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土地活用ラボニュース 鹿児島・鹿児島市編

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母が決断!先代から引き継いだ土地の納得活用とは!?

公開日:2018/12/25

歴史ある事業や建物が、社会のニーズや時代状況の変化によって、土地活用手法の決断を余儀なくされることは、常に起こりうることです。特に昨今、後継者不足や建物の老朽化などによって、こうしたケースは非常に増加しています。
今回紹介する事例は、60年にわたって経営されてきた病院の閉院をきっかけに、新たに11階建てのテナント付き賃貸マンションを建設した実例です。

60年間続いた病院を閉院し賃貸マンションを建築

鹿児島県鹿児島市、九州新幹線の終着駅、鹿児島中央駅から徒歩1分の場所に、敷地面積およそ153坪、11階建て、1階と2階にはテナント、10階までは賃貸マンション、そして最上階はオーナー様の自宅となっている「DGrande鹿児島中央」があります。

以前は築およそ60年の自宅兼病院でした。終戦直後のころ、何もないところから病院を建て、現在のオーナーである肥後様とご主人、ご子息とで2代にわたって60年間続けてこられた病院でしたが、後継者不在と建物の老朽化により閉院。先代から受け継いだこの土地の新たな活用を迫られました。それでも、建物への想いもひとしお、肥後様はなかなか決心がつかず、踏み切れなかったそうです。
しかし、このまま放っておいても固定資産税がかかるばかりです。相続税も、周辺の土地価格が値上がりした影響もあり、ご主人からの相続の際にも莫大な相続税が負担となったといいます。こういうことが次の代にも及ばないようにするにはどうすればいいか、かつ、この土地をどうしたら守り続けることができるか、これらの課題に対して何か対策を施すことができるのかを考え抜かれました。

今回のプロジェクトを担当した大和ハウス工業の加藤は、後世にまでこの土地を残すことができる有効活用とは何かを考えました。
この地は鹿児島中央駅に徒歩1分、新幹線にもすぐに乗ることができ、空港行きのバスもすぐそばにあることから、ビジネスユースには非常に便利な立地条件でした。ただし、ホテルは近隣にも多く、競合も多いため、あまり競争をしたくないと考えました。また、オーナー様の意向も、訪れる人が毎日変わるのではなく、限られた方と生活したいという気持ちも持っていました。

その結果、単身向けの賃貸を10戸、家族向けの賃貸を10戸、計20戸というプランを提案しました。さらに、収益性を考慮して、1、2階のテナント部分には大和リビングの鹿児島営業所を誘致するという計画も立案しました。

想いを引き継ぎ、相続税対策にも有効

この提案は、オーナー様に満足いただき、相続税対策にも効果的なことから決断されました。
大和ハウス工業の加藤も「大和ハウスグループを信頼していただけたのではないでしょうか。最上階にオーナー様が住まわれますし、大和リビングという大和ハウスグループの会社が店舗として借りることに対して、安心感を持っていただけたのではないかと思います」と自信を持って語っています。

オーナー様のご自宅はバリアフリー仕様となっています。広いバルコニーの水回りには、旧家屋の外壁材を一部再利用し、愛着のある水鉢もそのまま移転しました。家族の思い出が詰まった大切な土地、その想いを引き継ぎ、有効な相続対策も実現した今回の土地活用に対して、オーナー様のご息女も次のように語ります。

「私も母もそうですが、そもそも加藤さんとの信頼関係ができたのが大きかったです。ゴマをするわけではないですが、何かあったらすぐ電話したら聞いてくださるという安心感があり、いろんな意味でスムーズに運んでいったと本当に思います。」

またオーナー様も「税理士さんにしても、加藤さんにしても、本当に良い人に恵まれました。本当に感謝しています」と語られました。

愛着のある土地を維持するためには、信頼関係に基づいた、将来を見据えた税務対策が重要です。どのような活用が適切なのか、しっかりと提案できるパートナーを選ぶことが成功への第一歩です。詳しくは大和ハウス工業へご相談ください。

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