%のまちづくり」を開始

船橋グランオアシス

再⽣可能エネルギー100%街づくりのスキーム図

CO2削減効果としては、一般的な建物の排出量合計が2,934.9t-CO2/年とした場合、この船橋グランオアシスでのCO2排出量は750.5t-CO2/年※5となり74.4%の削減効果が期待されます。※6

  • ※5 ガス使用に伴うCO2排出量
  • ※6 商業施設は含まれていません

再⽣可能エネルギーの普及・啓発を⽬指すイラスト

再⽣可能エネルギー100%の街づくりは、現場の仮囲いにもイラストとして掲載しています。こちらについては再生可能エネルギーに馴染みのない大人から子供までわかるような表現としており、施工現場の前を行き交う人に注目していただけるようにデザインされています。当社では再⽣可能エネルギーの普及・啓発にも積極的に取り組んでおり、今後も多くの施⼯現場でクリーンな電⼒を活⽤した街づくりを⾏っていきます。

現場仮囲いに描かれたイラスト

概要

当社の分譲マンションブランド「プレミスト(PREMIST)」は、資産性が⾼く社会やお客さまにとってより付加価値の⾼い環境や防災に配慮したマンションをご提案しています。

「プレミスト船橋塚⽥」では環境負荷低減に向けて様々な先進的な取り組みを実施します。主な取り組みは
①ピークカット
②需要に合わせた出⼒調整
③リアルタイムインジケーター
の三つになります。

「プレミスト船橋塚田」の詳細はこちら

2020年8月撮影

分譲マンション街区

①ピークカット

通常時分譲マンションの使用電力が増加する時間帯には、太陽光発電システムからリチウムイオン蓄電池に貯めた電力を放電し、共用部の電気に使用することでマンション全体のピークカットを自動的に実施します。また停電時には、リチウムイオン蓄電池から特定の機器に電気を供給する仕組みを取り入れました。

  • 余剰分はマンション共⽤部で利⽤
  • マンションの電気使用量の時間帯に、蓄電池の電力を⼀定量放電しピークを抑制

  • 停電時には、特定の機器に電力を供給

②需要に合わせた出力調整

分譲マンション全体のエネルギー使用状況を監視し、デマンドコントローラーに設定した容量より超過が予想される場合、空調をコントロールします。

③リアルタイムインジケーター

「今、どのくらいの電気を利⽤しているの︖」に応えるリアルタイムインジケーターを各戸に設置しており、電⼒の利⽤状況を⾚・⻩・緑の⾊でリアルタイムに住⺠に知らせます。表⽰と併せて、電力負荷に応じて変動料金となる仕組みを取り入れており、無理のない節電⾏動が電気代の削減に繋がるようになっています。

概要

エネルギーを⾃給する街

当社が取り組む、「エネルギーを⾃給する街」は、“まちで「つかう」エネルギーはまちで「つくった」エネルギーで”をコンセプトに掲げています。⾃らが作ったエネルギーは売るのではなく、街区内で消費をして地産地消ができる街づくりを⽬指しました。

戸建住宅間で電⼒融通

セキュレア船橋グランオアシスでは、戸建住宅間で「電力融通」する街区が誕生します。当社は、過去にもセキュレア豊田柿本(愛知県豊田市)で「電⼒融通」の街づくりを実現しており、今回はさらに戸数を増やし先進の技術を⽤いた取り組みとなっています。住宅単体ではエネルギーの効率的な利⽤に限界がありますが、街区単位で取り組むことでより効率的なエネルギー消費が可能となります。「セキュレア船橋グランオアシス」は、まちで創った電⼒をまちでできる限り使うことで、「再エネの暮らし」を⽬指していきます。
全ての戸建住宅には太陽光発電、リチウムイオン蓄電池、設備機器を効果的に制御するためのマネジメントシステムおよびインターネット通信網を導⼊します。セキュレア豊田柿本(分譲済)と同様の融通街区を構成していますが、本事例では街区を増やしさらにAIを⽤いたより⾼度なエネルギーマネジメントシステムを開発し導入しています。

本事例では当社がこれまでにスマエコタウンで培った住宅分野での制御技術と、株式会社ファミリーネット・ジャパン(FNJ)が電⼒供給サービスやインターネット提供サービスで培った知⾒を組み合わせることで実現されたものです。26区画を5つのグループに分け、太陽光発電の電⼒と蓄電池の放電電⼒は東京電⼒パワーグリッド(東京電力PG)が買い取り、需要場所には大和ハウス工業が電力を供給し、FNJが一括受電の仕組みを活用し各住宅に配電します。また、引込分電盤から電⼒だけでなく通信を引き込むことで、通信サービスも⾏います。
セキュレア豊田柿本(分譲済)のデータ分析からさらに制御機能を追加し、各戸の太陽光発電の発電状況や電⼒利⽤状況にカレンダー/気象情報などのデータを追加し、これをクラウド上の「AI」が分析することでより⾼度にリチウムイオン蓄電池や給湯器を最適に遠隔制御することができます。これにより、お客さまは生活スタイルを意識することなく、自宅の自家消費率を最大化することができます。

概要

賃貸マンション「ロイヤルパークス船橋」/低層賃貸住宅では、当社の再エネを使い住まうお客さまに再⽣可能エネルギー100%の電気を供給します。

担当者の声

再生可能エネルギー100%で
脱炭素の街づくりを推進していく

船橋グランオアシスは、施工段階を含むまちで使用する電力のすべてを再生可能エネルギー100%で賄うまちを実現しました。近年、集中豪雨や猛暑日が多く発生するなど気候変動による影響は、私たちの取り巻く生活や企業活動に大きな影響を及ぼしています。2015年に採択されたパリ協定以降、世界各国で気候変動への取り組みが強化されており、私たち企業に求められる役割や期待も高まっています。今後も、様々な形で環境に配慮した街づくりを進めていきます。

東京本社 東京都市開発部 企画統括部まちづくりグループ 渡邊 大吾

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