「殿町プロジェクト」が「都市のオアシス」に認定されました

　川崎市と連携して殿町地区の国際戦略拠点「キングスカイフロント」で開発した「殿町プロジェクト」（名称：Research Gate -TONOMACHI-）が、2024年４月17日、公益財団法人都市緑化機構が実施する緑の認定制度「SEGES（社会・環境貢献緑化評価システム）」にて「都市のオアシス」に認定されました。

　「SEGES（Social and Environmental Green Evaluation System）」とは、企業などによって創出された良好な緑地と日頃の活動、取り組みを評価し、企業緑地の価値を見える化する制度です。「そだてる緑」「都市のオアシス」「つくる緑」の種類で構成され、社会・環境に貢献し、良好に維持されている緑地として認定します。

■評価・講評委員からの講評（抜粋）
・多摩川河口に近い工場跡地の再開発事業として、構
　想当初からしっかりと緑地を形成する計画を練って
　再開発を進めた成果が表れている。
・近隣の都市公園とのつながりを考慮し、地域住民に
　も開放している点や24時間有人常駐管理を行い、安
　全面にも配所している点を高く評価したい。
・ホテルなどの民間施設と都市公園が一体的に整備さ
　れており、利用者にとって心地良い空間になってい
　くことが期待される。
・研究者や就業者、市民に親しまれる設計となってい
　るとともに、隣接する殿町第2公園との一体性、連
　続性にも配慮された質の高い緑地空間が形成されて
　いる。また、壁面緑化や雨水貯蓄など環境面にも配
　慮されており、その取り組みも評価される。

■「殿町プロジェクト」について
　川崎市と連携し、「賑わい・交流機能」の創出をテーマに、約46,000㎡の敷地に研究施設4棟、ホテルを開発したプロジェクトで、2023年11月に完成しました。
　敷地に隣接する南北2つの街区公園を緑のプロムナード（遊歩道）でつなぎ、誰もが自由に回遊できる官民境界のない一体的な緑地空間を形成しています。研究者・ホテル滞在者・近隣住民などいつでも集える良好な緑地空間を創出しました。

カテゴリ：

タグ：

このような記事も読まれています。