2022/11/21
ニュースレター
大和ハウス工業株式会社
代表取締役社長 芳井 敬一
大阪市北区梅田3-3-5
研修施設「大和ハウスグループ みらい価値共創センター」が
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大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:芳井敬一)は、研修施設「大和ハウスグループ みらい価値共創センター」が、「令和4年度気候変動アクション環境大臣表彰」の「先進導入・積極実践部門(緩和・適応分野)」において「気候変動アクション大賞」を受賞しましたのでお知らせします。なお、当社の「気候変動アクション環境大臣表彰」受賞は、3年連続となります。
「大和ハウスグループ みらい価値共創センター」は、気候変動の緩和のために設置した、省エネや再生可能エネルギー設備など最先端の環境配慮技術により、ZEB Ready(※1)を実現した施設です。さらに、レジリエンス性の高い外構緑地や、周辺住民への環境教育などを導入し、地域の気候変動適応力の向上を図っています。こうした取り組みが高く評価され、この度の受賞となりました。 当社グループでは、創業100周年となる2055年を見据えた環境長期ビジョン「Challenge ZERO 2055」を策定し、グループ、グローバル、サプライチェーンを通じて「環境負荷ゼロ」の実現を目指しています。SDGsと事業を統合した企業経営が求められる中、当社グループは脱炭素社会への取り組みを加速させることで、持続可能な社会への貢献を果たしていきます。 ※1. 再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量から、50%以上の一次エネルギー消費量を削減した建築物のこと。 |
●「気候変動アクション環境大臣表彰」について 「気候変動アクション環境大臣表彰」は、「気候変動の緩和」および「気候変動への適応」への取り組みに関して、優れた功績のあった個人または団体に対して、環境省が表彰するものです。 1998年度に「地球温暖化防止活動環境大臣表彰」として開始されましたが、昨今の社会における気候変動対策の動向等を踏まえ、2020年度(令和2年度)に「気候変動アクション環境大臣表彰」にリニューアルしました。 環境省 報道発表資料(2022年11月18日): https://www.env.go.jp/press/press_00817.html |
●「大和ハウスグループ みらい価値共創センター」の概要 所在地:奈良県奈良市西九条町4丁目1-1 延床面積:17,048.07m²(5,157.04坪) 敷地面積:18,251.37m²(5,521.03坪) 階数:地上4階建て 愛称:コトクリエ 開所日:2021年10月1日 URL:https://www.daiwahouse.co.jp/kotokurie/
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【建物外観】 |
●「大和ハウスグループ みらい価値共創センター」の主な取り組み 1.省エネと再エネ活用によりZEB Readyを実現(気候変動の緩和) 「大和ハウスグループ みらい価値共創センター」は、ZEB Readyを実現し、日本で初めて国内外の環境認証5つを取得した(※2)、気候変動の緩和に寄与する施設です。 本施設では、地下水を建物の空調に利用する帯水層蓄熱システムなどの先進的な技術の導入や自然通風、昼光利用などによる徹底した省エネを図るとともに、屋根に配置した太陽光発電設備100kWや太陽光集熱パネルによる再生可能エネルギーの活用にも取り組んでいます。さらに、太陽光発電設備で賄いきれない電力は、当社グループが運営する発電所由来の実質再生可能エネルギー100%の電気を使用し、再生可能エネルギーによる自給自足を実現しています。 ※2. 国際的な環境認証「LEED®」(環境配慮に優れた建築物であるグリーンビルディングを評価する認証)、「WELL®」(建物を利用する人の快適性や健康への配慮を評価する認証)、「SITES®」(ランドスケープの持続可能性を評価する認証)の3つを日本で初めて同時取得し、国内認証の「JHEP」(生物多様性)と「BELS」(省エネ)も取得。 |
2.自然災害に配慮し地域にも貢献(気候変動への適応) 「大和ハウスグループ みらい価値共創センター」は、地域におけるレジリエンス性を向上する設備の導入や施設の運営を行っています。 設備面では、雨水浸透能力を高めた植栽スペース「レインガーデン」を外構緑地に設け、豪雨時でも周囲に対する影響を最小化して地域の水害対策に貢献し、貯めた雨水は水景や散水などに有効利用しています。 運営面では、地域住民や学生を対象として、環境に優しい家作りのワークショップや、生物多様性に配慮した本施設の庭を巡るツアーなどを実施し、環境意識を高める取り組みを行っています。 |
【レインガーデン】 |
●当社の「気候変動アクション環境大臣表彰」受賞実績(※3)
※3. 前身となる「地球温暖化防止活動環境大臣表彰」は、2007年、2009年、2019年に受賞しています。 |
以上