2023/12/12
ニュースレター
大和ハウス工業株式会社
代表取締役社長 芳井 敬一
大阪市北区梅田3-3-5
■分譲マンション・ホテル・商業施設・教育施設・医療施設等の大規模複合開発プロジェクト
「マールク新さっぽろ」完成 |
大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:芳井敬一)は、大和リース株式会社(本社:大阪市、社長:北哲弥)と、医療法人脳神経研究センター新さっぽろ脳神経外科病院(所在地:札幌市、理事長:中川俊男)、医療法人新札幌整形外科病院(所在地:札幌市、理事長:吉本尚)、社会医療法人交雄会メディカル交雄会新さっぽろ病院(所在地:札幌市、理事長:三井慎也)、学校法人札幌学院大学(所在地:江別市、理事長:安孫子建雄)、学校法人滋慶学園札幌看護医療専門学校(所在地:東京都江戸川区、理事長:浮舟邦彦)の6者(以下:当コンソーシアム)とともに北海道札幌市において、2019 年3月より、分譲マンション・ホテル・商業施設・教育施設・医療施設等からなる大規模複合開発プロジェクト「マールク新さっぽろ」の開発を進めてまいりましたが、このたび、全ての街区が完成しました。
「マールク新さっぽろ」は、JR千歳線「新札幌駅」と地下鉄東西線「新さっぽろ駅」周辺に位置しています。「商業、ホテル、予防医療・地域医療、タワーマンション、子育て、産学連携、教育の7つの成長エンジン」をコンセプトとし、約55,700㎡(一部借地含む)を有した敷地を2街区に分け、G街区に大学や専門学校などの教育施設、I街区に共用駐車場、医療施設4棟、分譲マンション、ホテル、商業施設を開発した大規模プロジェクトです。 今後、「マールク新さっぽろ」は、多世代が集まる地域住民との交流拠点として、新たな賑わいを創出するとともに、「みんなでまるごと、健康をつくるまち」をスローガンに掲げ、住民が安全・安心・快適に暮らせるまちづくりを行います。また、地域に開かれた場として、学生や地域住民を中心とした交流イベントを開催するなど、エリアマネジメント活動をさらに推進し、先導的で独自性の高いまちづくりを目指します。 |
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■開発経緯 当コンソーシアムは、札幌市が進める「札幌市まちづくり戦略ビジョン」に基づいた「市営住宅下野幌団地」跡地の公募提案型売却に応募した結果、2017年3月に最優秀提案者に選ばれ、2018年12月に札幌市と公有財産売買契約を締結。2019年3月よりG街区の造成工事、2019年5月よりI街区の造成工事に着手しました。 |
【「マールク新さっぽろ」周辺地図】 |
■「マールク新さっぽろ」のポイント 1.大学と専門学校を中心に、地域交流と産学連携を推進するG街区 |
G街区は、学校法人札幌学院大学と学校法人滋慶学園札幌看護医療専門学校の2つの教育施設で構成されています。 文系総合大学である学校法人札幌学院大学は、地域住民にも開かれた「都市型・開放型」キャンパスとして運用されています。大学内に設置された社会連携センターや図書館、カフェテリア、キャンパス広場は一般開放し、地域住民との交流拠点としても活用されています。 | ![]() |
学校法人滋慶学園札幌看護医療専門学校は、「看護学科」「視能訓練士学科」「歯科衛生士学科」「臨床工学技士学科」の4学科を設け、「マールク新さっぽろ」内の医療施設と産学連携協定を締結し、施設見学や見学授業、臨床実習などを実施しています。 両校は、学術交流協定を締結し、教職員の交流による授業ノウハウの共有や学生の交流、共同研究授業の実現に向けた協力体制を確立させています。 |
2.商業施設やホテル、分譲マンション、医療施設が屋内空中歩廊でつながるI街区 |
I街区は、分譲マンション「プレミストタワー新さっぽろ」とホテル「ラ・ジェント・ステイ新さっぽろ」、商業施設「BiVi新さっぽろ」、共用駐車場「D-Parking新さっぽろ駅前」、「医療法人脳神経研究センター新さっぽろ脳神経外科病院」「医療法人新札幌整形外科病院」「社会医療法人交雄会メディカル交雄会新さっぽろ病院」「D-スクエア新さっぽろ」の医療施設4棟で構成されています。医療施設は、地域に根差した医療や専門性の高い医療を提供し、地域住民の健康な生活をサポートしています。 「D-スクエア新さっぽろ」の1階には、北海道ガス株式会社が運営する「新さっぽろエネルギーセンター」を設置し、I街区一帯のエネルギー(※1)を集中供給しています。AIを活用した高度なCEMS(地域エネルギーマネジメントシステム)による省エネの推進と、耐震性・耐久性に優れた熱導管・ガス 管を導入した強靭なインフラによる安定した供給により、非常時においても地域の安全・安心な暮らしを支えます。(※2) | ![]() |
また、大浴場も備えた総客室数172室のホテル「ラ・ジェント・ステイ新さっぽろ」は、観光やビジネスの拠点として活用いただいています。ホテル前には、様々なイベントが開催される広場「アクティブガーデン」を整備し、地域活動や地域の交流の場として利用いただいています。あわせて、商業施設「BiVi新さっぽろ」は、スーパーマーケットや雑貨、飲食店など34店舗が出店(2023年12月10日時点)したほか、館内の中心部には、飲食やイベントなどが楽しめる室内公園「BiVi PARK(ビビ パーク)」を整備しました。 各施設は、まちのシンボルである屋内空中歩廊「アクティブリンク」でつなぎ、季節や天候に左右されることの無い安全な歩行者動線を確保しました。 ※1. 天然ガスを燃料とするコージェネレーションシステムで発電し、その排熱も有効活用して電力・温 水・冷水等を供給。 ※2. 災害時に停電が起こった際にも電気は通常の約60%、熱はほぼ100%の供給を継続可能。 |
■「マールク新さっぽろ」全体概要
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■G街区 【大学概要】
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【専門学校概要】
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■I街区 【医療施設概要】
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【共用駐車場概要】
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【ホテル概要】
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【商業施設概要】
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【分譲マンション概要】
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以上