大和ハウス工業株式会社

DaiwaHouse

DXアニュアルレポート2025

バックオフィスのデジタル化

シン働き方改革

目的、ビジョン

「2024年問題」をきっかけに“働く負担”の軽減を目指し、本社部門が部門横断で改善に取り組むため「シン働き方改革」プロジェクトを発足しました。
2025年度は働く負担のさらなる軽減と、AIを含むIT技術を生かした業務効率の向上を実現していきます。抜本的な解決策を実行し、現場の業務効率を高めることで、従業員が最大限のパフォーマンスを発揮できる付加価値の高い時間をつくりだし、会社全体の成長を支えます。

取り組みの全体像

(1)体制

プロジェクトオーナーの経営管理本部長(代表取締役副社長)、経営戦略本部長などでスコアリングコミッティを組成し、本社各部門の横断プロジェクトチームを結成しました。情報システム部門役員がプロジェクトリーダーとして、推進コア部門と関連部門や事業本部・事業所メンバーとが連携して推進しています。

(2)プロジェクト宣言

事業現場へ提供する価値を本気で創出するため、プロジェクト基本原則として以下の“プロジェクト宣言”を定め、これらの方針のもとに推進しています。

図1:プロジェクト宣言

これまでの取り組み、効果

現場の声を最優先として下記①~④の取り組みから着手しました。

  1. 従業員からの不満・改善要望
  2. アンケートから“課題30テーマ抽出”
  3. 優先テーマ選定のための“全従業員投票”
  4. 優先テーマ選定

既に着手、実装できた改善内容については、プロジェクトの社内共有サイトで公表し、随時、現場の評価やフィードバックを受けながら、事業現場が実感できる改善となるように取り組みをアップデートしています。

2024年度は、多くの従業員が抱える困りごとから、クイックに解決できる問題を中心に取り組みました。

今後の展開

2025年度は、より改善効果の高い問題解決により、本社部門横断の抜本的な働き方改革を進めていきます。

2つの取り組み

「無くしても問題ない業務は無くし、本当に必要なことだけを求める」⽅針を掲げ、
全社的な業務負荷軽減を⽬指す

“削減可能と考える業務”について全社員アンケートを実施し、意見を収集しました。
現在、本社部門横断で抜本的に検討が必要な意見について着手しています。

本当に必要な社内報告を定義し、それ以外の文書&報告業務を発生させない

社内報告の件数を調査したところ、1年間で4,000件近くもの報告があることがわかりました。
現場がお客さまと向き合う時間を確保するため、社内報告業務の削減に着手しています。

プロジェクトの社内共有サイトには“サポートメンバーの募集”を掲載し、現場の声がより本社に届く仕組みを作りました。
すべての従業員へより“心躍る”“ストレス”ない働き方を実現すべく、継続中の優先テーマやそれ以外の改善テーマについても、順次、取り組みを推進していきます。

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